ワイモバイルの格安スマホ、Libero 5G II を2週間使った感想レビュー!

ワイモバイルの格安スマホ、Libero 5G II を2週間がっつり使ってみたのでそのレビューをしてみます。

ちなみに私はiPhone3GS以来、10年以上iPhoneを使っていて、その間に1回だけ2011年くらいにアンドロイド端末をiPhoneと併用で使ったことがありますが、ほぼ初心者と言っていいほどのandroid音痴です。

これが1円!?完成度が高いLibero 5G II

ワイモバイルへのSIM替えの際、キャンペーンで粘ってたらキャッシュバックのほかにタダでくれたLibero 5G II。

androidスマホのことは全然くわしくなく、市場もよくわかっていなかったので、タダでくれるものはどうせしょうもないスマホだろうとたかをくくっていたのですが、ところがどっこい、普通に使う分には普通に使えるスマホでした。

見方によってはiPhoneよりもいいんじゃない?って思えるくらいコスパがいい端末です。

私独自の視点でレビューしてみましょう。正直スペックとかは並べてみてもよくわからないです。チップの種類もよくわかってないので。

Libero 5G IIのスペック

まずはカタログスペックからチェックしていきます。細かいことはわからないので、iPhoneと比較してこのあたりはマニア的に気になるかなあというところをピックアップしてみます。

発売日

2021年12月
もうすぐ1年経過しそうですね。ワイモバイルが自社で格安販売するために作ったスマホのようです。
中国のZTEというメーカーが作っています。

型番

A1023ZT
Bluetoothなどの接続時、Googleでログインする際の2段階認証の確認などはこの型番が表記されますので覚えておきましょう。

ディスプレイ

ディスプレイサイズ 6.67インチ
解像度 2400x1080(FHD+)
画面比率 20:9
画素密度 395ppi
ディスプレイは6.7インチのiPhoneのPlusやMaxにほぼ同じサイズなので大画面です。

どこへ行くにも大抵持ち歩いているiPad mini5。こちらはディスプレイサイズが7.9インチですから、結構差はあるのですが、2週間iPad miniの代わりにこのLibero 5G IIを持ち歩いていると「これでいいかも」って感じで、iPad miniの出番がすっごく減ってしまいました。

AndroidってiOSにできないマルチウインドウ、正確には画面分割ですが、別のアプリを同時に画面表示することができます。

iPadにはSplit Viewがありますが、それと似たような機能です。これが便利で、Youtube見ながらブラウジングとかできちゃいます。何かしながらブラウジングとか、ブラウジングで情報参照しながらドキュメント書いたりしますよね。

そんな時画面分割できるとすごく便利です。これだけで大画面Androidサイコーって思っちゃいました。

また、フロントカメラの形状はパンチホールを採用しているため、カメラレンズ部分のみ小さい丸が空いているだけで、そのほかはディスプレイが表示されていて、全く気になりません。

iPhone14 ProシリーズのDynamicIslandは動画とかフルサイズで見るとやっぱり気になりますけどね・・・。

チップ (CPU)

MediaTek Dimensity 700
オクタコア(2.2GHz : 2.0GHz)

MediaTek Dimensity 700というチップを積んでいます。正直どんなチップなのかわかりません、汗。Android端末ではSnapdragonというチップが有名でハイパフォーマンスのようですが、私の基準はどうしてもAppleのAシリーズなので、Aシリーズと比べてどうなん?って思っちゃいます。

ただ、色々調べると単純に比較はできないようです。ただ、このMediaTek Dimensity 700は格安スマホに搭載されるチップながらも、意外と高性能のようでコスパがいいようです。

グラフィックがグリグリ動くようなゲームは動かしていませんが、普通に触ってて動きがもたつくようなこともありませんし、何かするのに待たされることもありませんから、このLibero 5G IIとの組み合わせにおいてはすごくいいと思います。

画面分割して、アプリを同時に表示させて動かしもて、今のところ問題はありません。たまにアプリ落ちたりしますけど、アプリが落ちないスマホなんてあり得ませんからね。

対応バンド

5G: n3 、n28、n77
4G: 1、3、8、41、42
対応バンドは意外と少なく、ワイモバイルが作ったスマホなので、ソフトバンクが提供している周波数に対応しています。

4Gについてはソフトバンクがプラチナバンドとして提供している8(900MHz)に対応しています。(もう一つのプラチナバンドの28は非対応)

なのでソフトバンク回線のSoftBank、Y!moilbe、LINEMOは安心して使えますね。mineoもSoftBank回線のSプランであれば安心して使えそうです。

ドコモのプラチナバンド、19、28とauのプラチナバンド18、26(26は18を内包)には非対応となっているので、SoftBank回線以外のSIMを利用すると場所によっては電波がつながりづらい場合があるかもしれません。

ただ、つながりづらいかもしれないと言っても、ドコモもauも4Gの1と3のバンドは主要バンドとして使われています。このLibero 5G IIはその4Gの1と3に対応しているので、docomo回線でもau回線でも問題なく使えそうです。
(ちなみにマイネオのau回線では問題なく使えました。スピードも普通に出ています)

ドコモかauで5Gについてテストしたいのですが、手元にある5G対応SIMはドコモが提供しているバンド

カメラ

カメラはメインカメラとして背面に3眼レンズを装備しています。またサブカメラとしてセルフィー用のフロントカメラが装備されています。

メインカメラは、標準の1600万画素、広角の800万画素、被写界深度をコントロールできるカメラとして200万画素のレンズがあります。

一応手ぶれ補正もついていますが、電子補正のようです。

普通に撮影する分には特に問題は感じませんが、200万画素のカメラっているのかな?って思っちゃいます。

また、マニュアルで絞りやシャッタースピードを変更できるのでこれはカメラ好きにはありがたいですね。iPhoneもマニュアル撮影させてくれたらいいのに。

スーパーナイト撮影や背景ぼかし撮影などできますが、仕上がりはiPhoneの方が当然いいですね。

仕上がりはちょっとクールな感じがありますが、撮影した写真はそのままGoogleフォトへアップロードすればGoogleフォト上で色味などサクッと変更できますから、色が気に入らなけレバ後から加工もしやすいです。

でも広角レンズを備えているのは記録撮影でも便利に使えていいですよね。

バッテリーは3900mAhで大容量

バッテリーはサイズが大きい音もあって大型バッテリー搭載の3900mAhです。重さが200gあるので、そこそこ重たいのでもっとバッテリー容量が欲しかったというレビューもネット上にありますが、普通に使う分には十分すぎるバッテリー容量です。

日中帯は仕事や学校でそんなに触らないということであれば2日は充電しなくても十分持ちます。

またサブのスマホとして持つならテザリングしたりなどWi-Fiルーターが割としてもしっかり活躍してくれるバッテリー容量です。

また急速充電のPD3.0に対応しているので大容量バッテリーながら充電も早いです。

充電の残り30%程度で20Wで充電すると1時間ほどで100%になりました。

ワイヤレス充電には対応していないので、そこはちょっと残念です。(まあ1円スマホなので)

指紋認証は優秀で早い

画面ロック解除はスマホ本体の横にある電源ボタンに指紋センサーを搭載したところで認証し、ロック解除を行います。iPad AirやiPad miniのようなボタンで認証する感じですね。

顔認証やディスプレイ上の指紋認証は非搭載ですが、それが不要と思えるくらいに認証スピードが早く、認証はボタンを押さなくても触れるだけで動作します。

指紋は10個登録できますので、全ての指を登録してもいいですが、私は子供が一人で行動する場合にも持たせるので、子供の指紋も登録しています。

顔認証は1人しか登録できませんが、指紋は複数人登録できるのでいいですよね。

ワイモバイル用の端末だがマイネオのau回線が使えた!

ワイモバイル専用端末として生み出されたこのLibero 5G IIはSoftBank回線で快適に使えるようなスペックとなっていますが、docomo回線やau回線でも4Gについてはメインバンドの1、3に対応しているので普通に使えます。

実際、私は今マイネオのAプラン(au回線)のマイそくのSIMを使っていますが、全然快適に使えます。

1円スマホの実力はすごい

ここ数年は回線契約をともなう端末割引制限が2万円まで法律で決まってしまったため、iPhoneがタダでもらえるようなことがなくなりました。

アンドロイもハイエンドモデルは相変わらず10万円20万円とする状況で、最初から1円販売をする前提で販売価格が2万円というスマホをSIM会社が作っているのが現状だと思います。

このLibero 5G IIもワイモバイルのみで販売されており、回線契約すると同時に購入すると1円で購入可能です。

つまりスマホ買い替えたいとか、スマホにスペックにこだわらないとか、そういう人向けに1円で配っちゃおうということですが、それでこれだけ大画面で使いやすかったらそれはすごいと思います。