5万円で全ての機能が使える無印iPadがコスパ最強でオススメの理由

母親のiPadをそろそろ買い替えようかなあ、と思ってiPadについて色々調べてみました。

母親が使っているのは初代iPad Air、2014年モデルでもう8年前の製品です。アクセサリーはスマートカバーのみです。スマートキーボードもApple Pencilも対応していないモデルなのでそうなりますよね。

でも今は無印iPadでもiPad用のアクセサリーは全て対応しています。

iPadをアクセサリーなしで使うのもいいですが、アクセサリーを一緒に使うのも用途が広がって便利です。

予算は大体5万円くらいでなんとか揃えたいなあ、という感じで検証してみようと思います。同じように検討している方への参考になれば幸いです。

一番安いiPadは無印iPad

現在のiPadのラインナップは、iPad、iPad Air、iPad Pro、iPad miniです。この中で一番安いiPadはiPadいわゆる無印iPadです。

一番安いのはWi-Fiモデルの64GBモデル、39,800円です。今回から最低ストレージが32GBから64GBへサイズアップしました。その代わり値段も上がりましたが、iPadは最低64GBは欲しいですから、これはいいアップグレードだと思います。

これをベースに色々検討してみましょう。

本体はどれにするか

iPadは現行モデルの新品だけではなく、旧モデルの整備済製品がAppleのオンラインストアで販売されています。

整備済製品はメーカー公式の中古みたいなものですが、外装とバッテリー、そして付属品は新品で整備されており、さらにメーカーの1年保証もついてくるので、もう新品と言ってもいいくらいです。

現行モデルのiPadは第9世代で、1つ前の第8世代はほぼ同等の性能。違いはディスプレイの性能、フロントカメラの性能、そしてストレージサイズです。

第9世代iPad

第9世代は最低モデルの64GB、Wi-Fiモデルで39,800円、これが256GBになると57,800円。また64GBでセルラーモデルになると56,800円。

どちらも5万円をオーバーしますので、ちょっとツライところ。なかなかいい値段設定ですよね。

第9世代iPadを買うなら64GBのWi-Fiモデル一択となります。

第8世代iPad

第8世代は32GBと128GBの2モデル。32GBは正直少ないところですが、ウチの母親にとっては十分なサイズです。

価格は2022年2月の整備済製品の価格です。

32GBのWi-Fiモデルは32,800円。高性能タブレットとしてはかなり安いですよね。またセルラーモデルにすると45,800で、これも予算の範囲に入ります。

母親の自宅には光回線がないので、やっぱりセルラーモデルに格安SIMを入れるという運用がいいので、同じような状況の人はセルラーモデルを選択するなら第8世代iPadもオススメですね。

128GBの場合はWi-Fiで42,800円、セルラーで55,800円となります。128GBを選択する場合はWi-Fiであれば予算の範囲内ですね。

アクセサリー

iPadに対応している便利なアクセサリーとしては定番のSmart KeyboardとApple Pencilですよね。

Smart KeyboardはiPadのディスプレイカバーにもなりつつ、キーボードにもなるという優れものです。

Apple Pencilは第1世代が対応モデルとなっていてスタイリッシュな第2世代は使えません。

Smart Keyboard

私もiPad Pro10.5インチ用に持っています。ちょっと重たいですが、あるとかなり便利で、iPad本体とSmart Keyboardのセットだけ持ち歩けばPCライクな作業がどこでもできるのがメリットです。

ちなみに、Smart Keyboardをこの前店頭で触ってきましたが私が持っているものよりもなんだか外装がしっかりしてて軽くもなっているような気がしました。比べてないのであくまで気がするレベルですが。

さて値段ですが、新品であれば18,800円と結構お高めです。これが中古ショップで買うと大体3,500円〜の価格となります。まあ状態が悪いものもあるので、そこそこ状態が良いものを選ぶと5,000円〜という感じでしょうか。

それでも新品の75%OFFくらいな感じなので十分安いですよね。初めて買うなら試してみたいけど使うかもわからないと思うので、中古でも全然問題ないと思いますよ。私も中古で買ったので。おすすめです。

この場合、第9世代の64GBWi-Fiモデルとの組み合わせか、第8世代の32GBセルラーモデル、128GBWi-Fiモデルでも5万円に収まります。

ストレージサイズを増やしたいとか、セルラーモデルが良ければ第8世代の選択肢もありですね。

Apple Pencil

Apple Pencilもあるとかなり便利ですが、これも使うかどうかは人それぞれ。第1世代も第2世代もできることは変わりませんが、側面タップによる消しゴム切り替え機能やマグネット充電など使い勝手の便利さは第2世代の方がいいです。でも繰り返しますが、できることは変わりません。

新品は11,800円で、中古ショップでは6,000円〜が相場となっています。Smart Keyboardよりも定価は安いのに中古価格はApple Pencilの方が高いんですね。それでも中古は新品の半額ですけどね。

こちらも中古で十分だと思います。ただ、Apple Pencilの場合はSmart Keyboardと違ってバッテリー劣化だけは気になるところ。ただ、iPad本体で気軽に充電はできるのでそんなに気にしなくていいかもしれません。

こちらも使うかどうかわからないからとりあえず中古でという選択肢は十分ありだと思います。

第9世代の64G Wi-Fiモデル、第8世代の128GBWi-Fiモデルなら5万円以内に収まります。第8世代の32GBセルラーならちょっとオーバーしちゃいますね。

iPad本体、Smart Keyboard、Apple Pencil3つ揃えた場合

iPadはやっぱりSmart KeyboardとApple Pencilの3つが揃うと全ての機能が利用できて最高な状態となります。

またこれらはアクセサリーなので、「使いたい時に使えて、使わないときは使わなくていい」というのがすごくメリットです。つまり余計な機能をiPadにつけるわけではなく、アクセサリーとしてiPadとセットで使いたい時だけ使えるというのがすごくメリットだと思います。

さて、これらを全て揃えようとするとSmart Keyboardが5,000円、Apple Pencilが6,000円ですから、合計で11,000円。

この場合第8世代の32GBWi-Fiモデルであれば約44,000円、第9世代の64GBWi-Fiモデルで約51,000円でアクセサリの中古を申し越し安く買うことができれば50,000円に収まる価格となります。

この6,000円の差なら、ストレージ容量が多い第9世代iPadがいいんじゃないでしょうか。現代のアプリは意外と容量が大きいので、iPadはなんだかんだで32GBは少ないと思います。

iPadのストレージは後から追加変更することはできないので、予算が許すのであれば大きいサイズを選んだほうが絶対いいです。

私の母はセルラーモデル一択なのでその場合

私の母はセルラーモデル一択となります。しかもそんなに凝った処理はしない。この時点で第9世代は候補から外れ、第8世代以下が候補となります。

そうなると第8世代もいいのですが、一番の選択肢は第7世代iPadがおすすめです。

第7世代iPadは第8世代とチップ性能以外はほぼ一緒。しかも重たい処理をしなければ十分今でも現役で使えます。うちの母親はグラフィック性能が必要がゲームとかもしませんし、動画制作もしませんから。

Wi-Fiモデルの場合32GBは24,800円、128GBは32,800円です。

セルラーモデルの場合は36,800円、128GBで44,800円です。

もちろんSmart KeyboardもApple Pencilも対応しています。これはかなりの高コスパモデルと言ってもいいと思います。

Wi-Fiモデルであれば128GBを選んでも2つのアクセサリを揃えて44,000円ほど。
セルラーモデルでも32GBであれば2つのアクセサリを揃えて48,000円ほどで5万円以内に収まります。

結論 整備済製品であればアクセサリも揃う

予算4万円であれば本体だけなら第9世代の64GBWi-Fiモデルを買うことができます。ただ、やっぱりアクセサリは是非使って欲しいので、第7世代の32GWi-FiモデルであればSmart Keyboard、Apple Pencilの中古であれば4万円以内に収まります。

またSmart Keyboardだけにすると第7世代で128GB買っても4万円でお釣りが来ますし、32GBであれば3万円以内でPCライクなiPad体験をすることもできます。

iPadってPCじゃないし、iPhoneでもないので使うかどうかわからない、という場合は5万円とは言わずに3万円いないから初めてもいいんじゃないでしょうか。

Appleの整備済製品はバッテリーも新品なので、中古で一番気になるバッテリー劣化については気にする必要がないところが嬉しいポイント。

ぜひiPadを試して欲しいなって思います。

ウチの母親のiPadどうしようかなあ・・・

*価格は2022年2月時点の価格です