iPhone12やiPhone13 miniが一括1円で買えるの?XRを買い換えるか検証してみた

2021年末からiPhone12や12 mini、年が明けてからiPhone13 miniも含めてiPhoneが実質1円で買えるという情報が溢れていますよね。

ネットニュースやTwitter、Youtubeなど各メディアでたくさん紹介されていますし、条件などは店舗によってさまざまなようです。

MNPしなければいけない、回線契約の要・不要、特定のプラン加入、事務手数料など、実際は数千円必要だったり情報もたくさん出ていていますね。

私の奥さんは2018年発表のiPhoneXRを使用しており、4年の分割払い中。でも実際にiPhone 12や13miniが本当に1円でゲットできるなら、買い換えてiPhoneXRの残りの支払いをチャラにしたほうがいいんじゃないの?って思いました。

早速それが実現できるのか検証してみたいと思います。同じような状況の方の参考になれば幸いです。

iPhoneが1円で買える条件を調べてみた

iPhoneが1円でゲットできるのはAppleのキャンペーンではなく、ドコモやau、ソフトバンクや楽天モバイルのキャンペーンでもありません。

各販売店のキャンペーンのようで、店舗によってその内容はバラバラのようです。

ただ、指が疲れるほどネットで調べまくって大体条件がわかってきましたので、その条件が利用できるかを確認しようと思います。

回線契約

端末の購入のキャンペーン条件として一応法律上は回線契約をともなっていはいけないことになっているそうです。(私の解釈なので正確でないかもしれません)

ですから、楽天モバイル以外の3大キャリアの回線を契約せず端末のみ購入でも1円購入ができる店舗もあるようですが、MNPを条件にしているところが多いようです。

MNPはする前提と考えておいた方がよさそうですね。

対象のiPhone

1円となる対象のiPhoneはiPhone SE、iPhone 12、iPhone 12mini、iPhone 13miniが多いようです。

そしてストレージは各端末の最小ストレージが対象となっているようですね。iPhone 13シリーズは最小ストレージが128GB、そのほかは全て最小ストレージが64GBですから、iPhone 13miniを選んだ方がストレージサイズはお得です。

店舗によって対象端末が限定されていたり、在庫がなかったりと、実際に行ってみないとわかりませんが、最小ストレージのiPhoneが選べる想定で考えます。

支払い方法

これはもうほぼ各キャリアで提供されている48回払いのアップグレードプランに加入する必要がありそうです。

端末代金を48回払いで購入し、25回目以降であればiPhoneを返却することで残りの支払いを免除してもらえるという購入方法です。

実質端末代金の半額で2年間iPhoneをレンタルできるということですよね。

人によっては1年で最新機種へ買い換えたり、長く使ったりなど買い替えサイクルはさまざまんですが、大体2年〜3年で買い換える人は使っても損はないプランなのかなと思います。

ただし、破損すると満額での返却不可となる(別途費用が発生する)ため、残価を支払いたくない場合はiPhoneは借り物と思って大切に扱う必要があります。

こちらは状況的にちょっと考えを巡らす必要があるので、後で書きます。

奥さんの状況を確認

まず1円となる条件に合致するかどうかは自分の状況を把握しておく必要があります。そこで、奥さんのケータイの状況をチェックします。

スマホ本体
iPhone XR 256GB
2019年8月auで購入 4年分割で支払い中 支払い終了は2023年10月
破損箇所なし

回線キャリア
マイネオ デュアル(音声+データ)
近々LINEMOへMNPしようか検討中

スマホ使用状況
ストレージは256GB中190GB使用
iCloudは5GBでデフォルトのままのため、ほとんどが写真データ

私の奥さんは2019年8月、au時代にiPhone11が出る直前のタイミングでiPhoneXR256GBを書いました。ちょうどキャリアの販売奨励金がなくなり、iPhoneを一番高いタイミングで買わなければいけない時に一番高いストレージサイズを買うという・・。まあ、しょうがないですけど。

1円購入の条件に当てはまるか確認

奥さんの状況がiPhone1円購入の条件に当てはまるかどうかをチェックしてみます。

回線契約については元々MNPを検討していたので条件として提示されても受け入れ可能です。

そして検討していたMNP先はLINEMOだったので、ソフトバンクへ一旦MNPしてそのままLINEMOへMNPを続けるというのもありですね。実際このパターンをやった人も多いようで、実現の可能性が高いです。

支払い方法は48回のアップグレードプログラムの加入が必須のため、こちらは条件を受け入れるしかなさそうです。ただ、基本的に我が家はiPhoneを一括では買わないので24回以上の分割払いでもOKです。これも問題ありません。

問題は「対象のiPhone」です。奥さんのiPhoneは256GBで190GBほど使用中です。

1円対象機種はいずれも最小ストレージの端末となっていますから、この時点で64GBが最小となるiPhone SEやiPhone 12シリーズは対象外となってしまいます。

iPhone 13miniの128GBで移行できるかどうか、ですね。頑張って写真を整理してもらいましょうか。

結果、ストレージの問題を解決できれば条件達成しそうですね。

補足 ストレージの問題はiCloudで解決可能

ストレージの問題はiCloudを利用すれば解決可能です。iCloudは5GBの容量が無料ですが、月額130円で50GB、月額400円で200GB、月額1300円で2TBへ増量することができます。

そして200GB以上はファミリーで共有可能で、Apple IDでファミリー設定をしているメンバーであれば全員使うことができます。

200GBあれば奥さんの写真のほとんどをiCloudへ保存することができ、iPhone本体のストレージ使用量を減らすことができます。

iPhoneで写真を見るときだけダウンロード、しばらくみなくなったら削除する、というiPhone本体のストレージを自動コントロールしてくれる機能が備わっていてとても便利です。

私も写真は30GBありますが、全てiCloud上でiPhone本体にはほとんどデータが存在していません。

では価格の面も見てみましょう。

iPhone 13miniの場合、Apple Storeの価格で考えると128GBと256GBの価格差は12,000円です。

iCloudの400GB月額利用料で考えると30ヶ月分、2年半分ですね。2年で買い換えるのであればiPhoneにお金をかけずにiCloudにお金をかけた方がバックアップとして、写真以外も使えるクラウドストレージとして利用することでAppleの生活改善につながります。

iPhone XRを売る?残す?

条件も満たせ、どうやらストレージ問題も解決できそうです。これで販売さえされていれば1円iPhoneをゲットできそうです。

さて、もし1円iPhoneをゲットできたとして、手元に残るiPhone XRはどうしたらいいでしょうか?

売った方がいいのか、残した方がいいのか、迷いどころです。

iPhoneXRの残価は約1年半、40,000円強残っています。Apple Trade Inを利用して売却した場合は2/18時点で23,000円でした。意外と低い・・・。全て残りの支払いに充ててもまだ17,000円も残るなんて・・。

ここでポイントとなるのはiPhoneXRには支払いが残っているということ。買取店にとってはいわゆる赤ロムになる可能性があるのです。

ただ、Apple Trade Inは残価を関係なしで買い取ってくれるので、通常の買取店よりも若干やすく、さらに現金ではなくApple Gift Cardでの買取金額受け取りという条件ですが、十分利用価値はあります。

XRを手元に残したところで、子供のゲームやYouTube閲覧用の端末になるだけでしょうから。ささっとうって残り支払い分の足しにするというのがいいような気もします。

ちなみに、iPad Pro 10.5 64GB セルラーモデルも同額の23,000で買取可能となっていて、XRと合計で46,000円分のギフトカードがゲットできます。

あとはSmart Keyboardと第1世代Apple Pencilを売れば合計で5,000ほどになります。

となるとこれで合計51,000円となりこれに1万円ほど足せばiPad mini 6が手に入るではありませんか!

Amazon Fire HD8で十分!iPad mini6はいらない!ない!と言っていたものの、いざ皮算用をしだすとちょっとソワソワしてきま