iPhoneユーザにこそオススメしたい!Rakuten Hand 5Gをウォークマンとして使おう!

Rakuten Hand 5Gは1円で購入可能!

2023年4月中旬より、楽天モバイルは自社ブランドスマホのRakuten Hand 5Gを回線契約と同時に購入すると1円で購入できるキャンペーンを実施しています。

これは過去に楽天モバイルで今は辞めている人、今契約中の人、もちろん新規の人も、制限なく誰でも利用可能なキャンペーンとなっています。ただし、一人1台までとなっています。
*キャンペーンスタート当初はそうした制限はありませんでしたが、人気がありまた転売防止のために制限がかかったようです

このRakuten Hand 5Gは各所でレビューされていますので、ここではiPhoneユーザにオススメしたい!という視点でチェクしていきます。

じゃんぱらでの買取価格は未使用品で4,000円。メルカリなど各フリマサイトでは5,000円や6,000円ほどでも取引されているようですが、転売するなんてもったいない!

iPhone12 miniやiPhone13 miniよりちょっと細くてちょっと長い、ほぼ同サイズのこの1円スマホ。iPhoneユーザこそゲットして使い倒しちゃって欲しいです!

Rakuten Hand 5Gは1円なのに優秀なミュージックプレイヤーになる!

iPhoneユーザでApple Musicを利用している人ならぜひRakuten Hand 5Gをウォークマンがわりにしちゃいましょう!

というのもApple Musicはロスレス音源を配信しているのですが、iPhoneやAirPodsでは採用しているBluetoothの圧縮方式がロスレス音源に対応しておらず、本来の音源を楽しむことができない仕組みになっています。

ところが、AndroidはそれがハイレゾロスレスまでBluetoothで伝送できるようになっています。それはLDACと呼ばれるソニーが開発した圧縮方式を採用しているから。このLDACはハイレゾ音源をロスなく伝送できる圧縮方式で、Rakuten Hand 5Gでも利用できるようになっています。

そして、ハイレゾ対応(LDAC対応)のワイヤレスイヤホン、もしくはハイレゾ対応の有線イヤホンを用意すると、Apple Musicで配信されているロスレス音源を体験できる、ということなんです。

Apple MusicってAndroidでも使えるの?って思いますよね。Apple MusicはAndroidでも利用可能でGooglePlayからダウンロード可能です。そして自分のApple Musicが利用可能なアカウントでログインすればロスレス音源が楽しめるんです。

Rakuten Hand 5Gはディスプレイサイズが5.1インチ、重さが134gとなっています。iPhone 12 miniの重さは133gとほぼ一緒。ディスプレイサイズも5.4インチで若干大きく、横幅も広いので、Rakuten Hand 5Gの方が持ちやすいくらいです。

まあ、iPhoneと一緒に持ち歩るいても大してジャマにならないってことですね。

LDAC対応のワイヤレスイヤホンとRakuten Hand 5Gがあれば、iPhoneのバッテリーを消費せずに、iPhoneでは味わうことができないハイレゾロスレスの音楽が楽しめるということ。つまりRakuten Hand 5Gをウォークマンがわりにしちゃおうってことなんです!

さらに特筆すべきは1円で購入できるスマホなのにストレージが128GBもあるということ。格安Androidはストレージサイズは大抵64GBです。iPhoneも13からようやく最低サイズが128GBとなりましたが、価格は若干上がっています。 12シリーズまでは最低が64GBとなっていましたし、現行モデルのiPhone SEでも最低容量は64GBですから、128GBはかなりありがたいといえます。

ハイレゾのデータサイズはファイル形式によっても違いますが、AppleMusicの場合ALAC形式のファイルとなり1曲大体4分くらいとすると約200MBとなります。
*Apple Musicの場合、3分間の音源でロスレスなら36MB、ハイレゾロスレスなら145MBとなっています

128GB中、余計なアプリを入れなければ空き容量は100GBと考えると700曲くらいはダウンロード可能です。これはハイレゾロスレスの場合でロスレスならこの4倍くらい3000曲程度もダウンロードできる計算となります。

これならRakuten Hand 5Gをオフラインでウォークマンとして使うのに十分な容量ですよね。1000曲以上も管理できないと思いますし、笑

またRakuten Hand 5GのコネクタはUSBーCです。USBーCはデジタル音源をアナログ(有線イヤホン)へ変換するDACと呼ばれるアダプタも豊富に用意されています。ハイレゾ対応のDACとハイレゾ対応のイヤホンをRakuten Hand 5Gに接続すれば、これまたLDACとは違うハイレゾ音源を楽しむことができます。

DACもアンプ機能なども付いているものがあり、またイヤホンもヘッドホンも上を見るとキリがないくらい高額なものがあり、沼にハマっちゃいそうです。

iPhoneとAirPodsの組み合わせではロスレス音源を楽しめない

Appleが提供しているApple Musicはドルビーアトモスを採用した空間オーディオを提供しており、対応のワイヤレスイヤホンをしようすると臨場感溢れる音楽が楽しめます。

私もAirPods Proでノイズキャンセリングと空間オーディオを楽しんでます。空間オーディオ対応ではない音楽でも、AirPods Proならすごく没入感がある音楽を楽しめるので、本当に気に入ってます。

そんな素敵なiPhoneとAirPods Proの組み合わせですが、それでも実現できない体験があります。それはハイレゾロスレス音源を楽しむことです。

Apple Musicはロスレス音源を配信していて、楽曲によってはハイレゾロスレスも配信しています。ロスレスは元々音源をロスなくイヤホンまで伝送する方式で、本当の音源を楽しむことができる技術です。

ところが、Appleが採用しているワイヤレスの伝送方式はAACと呼ばれる圧縮方式を採用しており、これはロスが出ちゃう方式となっています。つまり音源がロスレス音源で配信されていても、ワイヤレスにすると音源にロスが出ちゃうってことなんですね。音源全て耳に届かないということになります。

とはいえ、AppleはそのAACでも十分音楽を楽しめるようにAirPodsを開発していると言われており、人間の耳には実際の音源と遜色なく聞こえるようにチューニングもされているんですね。

そして、ハイレゾ対応(LDAC対応)のワイヤレスイヤホンやワイヤレスヘッドホンをiPhoneにペアリングしても、iPhoneはLDACに対応していないため、ハイレゾ音源を聴くことはできず、AACでの接続となります。

iPhone 14シリーズ発表の時もiPhoneではLDACに対応せずガッカリという音楽ファンの意見もチラホラありましたが、iPhone15ではどうなるでしょうか。

Apple Musicではロスレス音源を配信しているが、Apple製品だけでは楽しめないというちょとした矛盾があることになります。

ちなみにiPhoneでも有線接続であればハイレゾロスレスは無理なのですが(Lightningが非対応だから)、ロスレス音源は楽しめますので、その話はまた別の機会で。

ともあれ、iPhoneではロスレスを手軽に楽しめないので、Android端末を使えばOKということ。そしてAndroidは別にミュージックプレイヤーとして利用できればいいので、本体サイズが小さく、バッテリーがそこそこもって、ストレージ容量が大容量であれば、サクサク動かなくても、液晶がたいしてキレイじゃなくても全然OKです。

ミュージックプレイヤーとしてRakuten Hand 5Gは最高!

軽くて、サイズが小さく、そしてストレージが大容量、バッテリーのもちもそこそこのRakuten Hand 5Gは本当にウォークマンのようなミュージックプレイヤーとして最高です。

Androidは使っていないので、使い勝手はなかなか慣れませんが、AppleMusicはiOS版もAndroid版もUIが同じなので使い方は迷いませんし、同じアカウントならプレイリストも同じです。

スマホ2台持ち歩くのがちょっと気になる人がいるかもしれませんが、持ってみれば意外と気にならないものです。

また、Rakuten Hand 5Gはおサイフケータイにも対応していますから、モバイルSuicaやモバイルPASMOも利用可能です。メインカードに設定すればiPhoneのエクスプレスカードと同じで、スマホのロック解除なしで端末をかざすだけで決済ができるので、お財布がわりにもなるんです。

注意点としてはロスレス音源、ハイレゾロスレス音源はデータサイズがすごく大きいので、モバイル通信の際にストリーミング再生をするとあっという間にギガを消費してしまうことです。

ですので、ストリーミング再生の場合は使い放題のプラン、もしくは固定回線の自宅でのWi-Fiでの利用がおすすめになります。外出先で利用する場合は事前にダウンロードしておくのがいいかも知れません。Rakuten Hand 5Gは128GBもストレージがありますから、気に入った楽曲やお気に入りのアーティストをあらかじめダウンロードして、外でロスレス音源を楽しむのもいいですね。

Apple Musicはモバイル回線ストリーミングとWi-Fiストリーミングとダウンドーロでそれぞれ、AACかロスレスかハイレゾロスレスかを選ぶことができますから、モバイル通信の時はデータサイズが小さい高音質(AAC)、Wi-Fiとダウンロードをロスレスもしくはハイレゾにしておけばいいと思います。

1円で音楽プレイヤとしては十分な機能を持つRakuten Hand 5Gって本当におすすめですよ!

購入には楽天回線の契約が必要となります。プランは3GBまでで1ヶ月1,078円です。契約月を含めて大体3ヶ月利用すればキャリアがわで早期解約フラグは立たないと言われていますので、3,300円くらいでAndroid端末をゲットできると思えば、安いですよね。だって中古ショップで買っても未使用品で7000円とか8000円くらいしますからね。

iPhoneユーザこそ、ぜひiPhoneでは体験できないLDACのハイレゾロスレス音楽を楽しんでみて欲しいなって思います。