
今更ながら、iPad Pro 12.9インチ(第3世代)を愛用しているのですが、それようにMagic Keyboardを購入してみました。
使い勝手は素晴らしくいいです!
それではレビューと体験談を書いていきます。
Magic Keyboardの体験をしたかった
まず購入理由ですが、「体験をしたかったから」これにつきます。
やっぱりiPad用Magic Keyboardの対応機種を持っていれば一度は体験しないとダメだなってずっと思ってました。
だけど価格が異常に高い!
iPad Pro 11インチ、iPad Air用は価格が44,800円。iPad買える価格です。Apple Watch SEや整備済製品のApple Watch Series7も買えちゃう。
さらにiPad Pro 12.9インチ用は53,800円。キーボードにこの値段って発売当時から各所で言われていましたが、価格改定でさらに値段が上がり、もうびっくりです。
でも、このMagic Keyboardを使ってみないと得られない体験もまたあるのも事実。Appleは製品を通じて体験を提供しているわけですから、この製品の価格だけじゃなくiPadの完成系の極上体験の価格、とも言えるわけです。
当然私も体験をしたかったわけですが、その値段の高さがネックになっていました。
ところが、外装の状態があまりよろしくないということで、中古でなんと13,000円ほどで販売されていたんです。
どの中古もたいてい2万円は超える価格なのですが、それよりも半額近く安い!そして、新品価格よりも4万円も安い!
これは買わねばあとで絶対後悔すると思い、買っちゃいました。そしてこの記事も今回購入したMagic Keyboardで書いております。
想像した通り、想像以上にすごく使いやすい製品でした。
キーボードの感触はMac用Magic Keyboardと差はなし
シザー式キーボードということで、そのキーのタッチ具合は素晴らしいです。Smart Keyboard Folioとは全然違います。
Smart Keyboard Folioは静かなのでそれはそれで好きなのですが、このMagic KeyboardはMac用のBluetoothキーボード、Magic Keyboard(同じ名前でややこしい・・・)と同じ感じのキータッチです。ただ、Mac用の方が打ちやすいかな。Mac用のMagic Keyboardは本当にキータッチが秀逸で素晴らしいです。
M1モデルのMacBook Airと比べると、iPad用のMagic Keyboardの方が打ちやすいかなあって思います。これは12.9インチでフルサイズキーボードだからかもしれませんね。
11インチ用だとキーピッチが狭くなっているので、打ちづらいと感じるかもしれません。
でもキーの打ち心地はMacBook AirよりもiPad用が好きかもですね。
あとバックライトもついています。これはMacBookだけでしたから、Mac用のMagic KeyboardやSmart Keyboard Folioでは未対応。そもそもキーボードにバックライトがついてないですから。
子供のお迎えなどで、車の中で待っている間にキーボードを打って作業する機会があるのですが、夜くらいとキーボードが見えなくて困ることが多々あります。
特にいつも使っているキーボード以外の場合だと、ちょっと特殊なことをしたい場合、そのキーがどこにあるのかわからないので困るんですよね。
iPad用のMagic Keyboardはファンクションもないくらいですから特殊キーがないのでバックライトがなくても困らないと思いますが、あれば助かるかなって思います。
今回購入したのは日本語配列で、私は普段US配列を使っているので、なんとなく使いづらいですね。
Enterキーが横長じゃないので、改行や決定をしようと思うと『」キー』を打ってしまします。まあ、これはキー配列の問題であって、Magic Keyboardのせいではないですけどね。
また発売当初から言われていますが、ファンクションキーがありません。ディスプレイの明るさや音量調節ができないのがちょっと厳しい。
ショートカットってないのでしょうか。
トラックパッドもMacと遜色なし
Mac用のTrackPad2も持っていますが、それと遜色なく使えています。さすが純正というか、使いやすくていいですね。
トラックパッドのサイズが小さいと言われていますが、まあそこはデバイスに体を合わせたらいいわけで、使いやすければ全く気になりません。
元々、Magic Track Pad2を外づけトラックパッドとしてiPadで使っていたので、ジェスチャなどはすでに利用済み。
ですから、今回キーボードの下にトラックパッドがついて、キーとトラックパッドの操作の時に手を動かす距離が短くなったので、作業効率がアップしました。
端的にいうとMacBookのように使えるようになったってことですね。
もう使い勝手にはいうことないです。iPadの角度によって数字キーを打つときにiPad本体に指が当たるというのはありますが、これも慣れかなと思います。
キーも、キーを打つときに手を置く部分も、そしてトラックパッドも触り心地が良くて、なんか触りたくなっちゃう。作業したくなっちゃう。そんな感じです。本当に気に入りました。
重さについて
iPad Pro12.9インチ用Magic Keyboardは重さが約700g。iPad本体の重さが約640gなので、合計で1.3kg超えです。
まあ、重たいですが、それをわかっていて使う分には何も問題ありませんね。ある程度重い方が剛性は確実に高いわけですから、安心感はあります。
元々12.9インチのiPadは外へ持ち出す運用をしていないので、自宅の中や実家に持ってくなどの場合は全然問題ありません。
ただ、軽いことに越したことはないですよね。元々12.9インチのiPad Proは重たいので、Smart Keyboard Folioをつけても1kg超えですから、そもそも軽さや持ち運びやすさを求めるiPadではないんですよね。
なので、iPad Pro12.9インチ使いは重さは気にしないが正解です。重くても、全然使いやすいですよ。
気になったところ
サイズ以外で気になった所をチェックします。
まずはバッテリーですね。私のiPad Proは購入してから2年半。まだまだバッテリーは使える状態だと思いますが、このMagic Keyboardを使っていると目に見えてバッテリーが減っていきます。
これはiPad側の問題か、今が冬で寒いからなのか、Magic Keyboadとの組み合わせが原因なのかは判断できませんが、とにかくバッテリーはちょっと気になりました。
あと外装の素材ですね。キーやトラックパッド側の素材は全然いいのに、外装は劣化して破れてきちゃう外装です。
今回購入したものも安い理由が外装がかなり傷んでいるからなんですね。ナイロン素材が破れて下地が出ているところもあります。
これはSmart FolioやSmart Keyboard Folioでもわかってることですから、Appleもなんとか劣化しづらい素材を採用するなど、考えて欲しいなって思います。
気になるポイントはこれくらいですね。
iPad用Magic Keyboardのまとめ
ファーストインプレッションはすごく好印象でした!
「MacBookでいいじゃん」ってレビューなども見たりしますが、MacBookと比べるものではないですね。これはiPad、今のiPad OSを有効活用するための最高のツールってことです。
すっごく気に入りました。そしてこれが私のiPad Pro 12.9インチにとって最高の相棒ということではなく、使いたいシーンに応じていろんな選択ができるというまさに体験を手に入れたわけですね。
Smart FolioにSmart Keyboard Folio、そしてMagic Keyboard。これさえあれば、さまざまなシーンに応じて最適なカバーを利用することができます。
しかも13,000円で買えましたからね。安く買えて本当に良かったです。