モバイルICOCAがついに登場!ただしAndroidのみ

待ちに待ったモバイルICOCAがついに登場しました。ただしAndroidのみ。iPhone用のリリースはまだ発表されていません。

現在私はキャッシュレス決済のほとんどをPayPayなどのバーコード決済からモバイルSuicaへ変更しているモバイルSuicaのヘビーユーザです。

関西人としてぜひモバイルICOCAを使いたいところですが、まだ先になる可能性がありそうですが、まずは待ちに待ったモバイルICOCAがどんなサービスかを事前にチェックしておうと思います!

モバイルICOCAとは

モバイルICOCAはモバイルSuicaのようにスマホでICOCAが使えるサービスです。現在日本ではすまほのOSのブランドはAndroidとiOSがありますが、リリース時点ではモバイルICOCAが使えるのはAndroidのみのため、アプリ名(サービス名)も「モバイルICOCA for Android」となっています。

アプリの配信は2023年3月22日からで、JR西日本をはじめ、対応の交通機関や店舗での支払いができるようになります。

また、アプリではチャージや残高がの確認、定期券購入などができるようになります。

利用するためにはWESTERの会員登録とクレジットカードの登録が必要となります。クレジットカードはJ-WESTカード以外でもVISA、MaterCard、JCB、AMERICANE XPRESSのブランドのカードであれば登録可能です。

ちなみにJ-WESTカードであればチャージや定期券購入で最大3%のポイント還元となっています。

モバイルICOCAの始め方

モバイルICOCAを使うにはまずスマホのなかでICOCAを発行します。発行には対応機種が必要で、おサイフケータイ対応のスマホがあれば、GooglePlayでCOCAアプリをインストール。ICOCAアプリから発行が可能です。

また、ICOCAの発行にはWESTER IDと自分名義のクレジットカードが必要です。IDがなければ発行しましょう。

ICOCAアプリを起動がWESTER IDでのログインか新規ID発行するか選べますので、ない場合はICOCAアプリ内でWESTER IDを作成できます。

WESTER IDでログインもしくはIDの新規登録ができればICOCA情報を入力します。ICOCAに名称をつけて、定期券なし、通勤定期券、通学定期券、から選びます。

その後クレジットカードを登録し、チャージを行います。新規発行時0円のICOCAは発行できず、最低でも1000円をチャージする必要があります。なので、「とりあえず作っておこうかなあ」とすることができないようになっています。(1000円払ってもとりあえず作りたいという人はいると思いますけど)

そしてスマホの「メインカード」の設定にします。このメインカード設定により、ICOCAアプリを起動しなくてもスマホをリーダーにかざすだけでICOCAが利用できるようになります。

モバイルICOCAのメリット

モバイルICOCAは何が便利かというと、チャージと決済の速さです。ICOCAのチャージは原則、駅のチャージ機でしかできません。これが結構めんどくさいんです。

子供にもICOCAを持たせていますが、カードだけでは残高がわからない上に、チャージをしようにも駅の切符自販機へ行かないとチャージができません。

チャージには現金が必要なので、キャッシュレス時代の現代には本当にふさわしくありません。カードでキャッシュレスにしても、チャージするのに現金が必要って言うんですから、本末転倒というか。

モバイルICOCAは登録したクレジットカードで24時間いつでもチャージできるので本当に便利です。

また、モバイルSuicaの場合はJR東日本エリアであれば各種利用でポイントがたまり、溜まったポイントをモバイルSuicaへチャージできたりするのですが、JR西日本エリアでモバイルSuicaを使っても何の還元もありません。便利なのですが、ここだけが残念ポイントでした。

ところが、モバイルICOCAを使えばJR西日本のICOCAエリアの電車、一部加盟店の電子マネー利用でWESTERポイントが貯まります。

溜まったポイントはICOCAへチャージすることができて、これでモバイルSuicaを関西圏で使わなくても良くなるってことなんですよね。

はあ、iPhone版のリリースが待ち遠しいです。AppleWatchでも使えますしね。

モバイルICOCAが使えるところ

交通系ICカードが使える鉄道、バス、店舗であればどこでも使えます。バーコード決済とは違い、読み取り機へかざすだけですから、決済も超スピーディーで、これが便利すぎて使ってもポイントもつかないモバイルSuicaを私は使っているくらいですから。

基本的にクレジットカードで交通ICカードのチャージをしてもポイントがつかないのですが、登録クレジットカードをJ-WESTカードを使えば最大で1.5%のポイント付与。そしてJーWESTゴールドカードなら最大で3%のポイント還元となっています。

モバイルICOCA for Androidのまとめ

ようやく関東圏のモバイルSuicaとPASMOに続き、交通系ICカードのリリースとなりましたね。そして関西圏でポイントが貯まるので、ヘビーユーザの私としてはやっと利用に応じたポイント還元されて良かったと思うところです。ただし、繰り返しになりますが、iPhone版はまだリリースされる予定がないとのことで、半年くらいですかね。待つ必要がありそうですね。

というのも、モバイルPASMOは今回のICOCAと同様に最初はAndroid向けにリリースされました。それが2020年3月18日です。

その際、iPhoneやApple Watch向けの発表されていませんでしたが、同年8月にApple Pay対応を年内リリースとして発表、そして同年2020年10月6日にApple Pay向けのモバイルPASMOサービス開始となりました。つまり、半年後だったわけですね。

なので、今回モバイルICOCAも同じようなスケジュール間で進むのではないかな、と予想しています。

おそらくモバイルSuicaやモバイルPASMOのユーザはAndroidユーザよりもiPhoneユーザの方が多んだと思います。

ですので、まずは数が少ないAndroid版をリリースしてそこでサービスを安定化させてからのApple Pay版リリースなのかな、って思ってます。