マイネオ(mineo)の「ゆずるね。」夜間フリーの条件と活用法を考察

2022年2月末で楽天モバイルの1年間無料期間が終了します。これまで無料でパケット使い放題を満喫してきた私にとって、突然パケット無制限が3,000円程度になるなんてちょっとした事件です。

そこでお得に無制限を満喫できるサービスを探しているとマイネオ(mineo)で「夜間フリー」というパケット使い放題サービスを発見しました。

今回はこの夜間フリーを使うと楽天モバイルの使い放題が無くなるのを補うことができるかどうかを私の使い方で検証してみました。

同じような悩みを持っている方の参考になれば幸いです。

マイネオの夜間フリー

マイネオの夜間フリーとは「ゆずるね。」というマイネオ内で実施しているミッションがあり、それを1カ月間で10回クリアしたら、翌月の1日〜末日までの1カ月間、毎日23時〜翌朝7時までの間パケット使い放題となるサービスです。

使い放題なので、その間自分が利用しているプランのパケットは消費しません。

このサービスの特徴はパケット使い放題というのもすごいのですが、この夜間フリー中は通信スピードもフルスピードで提供されるというところです。

つまり大量データをダウンロードすることもできるし、YouTubeに動画をアップすることもできちゃいます。これはすごいサービスですよね。

夜間フリーの条件

夜間フリーの条件をまとめます。
・利用可能となるのは「ゆずるね。」を10回達成した翌月の1カ月間
・毎日23時〜翌朝7時までの8時間がパケット使い放題

 ただし初日の1日は0時〜7時、末日は23時〜24時まで

23時〜という条件を受け入れられればすごく有効活用できるサービスです。動画視聴は23時からするって割り切りができればいいですね。

仕事時間が日中帯で夜は自宅のWi-Fiを利用するという人には不要なサービスかもしれません。

ただ、私の場合、自宅のWi-Fi回線とは別回線で大量のデータ通信をしたいという要件があります。これまでは楽天モバイル回線がその役割を果たしてくれてましたが、このまま楽天回線を使い続けるか、夜間フリーを有効活用できるかを検証する必要があります。

マイネオと楽天モバイルの併用を検証

楽天モバイルはUN-LIMIT VIという初期費用0円のプランで、さらに国内通話は無料ですから、無料期間が終了しても電話発信用として有効活用します。

マイネオは現在サービス提供されていないデータ通信のみ(シングル)で500MB(770円/月)と3GB(990円/月)のプランを契約しているSIMがあり、家族がたまに使っているのですが、それを回収して私が使うことを検討します。

ただ、これは現在利用できないので、一番低い容量の1GB(880円/月)プランで検討してみます。

マイネオ1GBと楽天モバイル

楽天モバイルは段階制の定額プランです。これにマイネオの月額880円を足します。金額は全て月額です。

プラン1
0〜1GB 0円 合計:2GB以内で880円

プラン2
1〜3GB 1,078円 合計:4GB以内で1,958円

プラン3
3〜20GB 2,178円 合計:21GB以内で3,058円

プラン4
20GB〜 3,278円 合計:無制限で4,158円

考察する前提条件として平日の日中は仕事をしており、パケット使用は通勤時間帯くらいです。休日もお出かけ時に使う程度で、この場合過去の実績から毎月3〜5GB以内に収まる使い方を想定します。

月額3,278円コース

プラン4の20GB以上ならマイネオ不要ですよね。楽天モバイルだけ使えばOKです。(当たり前ですね)

月額3,058円コース

プラン3の合計21GB以内は微妙なところ。結局夜間フリーで使いたい容量が15GB以内に収まるのであれば楽天モバイルだけでOKです。

つまり、大容量使いたい容量が15GB以内(日中帯に普段利用する5GBを除いた容量)の場合
楽天モバイルの20GBまでの2,178円が最安となります。ここにマイネオの880円を追加すると合計で3,058円となり、楽天モバイルの無制限料金3,278円と約200円差になります。これなら夜間フリー達成の手間とかを考えると楽天モバイルだけでOKという結果になります。

月額1,958円コース

プラン2の合計4GB以内の場合は最も実利用に近いパターンとなります。

日中はマイネオの1GBを使いきり、残りを何とか楽天モバイルの3GB以内に抑えます。あとは夜間フリーで大容量パケットを使用します。2,000円以内でパケット使い放題が実現できますし、普段外出時も4GBまで使えますから、現実的な選択肢となります

最低料金で使いたい場合

最低料金で使えるプラン1の合計2GBも意外と現実的な解となります。これはマイネオのオプションをさらに追加します。

夜間フリーとパケット放題Plusと楽天モバイルを組み合わせる

最低料金で使えるプラン1にマイネオのサービス「パケット放題Plus」を追加します。

パケット放題Plusは月額385円で回線スピードが最大1.5Mbpsの速度に制限されますが、パケットが使い放題となるサービスです。

決して速くはなく遅いなあって感じることがあるスピードですが、普段はこのパケット放題Plusをオンにしておいて、どうしても回線スピードを確保しなければいけない場合のみオフにして使えるマイネオと楽天モバイルの合計2GBでやりくりします。

あとは夜間フリーで大容量を使用すれば私がやりたいことが実現できます。

合計金額は1,265円です。
楽天モバイル:0円 + マイネオ1GB:880円 + マイネオのパケット放題Plus:385円

このプランでのサービス内容は、
電話国内通話無料
パケット1.5Mbpsで使い放題(12時〜13時は使用不可)
夜間パケットはフルスピードで使い放題(23時〜7時)
マイネオのパケットは翌月繰越可能

こうしてみると、1,265円でかなり使いやすいプランじゃないですか!

このプランのデメリット

この1,265円で運用できるパケット無制限のプランですが、もちろんデメリットがあります。マイネオや楽天モバイルのデメリットではなく、運用上のデメリットですね。

それは、夜間フリーの条件未達成となり、夜間フリーが使えないこと、です。

夜間フリーは「ゆずるね。」を10回達成する必要があります。そして宣言をしなければ達成できません。この宣言を忘れてしまうリスクがあるんですよね。

もし夜間フリーが利用できなければたちまちこの運用は破綻してしまいます。1カ月間ですからね。そうなると楽天モバイルで補うしかありませんね・・・。

実際に1カ月の生活と照らし合わせて使えるか考察

それでは、私の1カ月の生活スケジュールと照らし合わせて、使えるか考えてみます。

・平日

朝の通勤中:パケット放題Plus(1.5Mbps)
メール閲覧、Webサイト閲覧しながらAppleMusicで音楽、決済アプリ

日中:パケット放題Plus(1.5Mbps)、ただし12時〜13時は使わない(ゆずるね。宣言中)
仕事中はほぼ使わない、お昼休みはあらかじめダウンロードしておいた電子書籍を見る

夕方の帰宅中:パケット放題Plus(1.5Mbps)
メール閲覧、Webサイト閲覧しながらAppleMusicで音楽、決済アプリ

夜の自宅:自宅Wi-Fiを利用(無制限)

夜間フリー時間帯:マイネオの夜間フリーで大容量パケット作業

・休日
自宅:自宅Wi-Fiを利用(無制限)

外出:パケット放題Plus(1.5Mbps)
メール閲覧、Webサイト閲覧、決済アプリ、たまにYouTube

夜間フリー時間帯:マイネオの夜間フリーで大容量パケット作業

問題なさそうですね。

毎日「ゆずるね。宣言」を忘れないことと、平日12時〜13時にパケットを使わない過ごし方ができれば全然問題なさそうです。

今のところ、この方法が楽天モバイル無料期間終了後の使い方第一候補となりそうです!

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