楽天モバイルのスマホもWi-Fiルーターも1円キャンペーン
2023年4月中旬より、楽天ブランドで販売されているスマホのRakuten Hand 5GとWi-FiルーターのRakuten WiFI Pocket2Cがそれぞれ1円で販売されています。
条件は楽天モバイル回線の契約と一緒に購入すること。そして1回線につき1つだけ購入可能ということ。さらに1人1台まで、となっています。
*キャンペーン開始当初は台数制限がありませんでしたが、何回か変更され、現在は1人1台までとなっています。
そして対象はよくある「楽天モバイル初めての契約」ではなくて、誰でも利用可能となっています。初めての人はもちろん、現在利用している人の2回線目以降だったり、一度使って辞めたけどまた再契約する人など、誰でも1円で1回だけ買えちゃうんですよね。
ということで、スマホ大好きの私は買っちゃいました。現在メインで楽天回線を使っていますが、まあもう1回線増えてもそれぞれ3GB以内で抑えたらいいでしょう、ということで。1円で買えるのは今を逃すとない!って思いました。
前モデルのRakuten Handも同じように1円キャンペーンをしたところすぐになくなったようなので、今回もその可能性があるかも知れませんしね。
現在iPhoneとAndroidを2台持ちしているのですが・・・
私はApple信者なので、使っているのは最新ではないですがiPhone 13 Proです。ただ、昨年末に無料でAndroid端末をもらい、それが思いのほか使えることに気づきました。
それはLDACに対応しているということ。そして2画面に対応しているということ。iPhoneにはないアプリが豊富ということです。
そして現在はiPhoneとAndroidを2台持ちして使っています。ただこのAndroidはサイズが大きく、ディスプレイが6.67インチ、重さが200gとなっていて、203gのiPhone 13 Proとほぼ同じで、結構か差張るんですよね。
そこで、この1円キャンペーンの開始。Rakuten Hand 5GはサイズもiPhone 12miniや13miniに近く重さはほぼ同じの130g程度。
正直SOCなどAndroidのスペックを評価する指標は全然分かりませんが、1円でストレージサイズが128GBあることにまず驚きです。そしてもちろんLDAC対応で、おサイフケータイも対応しています。
5Gも使えるし、eSIMも対応というかeSIMのみ対応という日本ではちょっとスパルタンな仕様。防水はIPX8に対応しています。お風呂でも使えちゃう。
指紋認証にも顔認証にも対応していて、急速充電も可能ですから、もうハードウェアのスペック的には細かいことはわかりませんが、これだけで十分でしょう。
早速購入!すぐに届いたのでセットアップ!
木曜日申込み、土曜日発送で、日曜午前到着。なんとか週末に間に合い、
ゆっくりセットアップできました。
付属品はUSBーCとイヤホンの変換ケーブル。これはおそらくアナログ出力でDACではないと思います。それからUSBのAーC変換ケーブル。使わないでしょうね、きっと。
ディスプレイは5.1インチ。まず細くディスプレイの上下ベゼルの幅があるので画面が小さく見えます。
似たようなサイズのiPhone13miniは横幅がRakutenHandよりもあり、ディスプレイ部分も広いので、ディスプレイサイズは5.4インチ。
たった0.3インチの差ですがか大きさはかなり違って見えます。
有機ELディスプレイですが、iPhoneのような落ち着きはなく、画面はハデ目で、彩度が高く、子供っぽい感じです。
画面を暗めにしても改善されないので、まあそんな性格の色味なのでしょうね。しばらく画面を見てると慣れます。
動きは速くなく、でももっさりでも無いので今までサクサク動くスマホを使っていてもさほど違和感なく使えると思います。
ゲームはイマイチのようですが私はグリグリ動くゲームはしないので、ファーストインプレッションではお伝えできず、また試してみますね。
さて、このRakuten Hand 5Gの用途は
・ミュージックプレイヤー(ウォークマン的な)
・モバイルICOCA
・電子書籍リーダー
・ポケットWi-Fi
として使おうと考えています。
Android版AppleMusicを利用することでウォークマン的なミュージックプレイヤーになります。また、SpotifyやAmazonMusicなどハイレゾ音源を配信しているサブスク音楽サービスがあります。
普段使っている音楽配信でロスレス、ハイレゾロスレス音源を配信していれば、Rakuten Hand 5GはLDAC対応しているため、ハイレゾ音源をワイヤレスで聞くこともできます。
もちろんDACを使えば有線イヤホンやヘッドフォンでハイレゾ音楽を楽しめます。インターフェースがUSBーCなのでDACの製品も多く、1000円台から数万円、数十万円のものまで幅広く選ぶことができます。
m」また、Felica搭載のためおサイフケータイに対応。モバイルSuicaやモバイルPASMO、そして2023年3月からサービス開始をしたモバイルICOCA、この3つの交通系IC決済に対応しています。特に私のように2023年中にモバイルICOCAが使いたいiPhoneユーザーのICカード代わりにピッタリですよね。
電子書籍リーダーとしても優れていると思います。Appleのブックには流石に非対応ですが、私が使っているKindleとSonyReaderはもちろんiOSもAndroidどちらも対応しているのでOK。
縦読みでも漫画を読むくらいならなんとか。でも本領を発揮するの小説やビジネス新書などです。
軽いので片手持ちは楽だし、文字を読むのもなんら問題はありません。これなら満員電車の中でも手軽に本が読めちゃいますよ。
また、ポケットWi-Fiの用途にピッタリだと思います。バッテリーサイズが小さいと言われていますが、実際には普通に使っていれば 1日は持ちますし、テザリングしていても動画をずっとみているような使い方ではなければ半日は余裕で持ちます。
基本的に 1日中テザリングをしてPCやiPadで作業することはありませんから、現実的にRakuten Hand 5Gのバッテリー容量で十分ですし、また小さいので持ち運びも楽ちんです。
Appleデバイス同士なら同じiCloudアカウントで使っている端末同士は自動でテザリングされますので、問題はないのですが、Androidは「Wi-Fiアクセスポイント」をオンにすることでテザリング可能となります。
また、Appleデバイスどうしてあれば使っているデバイスがスリープになると勝手にテザリング機能がOFFになりますが、Androidはテザリング機能はONのままなので、使い終わったら手動でちゃんとWi-FiアクセスポイントをOFFにする必要があります。
実際Rakuten Hand 5Gを使ってみて
まずサイズ感がいいですね。小さいというか細くて持ちやすいです。
各所でレビューされている指紋認証と顔認証ですが、個人的には精度よくロック解除できます。ただし爆速ではなくロック解除までワンテンポ必要という感じ。メイン機ではないので、ロック解除のスピードは要求していないので私的にはOK。
ディスプレイの解像度はちょっと低い1520 x 720ですが、写真や動画を見るような使い方を想定していない私には十分かな。
動きは全体的にサクサクとはまでいきませんが、もっさりはしていない感じです。
ともかく、Androidは慣れないので、指の動きがそもそも遅く、「えーっと」と考えてから操作する感じになってます。これがあまり早くなくても問題ない理由なのかもしれませんね。
カメラは正直使えないです。メインカメラは6400万画素とのことですが、レンズとセンサーの性能がその画素数を活かせなければ全然意味がありません。シャッターをタップしてから撮影までが若干タイムラグがあるのか、シャッターチャンスはまず逃してしまいます。そしてブレます。
動かないものをじっくりとる、メモ程度には使えそうですが、カメラも記録以外には使わないと思うので問題ないです。
バッテリー容量は2630mAhと大きくはないですが、少ない!ってほどでもないですかね。iPhone 12や13のminiシリーズよりはバッテリー容量が多いスペックです。メイン機ではないので2日くらいは持ちそうですね。Androidのバッテリー最適化コントロールがどうなっているのかは無知なのでわかっておらず、実際試してみてバッテリーの持ち具合をチェックする必要がありそうです。
とまあ、サブ機なので私的にはOKとしているところが多いので、Rakuten Hand 5Gを1台だけメイン機で使うというのはスマホをそれなりに使おうと思うとちょっと厳しいかも知れません。
でも子供の初めてのスマホということであればサイズも軽さもすごくいいと思います。また2台目のスマホとしても十分良さそうです。
iPhoneでできないことをAndroidで補うという使い方
Apple信者ではありますが、やっぱりiPhoneでは利用できないサービスがあると使ってみたくなるのがオタクというもの。
iPhoneでは搭載されていない機能、iOSではリリースされていないアプリをAndroidをサブ機として持つことで現時点ではiPhoneにない機能を補う、という使い方すごくいいと思いませんか?
そのAndroid端末にコストをかける気にはなりませんが、無料や1円で手に入るのであればぜひ活用したいですよね。というか、活用しないと損です。体験に勝る価値はありません。
私が今すぐにでも使いたいのは、ワイヤレスイヤホンを利用したハイレゾロスレス音楽、モバイルICOCA、液晶画面上での指紋認証による画面ロック解除、です。
これはiPhoneでは利用できませんので、ぜひサブ機のAndroidで活用したい機能です。
そしてどれも1円Androidで実現できてるんですから、iPhoneにもサクッと載せて欲しいですよね、本当に。
重いスマホと軽いスマホを使い分ける便利さに気づいた
スマホって本当に便利でそれ1台でなんでもできちゃいます。でも、スマホ1台で全部済ませることはできるけど、実際に全部済ませようと思うとiPhoneでいえばPro Maxのように画面が大きく、バッテリーも大きく、そしてストレージサイズも大きく、さらに価格も大きく、と結局は大型で高性能なスマホを求めることになってしまいます。
でもスマホって小さいモデル、軽いモデル、そして価格も廉価なものなど、単にハイスペック高価格のものだけじゃなく、低価格でお手軽なものまでラインナップが揃っています。
つまり、それぞれの得意分野を持たせて利用するとすごく使いやすいものになりますよね。
このRakuten Hand 5Gは軽い、細い、Android、ストレージがそこそこある。これが特徴で、デメリットではなくメリットとして考えると、重たいiPhone13Proにできない、軽くてポケットに入れて邪魔にならず、LDACを利用したワイヤレスのハイレゾ音源を聴けて、片手で持ってても疲れないから小説など文字メインの電子書籍も読みやすい。
重たいスマホと軽いスマホと使い分ける素晴らしさに気づくことができたんです。これは本当に個人的に革命でした。今までiPhoneとiPadの使い分けはしていても、スマホの使い分けをしなければいけないって考えたこともありませんでしたから。
まとめと今後
Rakuten Hand 5Gは楽天回線を使っているため外で持ち出してモバイル通信で音楽を聴くことはしない予定です。一応通信費は抑えて3GB以内で収めたいので。
でもiPhone13Proでは重いのでサクッと簡単に調べたりするのにはすごく便利って思いました。スマホの重たい機種、軽い機種を2台持ち歩くのってすごく便利です。
バッテリーの節約にもなりますしね。デュアルSIMは単純にSIMの使い分けですが、スマホ2台持ちはスマホの使い分けの意味が体験しないとわからないもんだななって思いました。
ここでふと思ったんです。軽いスマホ・・・。軽い iPhone・・・・。えーっと、miniか・・・。ん?iPhone12mini、iPhone13miniって140gないよね。軽いよね。
そう。実は後付けでもなんでもなく、軽いスマホを2台持ちの本当の目的はiPhone2台持ちしたらいいのでは?という検証のためのRakuten Hand 5G導入でもあった。
そしてすぐに答えはもう出ましたよね。結果は後日。