Surface Go 2を購入したよ
2021年のアマゾンの年末のセールはブラックフライデーとサイバーマンデーがセットになったブラックフライデーでしたね。
セール品をさがすのはいつでもワクワクするものです。
さらにポイントアップキャンペーンも実施されており、いつもは上限5,000ポイント付与のところ、今回は上限が10,000ポイントに大幅アップ。
これは有効活用したいところです。
セールされているし、ポイントアップも多いし、という有利な言い訳を自分に言い聞かせて買っちゃいました!Surface Go 2 LTEとタイプカバーとSurfaceペンの3点セット!
Surface Go 3が出たばかりですが、出たばかりということもあり店舗では併売されていました。なのでどちらも触ることができて、結果「違いがわからん・・・」と。
それなら最上位モデルでLTEが使えるGo2の方が相対的に安いよね、という結論になりました。
Apple大好きの私がWindowsマシンであるSurface Go 2を買った理由と2ヶ月レビューをしたいと思います。
買った理由
Surface Go 2はパソコンなのでMacとできることが似ています。そして純正のペンが使える10.5インチのタッチディスプレイでタブレット的に使えるのはiPad Pro 10.5と使い勝手が似ています。
1番の理由はWindowsでしか動かない有償アプリを使うためです。つまりWindowsマシンを買うしか選択肢がなかったんですね。M1 MacBook Airはブートキャプ使えないし。
Surface Goの初代が発売された頃から結構気になってました。そして2020年にSurface Go 2が出たときはCore-m3モデルも出たので、「コレだ!」って思ったんです。
でも発売当時は10万円超えでなかなか買えませんでした。
でも今回はSurface Go3が出たタイミングでブラックフライデーセールがあって、マイクロソフトの公式サイトでもSurface Go2のセールをしていましたが、アマゾンの方が安く、3点セットで9万円を切る価格だったので、5年前に買ったSurface3の3点セットと入れ替えることにしました。
ビジネスモデルでLTEとかOfficeがないCore-m3モデルもあったようですが、手に入らなかったので普通のOffice 2019付きのLTEモデルにしました。
あとは「使いたいから」ですよね。機能や性能で選ぶのも大事ですけど、高い買い物ですから気に入って使えるかどうかって大事だと思います。
もうWindowsPCはSurface以外は買いたくないと思うほどデザインはキレイですし、Surface3でタッチパネルでタブレット的につかえるWindowsの便利さが染み付いているので、事実上の後継シリーズとなるSurfaceGoシリーズはずっと使ってみたかったんです。
2ヶ月使用レビュー
買ってよかったです。使いたくなるデバイスですね!よかったなとか気にしてたけど別に気にするほどじゃなかったとか、そういう点を紹介します。
スピードは本当に普通
初代Surface GoはどのモデルでもPentium GoldというブランドのCPUでこれが遅いって言われていました。Pentiumって20年くらい前はハイスペックブランドだったような・・・。
これがSurface Go 2になると最上位モデルだけcore-m3という省電力でファンレスでもCPU性能が高いモデルになりました。一昔前のMacBookに使われたりしてましたね。
これでも遅いという人はいるようですが、私的には全然普通です。普通にOfficeも動くし、edgeやchromeも動くし。
YouTubeやアマゾンプライムも見れるし。Spotifyも聴けるし。
OneNoteで文字入力も手書き入力も遅滞なくサクサクできます。
動画編集は・・・やってません。
グリグリと動く重そうなゲームは・・・やってません。
普通に使う分には全然問題ないというか十分すぎますね。
Windows11が使いやすい
Surface Go 2は最初はWindows10がプリインストールされていますが、マイクロソフトの公式Windows11アップグレード対象端末なので、無償でWindows11へアップグレードできます。
最初は躊躇しましたが、Win11へアップグレードして正解でした。タブレットとして、というかキーボードなしでの操作がWin10よりもすごくしやすくなったと思います。
Surface Go 2のためにWin11のUI作ったんじゃないの?って思うくらい気に入ってます。詳細は後述しますね。
SIM(楽天モバイル)が便利
Surface3の時も思いましたが、やっぱり端末に直接SIM入れてモバイル回線が使えるのって本当に便利ですよね。
Apple製品同士なら自動テザリング機能で簡単にテザリングできますが、Windowsの場合はちゃんと選択してテザリングを使いたいです。(なんとなく、セキュリティ的に)
ですが自分自身がモバイル回線を持っていればそんなこと気にせずにいつでもネット使い放題。
ただ、これは楽天モバイルの1年間無料が使えるからこそ、ですかね。楽天回線(パートナーのauではなく)もしっかり使えましたよ。
これが通常の従量課金のSIMの場合、Windowsってどれくらいのパケットを使うのか想像できないので使い放題意外で使用するのはちょっと怖いです・・・。
手書きがいい
マイクロソフト純正のSurfaceペンが意外と使いやすかったです。Apple Pencilとはだいぶ性格が違いますね。
例えば消しゴム付きの鉛筆のようにOneNoteを使う場合はペン先で文字を書き、消す場合は消しゴム付き鉛筆で消すようにペンのお尻の方でこすると文字が消えます。これ面白いし、便利ですよね。
またペンの側面とお尻にボタンがあるのでショートカットでアプリを起動したり、右クリックがわりに使えたりして機能も豊富です。
これはまたレビューしたいと思います。
外部インターフェースが便利
MicroSDスロット、USB-Cポート、SurfaceConnect、イヤホンジャックがあります。
iPadとの違いはMicro SDスロットがあるので、ストレージが拡張できるところと、専用充電ポートのSurfaceConnectですかね。
また無印iPadであればUSB-CではなくLightningですし、ベゼルレスのiPad Proシリーズ、iPad Air4、 iPad mini6であればイヤホンジャックはありません。
PCなので最低限のインターフェースは揃えているというところでしょうか。でも必要にして十分な外部インターフェースだと思います。どれも普通に使ってます。
10.5インチというサイズ
やっぱりこのサイズですよね。タイプカバーをしても普通に小さいカバンに入っちゃうところがいいです。
文章入力とか調べ物とか読書とかの用途であればiPadも同じことができますし、片手操作はiPad OSの方が使いやすいですが、Windowsでしか動かないソフトを使う作業があれば、iPadと同じように片手でも使えて、持ち運びしやすいこのサイズが絶妙です。
iPad miniのような8インチ前後のディスプレイサイズではWindowsは厳しいと思います。
顔認証
これはWindowsの機能なので、デバイスが対応していれば使えるということですが、初めて体験したので、単純にすごいなって思いました。Windowsが顔認証でロック解除できるんですから。
ただスピードは遅いです。Face IDの方が圧倒的に速いですね。でもタブレットとしてカバンから取り出してスリープ解除したら他の操作なしにロック解除してくれるんですから、手を動かす手間がない分だけQOL上がってる!って言いたいです。
イマイチで残念な点
正直イマイチというか残念な点はないです。それくらい私にはハマったデバイスでした。
とはいえ、人によっては私が気にならないところもデメリットに感じる部分もあるでしょうから、「あえて」「しいて言えば」というレベルで挙げてみます。
バッテリーが持たない
マイクロソフトが公表している仕様ではWi-Fi、LTE(モバイル回線)のどちらの通信をしていても最大10時間となっていますが、10時間は持たないです。
連続使用ならその半分5時間くらいでしょうか。でもWindowsのPCでそれだけ持てば十分ですけどね。
また、本体についている電源ボタンはスリープのみ対応で、WindowsのスリープってMacやiPadよりもバッテリーが結構減る印象です。いくらCore-m3でもやっぱりApple製チップよりは消費電力が大きいんですかね。
残り80%でスリープして翌日スリープ解除すると70%になっていたりとか。
外出していて頻繁にSurface Go 2を手に取るとか、自宅でもしばらくSurface Go 2で作業するとかの場合はスリープでいいですが、もう今日は触らないとなった時は休止するようにしています。
休止すればバッテリーはほぼ減らないですし、起動もそんなに時間がかからないので苦ではないですね。
グラフィック処理が重いゲームは難しいかも
重たいゲームをしないので評価はできないですが、おそらくiPadよりもゲームには向いてないです。でもマインクラフトは普通に動きました。
そもそも用途が違うので、ゲームをガッツリしたいならSurfaceシリーズではなく、ゲーミングPCを買いましょうってことですよね。
タブレットとしての使い勝手
賛否両論あるかもしれませんが、Windows11にアップグレードしてからタブレットとしては劇的に使いやすくなりました。
たぶん、今までWindowsの機能を有効活用して使ったことがなかったので、普通にすごいって思っちゃったのかな?
いえいえ、本当にすごいと思いますよ。
タッチキーボードが秀逸
タッチキーボード(ソフトウェアキーボード)の種類が豊富で単体でも文字入力がしやすいです。これはタブレットとしてすごく大事なポイントですよね。
種類としてはiPadよりも種類が多く、標準(英字入力)、50音(日本語のあいうえお順)、テンキー(フリック)、コンパクト(標準のコンパクト版)、分割(クラシックを半分にして左右へ配置)、クラシック(一般的なキーボード、デフォルトは日本語配列)、そして手書きが用意されています。
私が多用しているのはテンキーでこれはフリック入力です。iPadと同じく好きな位置に配置できて日本語や英数字のフリック入力ができます。エンターも左右のカーソルも用意されているので、細かいカーソルの位置や決定も可能。
iPadと同様で長文入力が必要な場合は物理キーボードが欲しいですが、検索するとかメモする程度ならこのタッチキーボードで十分です。
仮想タッチパッドが素晴らしい
Windows10にも機能があったみたいですが、これ素晴らしいです。
何が素晴らしいかというと、画面にタッチパッドが出てきてこれでマウス操作ができるんです。
WindowsとiPad OSで大きく違うのは指で操作することを前提としてデザインされているかいないかです。
iPad OS(iOS)は指で操作することを前提としてOSや各アプリはデザインされていますから、指で操作しやすいですよね。
WindowsはあくまでWindowsなので各アプリはマウスポインタを操作することが前提で設計されています。
OSでは設定やエクスプローラなど指での操作に対してちょっと工夫されているところはありますが、タブレットとして使う場合、どうしても指での細かい操作が難しくなります。
Surface Go 2は10.5インチディスプレイなので、Windowsの画面設計の場合おじさんの指では細かいのがどうしても選択できないんですよ。
でもこの仮想タッチパッドがあればマウスポインタをタッチ操作で操れるのですごく便利。
手持ちしている場合は親指で仮想タッチパッドを操作してマウスポインタをスイスイーって動かせます。
画面分割が意外と使いやすい
iPad OSにはSplit Viewが用意されており、アプリを画面の左右に並べて作業できるようになりました。マルチタスク、マルチウインドが最低限できるという感じですね。
タブレットとして作業はそれで十分ですが、Surface Go 2はWindows PCなのでマルチタスク、マルチウインドウはできて当たり前。
Windows11からはウインドウを選択して2分割、3分割、4分割できるようになりました。これがまた便利なんですよ。
というのもタブレットスタイルで使うことが多いSurface Go 2ですから指でいちいちウインドウの切り替えを行いたくないので、みたいウインドウは全部画面上に配置したい。でも指でサイズ変更とか位置決めをするのめんどくさいから、数タップで必要なウインドウが簡単に配置できるこの画面分割が本当に重宝しています。Surface Goシリーズには必要な機能です。
Surface Goシリーズは唯一無二
Windows11になってSurface Go 2の本領が発揮されたって思いました。私だけですかね?Surface Goシリーズように機能追加されたんじゃないの?って思うくらい。
おそらくSurface Pro 7やPro 8も同じように使い勝手が向上してるんじゃないでしょうか。
10インチクラスのタブレットではWindowsを使いたいなと思ったらSurface Goシリーズしかありません。
とりあえず処理性能を求めるならiPad Pro11インチや最安の無印iPadでも十分な処理性能があります。
安さを求めるならAndroidで安いのを探すこともできます。
また、普通にWindowsマシンを使いたいならSurface Goシリーズである必要はありませんよね。
10インチクラスで持ち運びは本当にしやすくて、SIMも挿せて、ペンも使いたくて、Windowsがいいなあ、となればSurface Goシリーズしかありません。
とりあえず大絶賛の記事になってしまいました。