子供のためにスクリーンタイムを使いこなす

iPhoneやiPadのスクリーンタイムって使ってますか?

うちでは子供にiPhoneやiPadを使わせるときにスクリーンタイムを有効活用しています。具体的には使ってもいいアプリと使ってもいい時間を設定しています。

子供に「15分だけだよ」「子のアプリだけだよ」と言って渡してそのときは「うん、わかった!」と言っても実際は時間も使っていいアプリも守らないですよね。

そこで、スクリーンタイムを利用して子供に対してiPhoneやiPadを制限して上手に使わせる方法を紹介します。

スクリーンタイムとは

スクリーンタイムはAppleの公式サイトで
「スクリーンタイムを使えば、自分や子供のApp、Webサイトなどに、どの程度の時間を費やしているかを把握できます。」
と解説されています。

また、「必要に応じて制限を設けることができます。」とあります。

これを読む限り使っているアプリや閲覧しているWebサイトの時間を計測して、何にどれくらい時間をかけているかを分析するのがスクリーンタイムのメイン機能のようですね。

で、必要があれば制限をかけることができますよ、という感じです。

わたしはこの「制限」の方を活用して子供に対して制限をかけた状態でiPhoneやiPadを手渡しています。

スクリーンタイムの活用方法

スクリーンタイムを実際にどのように設定しているかは後述するとして、まず私がどのように使っているか紹介しますね。

スクリーンタイムの基本機能である、
・アプリの制限
・時間の制限
を上手に利用して使っています。

例えば塾へ通わすときや外出先でiPhoneを渡す場合、メッセージとFaceTime以外は使えないようにアプリの制限をかけます。

そのiPhoneの連絡先には保護者しかないため、できることは親との連絡しかできません。こうすると余計な操作をしないため安心してiPhoneを持たせられますよね。

また、子供ですからどうしてもゲームをしたいというときもあります。その時はアプリの使用制限は解除するものの、アプリの使用制限を5分などゲームをしてもいい時間を設定します。

そうすると、何かしらのアプリの使用時間の合計が指定時間になるとアプリが一切使えなくなります。その場合も、メッセージとFaceTimeは制限が除外されるように設定しておけば、時間制限後でももしもの時に連絡を取ることができます。

また、制限がかかったあとは、設定したパスコードを入力することで延長することが可能です。延長時間は15分、1時間、終日から選ぶことができます。もうちょっと細かく時間を刻んでほしいですけどね。

また、iPadでは必要なアプリ以外はすべてOFFにして使わせています。たとえばコロナ渦で子供の塾ではZOOM授業などあったりします。

そんなときはZOOM以外のアプリを使用制限にして使わせます。授業中集中力がなくなるとiPadを触りだしたりするんですよね。Webサーフィンやゲームなどはしないまでも地図アプリとか、それなりに触り続けることができるアプリが使用できる状態であればついつい触ってしまうもの。子供なんてそんなもんですよね。

でもZOOM以外使えない状態になっていればしょうがないので触ることはしません。

こうしてiPhoneやiPadを子供に手渡すときはあらかじめ使えるアプリの制限や、つかってもいい時間の制限をすることで、子供に余計なことをさせなくて済みます。

スクリーンタイムの使い方

制限を行うには「設定」→「スクリーンタイム」から「App使用時間の制限」で機能をONにします。パスコードを設定します。このパスコードを忘れるとスクリーンタイムの制限のON/OFFができなくなるので注意してください。

そして1分以上の時間を設定します。制限設定後に制限対象のApp設定した時間使用するとそのアプリが使えないようになります。

また、この制限にかかわらずAppを常に使える設定を「常に許可」から行います。

電話は制限が不可となっていて、あとデフォルトではメッセージ、FaceTime、マップがあります。いずれも必要に応じて制限対象としてもいいかもしれませんね。

ここで使ってもいいAppを設定すれば制限からは除外されます。ウチのばあいはここは電話とメッセージのみ。あとはすべて禁止にしています。そして制限時間は1分にしています。本当は0分にしたいのですが0分のせっていはできないしようとなっています。そのため1分間は他のアプリは使い放題ですが、1分後には電話とメッセージアプリ以外使えなくなります。

また、ほかのアプリを使ってもいいときは制限時間を5分や10分にします。その間は好きなアプリを自由に使うことができます。

そして制限時間になると常に許可された電話とメッセージ以外はすべて利用不可となります。もし制限を延長してもいいなと思えばパスコードを入力して15分、1時間、終日から延長時間を選択して伸ばします。ウチは毎回15分の延長をしています。

面倒ですけど、基本的にこまめに制限をかけることで子供に自由にiOSデバイスを触らせないようにしています。

まとめ どこまで制限するのか悩むところですよね

iPhoneやiPadなどのiOSデバイスを子供にどのようにさわらせるか、どこまで子供の自制心にまかせるか、など迷いますよね。

ウチもスマホやタブレット、もちろんパソコンも早くたくさん使わせてデバイスになれる、使い方になれる、どんなことができて、どんなことがアブナイかを体験して、リテラシーを向上させたい!って思いがあります。

半面、いろいろできるからこそ、永遠と触り続けたり、依存するようになったり、やらなければいけないほかのことがおろそかになったりなど、使わせすぎてもいいのかどうか悩みます。

そのため、毎日使わせても時間をしっかりと制限する、使用できるアプリを制限するなど、面倒でも最初は細かい制限をこまめに設定して、効率よく便利にデバイスを使えるようになっていけたらいいな、と考えています。

iPhoneやiPadが世に出て10年ちょっと。生まれた時からすでにiPhoneやiPadが存在している子供って今の小学生くらいからですよね。しかも2010年代はデバイスもOSも年々進化している年代でしたから、iPhoneやiPadと子供の付き合い方って「前例が無い」ですよね。

ですから、自分でいろいろ試して試行錯誤しながらiPhoneやiPadと子供の関係を作っていくしかないのかなって思います。

また時間が経過し、子供が成長するとこの考えも変わってくるかもしれませんから、その時はまた内容をアップデートしてみたいと思います。