みなさん3/9の午前3時から配信されたAppleの新製品発表イベントご覧になりましたか?
とりあえず何が発表されたか知りたい方はAppleの公式サイトを見れば新製品が確認できますので、そちらをチェックするのが一番早いですよ。
ここでは新製品とバージョンアップの製品は前モデルと何が違うのかを簡単に紹介します。
時短でサクッと新製品の内容とこれまでの製品の違いをチェクしたい方はぜひ参考にしてみてくださいね。
発表されたAppleの新製品
今回もコロナ禍の影響で事前に撮影された映像を配信という形となりました。映像は約60分で発表された製品の詳細を知りたい方はAppleの公式サイトやAppleTV+、YouTubeで配信されていますから、そちらもチェックしてみてくださいね。
今回発表された製品は以下となります。
・iPhone SE (第3世代)
・iPad Air 5 (第5世代 iPad Air)
・Mac Studio
・Studio Display
また新製品ではないですが、iPhone13シリーズに新色のグリーンが追加されてそれも発表されました。
まず今回M1 Maxを2つ組み合わせたM1 Ultraというチップの発表がありました。噂があったM2の発表はお預け。そしてまだIntelチップが搭載されているMac Proの刷新もお預けとなりました。
そして、iPhone SEにはA15を、iPad Air 5にはM1を、Mac StudioにはM1 Ultraをそれぞれ搭載し、それぞれのプロダクトで今一番最新(高性能)のチップを搭載したことになり、これが今回のイベントのコンセプトであった「Peek performance.」「最高峰を解禁。」につながっているということがわかりました。
なるほど〜って感じですね。
ではサクッと紹介していきます。
iPhone SE (第3世代)
2020年4月に発売されたiPhone SEから約2年でモデルチェンジとなりました。
違いを紹介しますね。
・モバイル通信 4Gから5G
・チップ A13からA15
・ビデオ再生時間 13時間から15時間
・フロントカメラ スローモーション対応
基本コンセプトは同じで、昔ながらのホームボタン付きのデザインのiPhoneでその時の一番良いチップを搭載する、という感じです。
ですので、外観は変わらずで、ディスプレイサイズは4.7インチでRetina HDディスプレイで同じ、ホームボタン付きのデザインでTouchIDも同じです。
普通に正常進化でサプライズはありませんでしたね。
価格は以下の通り。
64GB 57,800円
128GB 63,800円
256GB 76,800円
なんと第2世代は64GBが49,280円と5万円を切る価格でかなりコスパが良いiPhoneだったのですが、今回8,500円ほどの値上げとなりました。5万円を超えるとこれはインパクト大きですね。安いiPhoneというイメージがなくなっちゃいます。
予約は3/11からで3/18発売となります。
日本ではiPhoneの整備済製品(リファービッシュ)の販売がありませんから第2世代のiPhone SEを安く買うなら、店舗の在庫を探すのがいいかもしれませんね。
iPad Air (第5世代)
2020年10月に発売されたiPad Air (第4世代)から約1年半でモデルチェンジとなりました。
違いを紹介しますね。
・本体カラーのラインナップが変更
・チップ A14からM1
・モバイル通信 4Gから5G
・フロントカメラ 最新のカメラモジュールを搭載(センターフレーム対応)
チップがM1を搭載したことと、フロントカメラがたのiPadに搭載されている最新のカメラモジュールに変更されたくらいの変更でした。
ディスプレイは変わらずでProMotionテクノロジーを搭載しているProモデルとは差別化はしているようですが、チップがM1になったということで、処理性能はほぼProと同じになったのではないでしょうか。(搭載メモリはProより低いと思われます)
正常進化ということで大きなサプライズはありませんでした。
価格は以下の通り。
Wi-Fiモデル
64GB 74,800円
256GB 92,800円
セルラーモデル
64GB 92,800円
256GB 110,800円
iPhone SEと同様に前モデルからの値上げとなりました。iPad Air 4は一番安い64GBのWi-Fiモデルが69,080円で7万円を切る価格だったのに、6,000円弱の値上げとなりました。
M1チップにこだわらなければ整備済製品のiPad Pro 11インチ2018年モデルが64GBが6万円、256GBが7万円で販売されており、今回のiPad Air 5よりも安いですからそちらを選択するのもいいかもしれませんね。
またiPad Air 4が整備済製品に登場するのも期待できます。
予約は3/11からで3/18発売となります。
なお、学生・教職員向けストアで実施中の「新学期を始めよう」キャンペーンは昨日まではiPad Air 4が対象でしたが、本日からiPad Air 4の販売がなくなりましたので、iPad Airはキャンペーン対象から外れてしまいました。
(さすがに新製品はキャンペーン対象にしませんよね・・・)
Mac Studio
Mac miniの背が高くなったようなMac Studioが発表され、それに搭載される新型チップのM1 Ultraが発表されました。
まあすごい性能で、価格はそれなりに抑えられているとのことですが、499,800円〜ということで、そこそこ高額のPCです。
またM1 Max搭載モデルもあり、こちらは249,800円〜となっています。
また、これと一緒に27インチで5KのStudio Displayも発表されました。
ディスプレイなのにA13のチップを搭載していて、空間オーディオやセンターフレームなどソフトウェア処理が必要な機能が使えるようになっており、今回発表されたMac Studioに合うのはもちろんですが、MacBookの機能拡張、インターフェース拡張のデバイスとしてもかなり有効利用できそうです。
お金があればM1 MacBook Airの機能拡張としてちょっと欲しいかもです。
感想
Mac StudioとM1 Ultra、そしてStudio Displayの内容が大体発表全体の半分以上を使っていたので、今回の発表はこのStudioシリーズがメインと言えそうですね。
iPhone SEはチップが最新になった、iPad Airはチップとカメラが最新になったがそれぞれ値上げされてしまった、という内容でした。
iPad AirとiPad Proはどのように区別していくのかは、今後のiPad Proの発表を待つということで、どのように進化していくのか気になるところですね。
iPhone SEとiPad Airはまた詳細をチェックして別記事にしてみたいなって思います。