マイネオからラインモへ変更 評判と感想

奥さんのiPhoneの回線は現在マイネオ(mineo)を利用しています。

マイネオはゆずるね。やパケット放題など無料や有料で結構話題のサービスを提供していて、便利に使えばすごくお得に使える回線だと思います。

ただ、何も考えずに使うと他の回線会社と比べるとちょっと高いと言わざるを得ません。

ということで、今回奥さんの回線をマイネオからラインモ(LINEMO)へMNPすることにしました。

変更理由や変更方法などを紹介したいと思います。同じような環境の方へ参考となれば幸いです。

マイネオからラインモへ変更

マイネオからラインモへの変更は簡単にできます。最近は全てオンラインでできちゃうのでいいですよね。

1. マイネオのマイページでMNP予約番号を取得
2. ラインモの申し込みページへ
3. 各入力項目を入力
4. SIMが手元に届いたら設定
5. 開通(同時にマイネオは自動解約される)

簡単ですよね。

ラインモのプラン

スマホプランとミニプランの2つですごくわかりやすくてシンプルです。

スマホプラン
月額:2,728円、データ容量:20GB(容量超過後は1Mbps)

ミニプラン
月額:990円、データ容量:3GB(容量超過後は300kbps)

たったこれだけです。自宅に光など固定回線があってWi-Fiでスマホを使えるなら、ミニプランの3GBで十分と判断しました。

実際奥さんの毎月の通信量を見てるとコロナ禍というのもあるかもしれませんが3GB使ってないです。

またスマホプランとミニプランの違いはそれぞれデータ容量を使い切った場合のスピードが変わりますが、
どちらもLINEはデータ量をカウントしない「LINEギガフリー」対応ですので気にする必要はないと思います。

ちなみに1Mbpsはブログなどは写真が多いとかなり表示まで時間がかかり、動画もスタートはちょっと重たいかも。でも使えない訳ではない、というレベル。

300kbpsはメッセージとかGPSとかは利用できるけど、ほぼ使えないというスピードです。

LINEギガフリーが良い

LINEギガフリートは、LINEMOを使っているとLINEアプリのトーク、音声通話、ビデオ電話のデータ消費がゼロになるというサービスです。

ミニプランの場合3GBのデータ容量を使い切っても(通信速度制限がかかっても)LINEアプリの通信速度は落ちないので、連絡ができない!なんてことにはならないんですね。

ウチの奥さんはお友達などとの連絡や電話は全てLINEで行っていますので、外出先でもあまりデータ消費がなさそう、というのもミニプランで行けちゃう理由です。

マイネオからラインモへ移行した場合の料金

奥さんの使用ケースで移行した際、どのように料金が変わるかをシミュレーションします。

マイネオ
プラン デュアル(音声/データ)1GB 1,298円
オプション 10分電話かけ放題 935円
合計: 2,233円 + 通話料

ラインモ
プラン ミニプラン(3GB) 990円
オプション 5分電話かけ放題 550円
合計: 1,540円 + 通話料

通常利用だけで月額で700円の違いがありますね。約30%のコストダウンが実現できます。金額にすると700円って小さいようにも感じますが、年間で考えると8400円。これはラインモの約半年分の金額になります。そう考えると結構大きな価格差になります。

電話も5分以内で終わる事が多いので通話料もあまり発生しない想定です。

ラインモのメリット

マイネオもラインモもそれぞれメリットはありますが、ウチの奥さんの使い方の場合のメリットを紹介したいと思います。同じような人多いと思いますよ。

奥さんのスマホの使用状況


自宅ではWi-Fi使用(ただしWi-Fiを使っているかどうかは確認せずiPhoneの自動切り替えにおまかせ)
外出先では電話、メッセージ、Webサイト閲覧、買い物系アプリを使用(動画や音楽の視聴はしない)
電話やメッセージはLINEをメインに使用
電話回線のマイページは見ない
電話がかかってくるとそのままリダイヤルする(iPhone標準の電話アプリを使う)
パケット使用量(データ使用量)は気にしない

LINEは使い放題(LINEギガフリー)

ラインモはどのプランでもLINEの使用量がデータ使用量にカウントされないので、ウチの奥さんの場合はすごくお得になります。

現在の使用方法であれば、計算上は3GBあればLINEがデータ使用量にカウントされても足りそうですが、もしデータ使用量を使い切ってもこのLINEギガフリーは有効ですので、もしもの時も外出先で連絡が取れないなんてことは無くなります。

お得というのもありますし、安心感もあり、いいサービスですよね。

電話使い放題はiPhone標準電話アプリの使用が可能

格安SIMの通話は各社が提供しているアプリ経由で発信すると電話料金が安くなったり、通話無料になったりするところが多いです。

ところがラインモは専用電話アプリがなく、iPhoneの標準電話アプリで通話無料オプションが利用できるんです。

これは結構メリットがありますよ。

というのも一般的に電話がかかってくると各社提供の電話専用アプリでは着信せず、iPhone標準の電話アプリに着信します。

そこで受信できればいいのですが、不在着信となった場合iPhoneの通知で連絡が来て、そのままタップするとiPhoneの標準電話アプリで発信します。すると高い通話料になり、さらに無料オプションも適用されません。

これはウチの奥さんがよくやっちゃうんです。

マイネオは「mineoでんわ」というアプリがありこれを使うと電話料金が安くなります。
iPhone標準電話アプリ 22円/30秒
mineoでんわ 10円/30秒

そして「10分かけ放題」という1回で10分間なら何度でも無料になるオプションがあり、これに毎月935円払っているのですが、これはmineoでんわを使う必要があるんです。

なので、かかってきた電話を何も考えずにそのままリダイヤルしちゃうとこの無料オプションが適用されず、さらに通常の高い電話料金を払う必要があるんです。

これでは「何のためにオプション申し込んでるの?」って話ですよね。

そういうめんどくさいことをあまり考えたくない場合はiPhoneの標準電話アプリでオプションを利用できた方が便利です。

ラインモの場合は通話が22円/30秒かかりますが、5分かけ放題の「通話準定額」を利用すればiPhoneの標準電話アプリで5分間かけ放題になりますから、何も考えずにリダイヤルしても問題ないのでストレスもありません。

料金が安い

単純に月額費用が安いです。いわゆるキャリア(MNO)が提供する格安SIMブランドは3GBは税込1,000円程度というのが相場になっています。

そう考えるとマイネオの1GBで1200円を超える価格はちょっと高いですよね。

また通話無料オプションも倍くらい違います。その分無料通話の時間も5分と10分とで倍違うのですが、1回につき5分以内の通話と10分以内の通話のどちらが多いかを検証すると、5分以内に収まることが多いです。

マイネオのオプションを有効利用できないならマイネオを選択する理由はありません。

10分かけ放題を有効活用していたり、複数回線があってパケットシェアをしていたり、パケット放題Plusで低速無制限を活用できていたりなどなど、オプションで元が取れていればすごくいいサービスです、マイネオって。

ラインモの評判

「え?マイネオやめるの?まあ何でもいいけど、ラインモに変えても大丈夫なん?」

忙しい奥さんに代わり私がネット上の評判を隅から隅まで調査しました。

結果は「普通に使える」という評判だけでした。もう携帯電話回線って電気や水と同じで、使いたい時に使えて当たり前なんですよね。いわゆるライフラインです。

この「普通に使える」というのは最高評価と言っていいんじゃないでしょうか。

ラインモはソフトバンク回線を使っているので屋内や地下でも電波が届かないということはないので安心です。普通に生活している範囲では何も気にしなくていいってことですね。

ただ、サポートに関しては店舗はなく全てオンラインとなりますので、サポートレベルはその時々によって代わります。現在は問い合わせてもそれなりのレスポンスで返ってくるようですよ。

まあ、うちではサービス側のサポート不要です。大抵のことは私が対応できますので。

「全部あなたに聞けばいいんでしょ?」とのこと。はい、その通りでございます。