小学生の子供にiPhoneを持たせる? 位置情報などの便利設定

最近は子供もケータイというかスマホを持っている子が多いですよね。我が家では小学校4年生から状況に応じて持たせるようにしました。どのようにして持たせているかご紹介したいと思います。

「自分のスマホが欲しい!」というお子さんがいて迷っていたり、「持たせたほうが緊急で連絡が取れていいんだけど、どうしようかなあ」という悩みがあったりする方の参考になれば幸いです。

子供にiPhoneを持たせる場合の用途と設定

子供が単にスマホが欲しいから、という理由で持たせるには小学校はまだ早いかなあというのが私の考えです。(もちろん、各ご家庭でいろいろな考えはあると思います)

ただ、特定の用途で必要な場合は子供にiPhoneを持たせてもいいかな、というか持たせたほうがいいかな、という考えを持っています。

iPhoneで子供が使う用途

将来どうせスマホ使うんだから、子供が親を避けたがる思春期な年頃になってからよりも、親がほとんどコントロールできる年齢からスマホの便利さと怖さを教えるためにも、今から使わせることはいいことだと思います。

それでは紹介します。こうしてあらためて確認すると意外とアウトプット作業として使っていますね。

位置情報を確認

塾へ通っているのですが、電車で1人で行くこともあります。その際、「探す」アプリで子供の位置情報を親のiPhoneに共有することで、子供の居所がわかります。

さらに、「◯◯駅に着いたら通知する」という機能もあるので、塾の最寄り駅に着いたら通知が来るよう設定しておけば安心です。

またFaceTimeでいつでも緊急連絡が可能なのも安心です。

お出かけ時の連絡用

買い物へ行く時、まれに親と子で別行動をとることがあります。その時の連絡用として使います。

電子辞書

辞書は紙の冊子の辞書を使ったほうがいい!というのはもう昔の話。電子辞書を使ったほうが圧倒的に時短になりますし、辞書も本棚の場所を占有しません。

辞書のインデックス情報から欲しい情報を検索する能力よりも、Web上の検索能力を高めるほうが生活改善にも繋がりますね。

メモ

意外とメモを使っているようです。Appleの純正メモですが、思いついたことをさっと記録したりしています。

今思ったことをさっとメモしておけば、頭でその分の記憶をする必要もなくなり、頭を有効活用できますし、「さっき思ったことなんだっけ?」っていうストレスからも解放されます。

これは子供だからじゃなくて、大人でも大切なことですよね。

動画編集

自分でゲーム実況を集力してiMovieやLumafusionで編集してYou Tubeにアップしています。ユーチューバーに憧れているのでしょうか、笑

さらに「よくiPhoneの小さい画面で動画編集するわ〜」と呆れを通り越して感心してしまいます。

もちろん、Googleのアカウントは持たせていませんので、YouTubeへのアップは親が私が動画内容をチェックしてから、私がアップしています。

自分で音声を入れて、動画を切り貼りして、テロップを入れて、とこういうクリエイティブなことを小さい頃からするのはすごくいいと思います。しかも無料でできちゃうんですから。

Keynoteでスライド作成

これは動画編集の延長みたいなもので、画像を取り込んで、文字や図形をアニメーションしたりしてスライドショーを作っています。

KeynoteはMicrosoftのPowerPointみたいな資料作成ツールですね。これも将来絶対使うことになるので今から慣れておくのはいいことだと思います。

動画視聴やゲームなどのエンタメ

まあ、これはしょうがないですよね。でも自分で勝手にできないようにしています。親の許可があってからじゃないとYouTubeもゲームもできないよって言い聞かせ、さらにそのように設定しています。

スクリーンタイムで制限を設定

iPhoneにはスクリーンタイムというアプリの使用を制限する機能があります。子供に使わせるときはこのスクリーンタイムで全てのアプリの使用可能時間を制限時間1分にしています。(0分はできないみたい)

ただし、常に使用可能なアプリとして、メッセージ、FaceTime、マップ、メモ、計算機はOKにしています。

いわゆる「ホワイトリスト方式」ですね。全てNGにして特定のものだけOKとする方式です。手間はありますが、確実に使用アプリをコントロールできるのでおすすめです。

また、YouTubeやゲームをしたいという場合は許可制なので、親がOKした際に15分間だけ制限を解除してあげます。これも指定アプリのみ可能なので便利ですね。

ファミリー設定で子供用のAppleIDを自分のファミリーにしておけば、自分のiPhoneからも子供用のiPhoneのスクリーンタイムが設定できるので、便利です。

子供にiPhoneを持たせるデメリット

ズバリ、iPhoneを落として無くす可能性がある事、くらいです。

「え、もっとあるでしょ。ずーっとスマホ触っちゃうとか」

いえいえ、それはリスクじゃないと思いますよ。

子供が可処分時間をスマホに奪われる(つまり、子供がスマホばっかり触っちゃうってことですね)事が親の心配事で、子供にスマホを持たせるかどうかの悩むポイントだと思います。

また、ネットでいろんなサイトを見て子供が未ちゃいけないものを見ちゃうんじゃないか、というのも悩みのポイントですね。

そしてSNSやゲームで知らない人と繋がってしまうのが心配、という悩みもあると思います。

これってスマホだけじゃないですよね。ニンテンドースイッチを使わせていても同じですし、そもそもそうした悩みと感じる部分を子供の頃からしっかりと教育していおく必要があると思います。

だって、将来絶対スマホ持つんだから。大人になってからスマホのゲームにハマって可処分時間の大半を消費し課金しまくって、なんてことにならないように今から「スマホばっかり触ってるから他にやりたいことできなかったでしょ。」とか「知らない人から声かけられて返事したらさらわれちゃうかもよ。」とか「ネットに書いてあることは全部が本当じゃないから、ちゃんと疑ってかかりなさい」などなど、そういうふうに教育するいい機会だと思います。

逆にメリットと言ってもいいと思っちゃいます。

iPhone7を大事そうに使ってます

小学校高学年でどれくらいの人が自分専用のスマホを持っているのかわかりませんが、本人的にはやっぱり嬉しいのか、5年前に買った私のお古のiPhone7を大切そうに使ってます。

バッテリーも弱ってきてて、おそらく処理スピードも下がってきてると思うんですけどね。

SIMも安いプランで容量少なくても位置情報とiMessageとFace Timeくらいはできるのでね。

わざわざ新品を買って与えるまであないけど、自分のお古を使わせてあげておくのはいいんじゃないかって思います。