iPad mini 第5世代 1ヶ月間使用レビュー

iPad mini5 を中古3万円で購入し、ほぼ毎日使ってきたので、そろそろ1か月レビューをしてみようと思います。

この間、仕事はリモートワーク中心のため、通勤に持ち出すことなく、休日の買い物に持ち出す程度でした。

使い方はiPad mini 6も共通だと思いますので、iPad miniどうなんやろ?って考えている方の参考になれば幸いです。

iPad mini 5 の用途

iPad mini 5はmini専用の使い方をしたい!というわけではなく、iPad Pro 10.5インチの代わりとして買いました。つまり、普通のiPadと同じ使い方をする予定です。

インプットとアウトプットの用途をさらっと紹介します。

インプット

こちらはiPadを使っている方は同じような使い方をしてそうですね。
・動画視聴
YouTube、Amazonプライムビデオ、Tverなど
・音楽
Apple Music
・電子書籍
Kindle、ソニーリーダー

iPhoneでもできるけど、iPhoneよりも画面が大きくて見やすい、という使い方ですね。

iPad mini 5 は便利で快適

さて、私のiPad mini 第5世代は64GBのWi-Fiモデル。カラーはシルバーです。

中古でさらに箱がリファービッシュ(整備済製品)でした。そのため、Appleのオンラインストアで整備済製品を購入した人が手放したiPad mini 5ってことですね。

スマホやタブレットを中古で買う際一番気になるのはバッテリーの劣化状態ですよね。

iPad mini 5は2019年3月発売ですが、整備済製品はその1年後くらいから発売されています。ということは私が買ったiPad miniは一番長くてもまだ2年たってないくらいの状態ですから、バッテリー劣化もそれほどないと思われます。

ディスプレイに言われるとなんとなくわかるような赤みがあるムラがあるため外装はすごくきれいなのですが3万円という安さでしたので、おもわず飛びついて買ってしまった、という感じです。

iPad miniのサイズ感はさすがいい感じ

私のiPad歴は約10年ほどで、初代のiPad miniも買いました。いまも持ってますが電源はいらないですけどね・・・。

片手で持てるサイズが本当にちょうどいいです。また重さも300g程度なのですごく軽いのもいいですね。

良くネット上でも口コミが多いですが、外出時も持っていこうかどうか迷うことなく、とりあえず持っていけばいいか、と思えるサイズ感と重さが本当にいいです。

それでいて通常サイズの10インチ11インチクラスのiPadとまったく同じことができるわけですからね。iPad OSの機能としてはiPad Proと同じことができますからiPhoneとは使い方が全然変わります。

持ち歩いて使う機会が多いデバイスは、大小で同じ性能であればやっぱり小さいは正義、と言えますよね。

iPhoneとは全然違う

巷では「iPhoneと用途がかぶる」など言われますが、私的には全然用途がかぶりません。やっぱりiPad OSはコンピュータ的思想に近づけたiOSだと思うのです。

iPhoneじゃないとできないこと、iPadじゃないとできないこと、iPhoneとiPadどちらでもできること、この3つのタイプの使い方で用途が変わってきますよね。

iPhoneは音声通話の電話回線を持っていることから、銀行などのアプリ起動のために本人の認証が必要なアプリなどを利用するには必須となります。また、PayPayやApple Payなどの店舗でのキャッシュレス決済もiPadではなくiPhoneで決済しますね。

対してiPadはやっぱりアウトプット作業に向いています。これはiPad miniの8インチクラスのディスプレイサイズでも同じです。

そのアプトプットの作業をどのように使っているか紹介しますね。

Apple Pencilの手書きはやっぱり秀逸

iPadの価値を高めているのはApple Pencilの力が大きいですね。iPhoneには絶対できない機能としてApple Pencilによる手書き作業があります。これはiPadの特権です。Apple Pencilを使わない人もいますので、メリットとまでは言えないかもしれませんが、機能としてはiPhoneには絶対できない機能がApple Pencilです。

「iPad miniはディスプレイサイズが小さいので、手書きはメモ程度」というYouTuberやレビューワーが多いですが、普通に文章書けると思います。拡大とか縮小がめんどくさいのですかね?私は拡大したりするのが苦にならないので、同じようにディスプレイのピンチイン、ピンチアウトで手書きしながら拡大縮小するのが気にならないのであればiPad miniのディスプレイサイズでも十分手書きによるメモ、文章、アイディアだし、などできます。

お絵かき等はやらないのでわかりませんが、絵の構図とかを俯瞰的に見ながら描く作業が必要なのであれば12.9インチ一択かもしれませんね。

Split ViewやSlide Overのマルチウインドウは便利

マルチウインドウもiPhoneではできないですね。Slide OverやSplit ViewはiPad miniのディスプレイサイズでの有効に活用できます。

iPad mini 6のレビューでも結構「結局マルチウインドウはムリで、シングルウインドウ(シングルタスク)になる」という意見を言っている人がほとんどです。

まあ、人それぞれなのですが、普通にSplit View便利ですけどね。このブログ記事を書いているときも2/3をOneNoteにして、情報を調べるためのSafariを1/3にしてSplit Viewで書いてます。

Macがあったり、大きなサイズのiPadがあって使えるのにわざわざminiを選択する必要はないかもしれませんが、外出先はもちろん自宅の中でも場所的に大きなデバイスを置きづらかったり、するときはminiを使いますし、画面が小さくても使えるのでいいじゃん、という感じですね。

iPad miniでイマイチなところ

個人的には買う前から予定していた使い方がバッチリできて快適に使えているiPad mini 5ですが、いまいちだなと思うところを「あえて」ひねり出してみました。

バッテリーがいまいち持たない

使っているとバッテリーは結構見た目で気になるほど減っていきます。もちろん使い方によりますが、入力作業が多いと結構減る感じでしょうか。

私のiPad miniが中古なので新品のバッテリー状態ではないのですが、iPad mini 6を使っている方もバッテリーの持ちが想像よりも良くなかったという意見が多かったので、これはiPad miniの特性なのかもしれませんね。

iPadはiPhoneよりもバッテリーの残量を気にすることがないので、使いたいと思ったときにバッテリー残量がないなんてことも意外とあります。

M1のiPad miniが出たらバッテリー持ちが良くなるんでしょうか?気になりますね。

iPad mini 6に比べて装備が旧世代

これは買う前から分かっていたことですので、イマイチと言ってしまうとちょっとかわいそうですけどね。

まず端子がLightningなので、外部機器との接続性は悪いです。やっぱりusb-c採用のiPadは外付けSSDとか使えて便利ですもんね。

iPhoneはまあLightningでも困ることはないのですが、iPadはやっぱりPCライクに使うこともあるので、外部ストレージとの連携を手軽にしたいところですね。

それから、スピーカーはステレオなのですが、ホームボタン側にしかないため、横向きにすると片側からしか出ない状態になります。

普段はAirPods Proを使っているのでスピーカーの不便さを感じることはありませんが、スピーカーを使うとやっぱり違和感感じますよね。iPhoneでも横向きにすると両側から音がちゃんと出ますからね。これで本当に空間オーディオに対応してるんかいな?って感じちゃいますね。

でもあえて絞り出したら、のイマイチな部分ですから、致命的なものではないです。致命的な欠点があれば買ってないですからね。

結論 普通のiPadなのにどこへでも気軽に持ち運べる

今回、iPad Pro 10.5インチの入れ替えで購入したiPad mini5でしたが、想定通りそのまま置き換えることができて、さらに軽くなり、処理性能も特に変わらず、そして何と言ってもいつでもiPhoneと一緒に持ち運べるようになりました。本当にこれが素晴らしい!って思います。

純正キーボードはないので、今後どのようなキーボードと組み合わせて持ち歩くかがポイントになりそうですが、今のところ外出先でキーボードを使った作業というのはあまりなさそうなので、キーボード選びは今後の楽しみにしておきましょうかね。