ARWがLightroom iPad版に対応してなかった

α7Cで色々試していますが、これまでα7シリーズで撮影した写真は基本JPEGで撮影して、そのまま無加工で保存していました。

その後Leica M8 M-Eなど使うようになり、その場合はDNG(RAW)で撮影して現像することを覚えました。(出来上がりの解像感が全然違う)

と言うことで、最近久しぶりにα7へ戻ってきたと言うことで、SONYのRAW、ARW形式で保存して撮影して、いざ現像しようと思うと・・・
「何もさわれない」

という症状に出くわしたので、ちょっとシェアしたいと思います。

Lightroom iPad版で現像

私は普段LeicaはRAWで撮影しています。Leicaの場合はDNG形式で保存されます。

そしてそのDNGの現像はLightroomを使用していますが、iPad版のLightroomを使っています。

LightroomはもうRAW撮影している人には定番と言われるほどのAdobe製現像ソフトですよね。写真管理ももちろんできます。

ちょっと話はそれますが、今ではAdobeのLightroomとPhotoshopの区別もよくわからないし、Photoshopも「Photoshop」と名前がついたソフトやアプリが多すぎて何が何だか勉強しないと全然わからなくなってます。昔はシンプルだったのに・・・。

で、通常Lightroomはお金が発生します。数年前までは買い切りのソフトでしたが、いつ頃からかサブスクとして月額利用料が必要となりました。

でもプロじゃないし、そんなガッツリ使わないから買い切りならまだしも毎月お金払うほどは・・、と思っていたのですが、なんとiPad版は現像とちょっとした編集だけなら無料で使えるというので、M型Leicaで撮影したDNG形式の写真を現像するようになったんです。

それまではMacの「写真」アプリで現像してたのですが、なんかLightroomで現像した方がかっこいいじゃん、みたいな。そんな程度です。

別にガッツリ編集したいわけじゃないので。暗い部分を持ち上げたりするくらいですから。

SONYのRAW、ARW形式

さて、αシリーズで撮影したRAWデータはARW形式という、SONYの形式になっています。

それをLightroom iPad版に読み込ませるとちゃんと読み込みますが、なんと全然編集できない。

ちなみに、これがLeicaのDNG形式を読み込んだ画面です。右側の編集する部分がタッチで操作できるようになっています。

「★」がついているメニューはサブスクでお金を払わないと使えない機能なのですが、それ以外は普通に使えて、大抵の機能は使えちゃいます。

で、こちらがα7CのARW形式を読み込んだ画面です。

見た目は全然変わらないんですが、全然タッチできないんですよ。「編集」という部分もグレーアウトしてさわれないようになっています。

そして、メニューをタッチすると「プレミアム機能、さまざまなカメラのRAWを編集できます」みたいなサブスクへ加入するよう促されます。
(プレミアム機能はサブスクに加入すると全開放されるみたいですね)

このメッセージからも、もしかするとDNG形式以外のCanonやNikonも無料では編集できなさそうですね・・・

一応現像はできる

変種できないとはいえ、一応そのままの状態で現像することは可能です。Exifも認識してくれるので、生成されたJPGEにもちゃんと含まれてます。

でも普段調整はあまりしないけど、やりたい時にできないならJPGでいいじゃんって思うけどなあ。SONYのJPGも結構キレイでしょ?

カメラによって現像ソフト変えるって結構面倒だよなあ、ってちょっといい解決方法を考えたいですね。

SONYの現像ソフトがMacで使えない・・・

もう、ARWどうやって現像したらいいのよ!?って状態。

実は、SONYのデジカメで撮影したRAW(ARW形式)を現像するのに、SONYが提供している「Imaging Edge Desktop」という無料ソフトがあります。

SONYのピクチャープロファイルなども充てることができるので、これが使えたらまあいいとは思うのですが、これってすごく重いのかわからないんですけど、私が持っているMacbook Pro 2015では使えないんですよ。すぐ落ちちゃって・・・。

もうARWで撮るなってことなのでしょうか?

JPGで撮影してそのままドカンとクラウドにアップするのがいいかも

私は写真を2つのクラウドにアップしています。

一つは「Google フォト」です。こちらはいろんな人が便利な使い方を公開していますから、私から改めて詳しく説明する必要はないと思います。

無料で使えて、Googleが指定する画像サイズ、画素数へ自動変換するのをOKとするならば容量無制限です。動画もOK。

基本的に写真は1600万画素で、同意がはHDサイズへ自動変換されます。でも無料ですからね。iPhoneやiPadで閲覧する程度なら十分です。

あとiPhoneで撮影した写真も自動でGoogleフォトへアップされるように設定していますので、Googleフォトに全ての写真が集まるようになっています。

なので、α7Cで撮影した写真は16Mへリサイズされてしまいます。4K動画もHD動画へリサイズ。

でもLeica M8.2は1000万画素なので、リサイズされません。あとα7S系も1200万画素だからそのままの画素数で保存できます。意外と低画素って便利なんですよね。

もう一つは「Amazon Drive」です。アマゾンのクラウドストレージで、アマゾンプライム会員なら無料で利用できます。

写真はオリジナルの解像度で保存でき、RAWも保存して、なんと枚数、容量が無制限で無料!これって素晴らしくないですか?

今までハードディスクとかに保存してたんですけど、結局ハードディスクに保存するのもいつか破綻するし、故障も気になるし。

プライム会員辞めるつもりがなければぜったいいですよ。オリジナルで保存できますからね。

ちなみに動画は5GBまでは無料。それ以上は追加ストレージを購入する必要があります。なので、動画は保存していません。

じゃあ、4K動画はどうするかというと、ファイルサイズもデカイので、自分で保管するのも大変です。Googleフォトもアマゾンドライブも使えないので、私はYouTubeにアップしています。

非公開にすれば誰からも検索されて見られることはありませんし、4Kで保存した動画を4Kで再生することができますからね。しかも無料ですよ。今のところ保存サイズの制限もなさそうなので、4K動画の保存先としてYouTube使うのっていい選択だと思いますが、いかがですか?

とまあ、最後は話が逸れてしまいましたが、SONYのα7Cで今後RAW撮影をどうしようか、ちょっと迷ってしまう出来事でした。