第2世代AirPods Proは初代から何が変わった?買う前にちゃんと調べてみた

私もほぼ毎日愛用しているAirPods Proが第2世代へ生まれ変わり、9月23日に発売されます。

初代は2019年発売ですのでもう3年経ってるんですね。

私は2020年10月に買ったのでもうすぐ2年になります。AppleCareに入っているので、期間内にバッテリー交換を依頼してみようと思います。

そうするとあと2年、3年は使えるのかな?そのまえにケースのバッテリーが劣化しちゃうかな?

ともあれ、私のように初代を使い続けようとしている人もいれば、もう買い替えようとか、今回の新製品発売を機にAirPods Proデビューをしてみようという人もいると思います。

そこで、今回は自分のためにも初代と第2世代のAirPods Proは何が変わったのかやそもそもAirPods Proってここがいいんだよねっていうレビューを書いてみようと思います。

値上がりしたAirPods Pro

発売時は30,000円だった価格も価格改定後は39,000円ほどになり、今回の第2世代では40,000円となりました。

ワイヤレスイヤホンに4万円って・・・・。ちょっと尻込みしちゃいます。

第2世代発売後は第1世代の店頭在庫を安く販売する店舗もあるかもしれませんので、家電量販店やネットショップなどを探してみるのもいいかもしれません。

まず第1世代と第2世代の変更点を見てみましょう。結果的には日本で値上がりしているので、その分機能がアップしていれば納得感も得られるってものですよね。

H2チップ搭載

搭載チップはH1チップから新型H2チップへ変更されました。実際チップの変更がわれわれにどのようなメリットが有るのかというのは意外とわかりにくいので、性能が上がったんだろうなあ、という感じです。使っている分には気にならないポイントですね。

Bluetooth5.3へ対応

Bluetooth5から5.3へアップデートされました。今回のiPhone14も同様にBluetooth5.3が搭載されています。ただ、5から5.3になってどのようなメリットが有るのかはAppleの発表会では明示されませんでしたので、イマイチ良さはわかっていません。こちらは将来的にメリットが出てくるかもしれないので、「5.3に対応してるんやなあ」って覚えておいた方が良さそうですね。

バッテリーの持ちは向上

新品時のバッテリーの持ちが1時間ほど伸びました。新製品はAirPodsに限らずバッテリー駆動時間は伸ばしたスペックで発表されますよね。ただ、使い方によって劣化具合も変わりますから、新品時の性能であって、いずれにせよ充電回数が増えるとバッテリーも劣化しますし、初代のバッテリー持ちで満足している私からするとあまりメリットはないかなあという感じです。

ノイズキャンセリングが2倍強力に

ノイキャン性能が向上に、2倍強くなるとのことです。ただ、初代もノイキャンはそこそこ強く、空間オーディオ対応のアップデートされたときにノイキャンが弱くなったなんてレビューも複数ありましたから、これはどの程度強くなったのか、また将来的にファームウェアのアップデートなどで強さが変わってしまったりするのか、が気になるところです。

私が持っている初代AirPods Proのノイキャンは個体差があるのかそれほど強くなく普通に外音が聞こえるので、さらにノイズが消えれば嬉しいなとは思います。

また、ちょっと見方を変えるとそれなりにノイズ除去をしてくれつつ、ある程度外音は取り込むため安全性はあるなと思ったりします。

外音取り込みから環境音除去

ノイズキャンセリングとは逆に外音取り込み機能がAirPods Proにはあります。お店で買い物したり、電車のアナウンスを聞いたりなど、ノイキャンからさっと外音取り込みを切り替えることで、外の音をAirPods Proのスピーカーから聞くことが可能な便利機能です。

今回第2世代になることで外音取り込みをしつつ、環境音のノイズは除去するということで、Appleの発表会を見ている限りでは便利そうな機能でした。

工事現場の音とか、車の走行音とか、そうした音を除去してくれるのかなという印象でした。もしそうならかなり嬉しいアップデートです。

本体で音量調節が可能に

これは待ってました!というかなんでProにはついてないの?って思っていた機能です。

第1世代のAirPods Proでは感圧センサーにより再生、停止、曲送り、曲戻し、ノイズキャンセリングと外音取り込みの切り替えができました。そうなんです。AirPods Pro単体では音量調整ができなかったんです。

音量調整するにはペアリングしているiPhoneやiPad、Mac、AppleWatchの本体の音量を調節するか、iPhoneとAirPods ProやAppleWatchをペアリングしている場合はAppleWatchで音量調整するか、Siriへ音声でお願いするか、という方法でした。

いずれも外部デバイスを使っての音量調整なので、外で歩いているときや家で水仕事をしているときにさっと音量調整したいときに困ってました。

今回第2世代でついにAirPods Pro本体のタッチセンサーでスライドすることで音量調整できるということで待ってました!という感じ。これだけでも買い替えたくなっちゃう。

ただ、AirPods Pro本体を不意に触って音量が大きくなったりなど、ちょっと操作に関する懸念もあります。これも実際の操作感がどのようなものなのかを試してみたいところですね。

ケースに耐水性がついた

これまでAirPods Proのイヤホン本体はIPX4という耐水性能があって、汗だったり、小雨程度であれば濡れても大丈夫だったので、これが結構重宝しました。

ただ初代はケースが耐水性がなく外で使ったり濡れた手で触るのはかなり注意していましたが、第2世代ではケース自体に耐水をもたせたということで、これはかなり便利そうです。

というか、第2世代のケースで本体が第1世代という組み合わせで使えたりするんですかね?できたらケースだけ買い替えてなんてこともできますしね。

これはきっと試しそうな人がいるのでレビューを見つけたらシェアしたいと思います。

ケースにスピーカーが付いた

AirPods Proのケースどこやったけなあ?って使っている人は1度は経験したことがあると思います。そんな時「探す」から音を鳴らしてAirPods Proが入っているケースを探すことができます。第1世代ではAirPods Pro本体のスピーカーから音を鳴らすことができたのですが、イヤホンだしケース内だしでなかなか音は聞こえてこなかったんですよね。

それがケースにスピーカーがついたということで、これは見つけやすくなると思います。意外とカバンの中に入れてても忘れちゃったりとかあるので、探しやすくなるのはありがたいです。

ケースにストラップホールがついた

正直いらないと思うけど。ケースカバーにストラップホール付いているものもあるし。iPhoneにストラップホールをつけてないんですから、AirPods Proのケースにもストラップホールをつけない美学を貫いてほしかったなあって思います。ホコリ溜まったりとかも嫌だなあ。

ケースにU1チップが搭載

AirTagのように探すことが可能になりました。音だけじゃわからないっていう時はピンポイントで探すことができますので便利かもしれませんね。音を鳴らすのもそうですが、ケースのバッテリーが切れていたら使えないのかどうか、気になるポイントです。

探さなければいけないシチュエーションではケースのバッテリーが切れていることもしばしばありますからね。

まとめ

ケースがかなりアップデートされていることに改めて気がつきました。そして気になるのが第1世代のAirPods Proでもこの新型のケースが使えるのかどうか?

耐水性やスピーカーは欲しい機能です。U1チップ搭載もいいかも。もし互換性があるならAirPods Proのイヤホンは第1世代を使い続けて、ケースだけ第2世代へ買い替えるという選択もありなのかも、って思っちゃいました。

イヤホンの形状が違うとケースに入らないのでムリなんでしょうけどね。