実際にマイそくを申込んで便利な運用をしてみたよ!

楽天モバイルとマイそくのデュアルSIMにしたときの想定運用

では楽天モバイルとマイそくのデュアルSIMにした際、どのような運用方法となるか見てみます。まだ使用していないので机上でのプランということになるので、実際に使ってみての感想やレビューは別途記事にしますね。

まずiPhoneでデュアルSIMをすると音声回線で使用するSIMとデータ通信回線で使用するSIMを選択することができます。さらに連絡帳に登録されている各連絡先に対してもどの回線を利用して連絡するかを選択することができます。

まず音声回線ですがこちらは楽天モバイルを選択します。iOS標準の電話アプリで発信する際、ここで設定したSIMの電話番号で発信されます。とはいえ、楽天モバイルで音声通話無料で通話するためにはRakutenLinkという専用のアプリを利用する必要があります。

ですので、音声通話で使用するSIMを設定するものの、iOS標準の電話アプリは使用しません。

データ通信はマイそくを利用します。マイそくは1.5Mbpsで決して速くはありませんが、パケット使い放題ですので基本はこのマイそく回線を利用してデータ通信を行います。

また今回マイそくは新規契約なので新しい電話番号を取得することになりますが、こちらの電話は使う予定はありません。使う予定はありませんが、音声通話可能なSIMなので、マイそくの電話番号で受発信することはもちろん可能です。

ここまでなら楽天モバイルを20GBまでのプランで利用したほうが高速通信で回線も1つで済むしで良さそうですが、ここからが試したいポイントです。

高速通信を利用したくなったら楽天モバイルを使う

過去、パケット放題というマイネオのオプション機能で2ヶ月間過ごしたことがあります。これはマイそくと同じく通常プランに月額385円追加することで1.5Mbpsのパケット使い放題になるオプションです。

ですので、普段の生活で1.5Mbpsが使えるか使えないかの確認はある程度できています。結論としては「使えるけど、スピードは不満」です。

不足は感じるけど不便ではないかな、という感想です。ですので1.5Mbpsでは普段利用する分にはそんなに困ることはありません。

またマイそくはお昼時間帯の12時から13時の1時間は32kbpsというテキストメッセージのやり取りがかろうじて可能な低速通信となります。

これも実は体験済みで、マイネオには「ゆずるね」という機能があり12時から13時の1時間パケット通信をせずに過ごすとスタンプがもらえてこのスタンプを貯めるとパケットをもらえたり夜間使い放題になったりなどの特典がもらえる面白い取り組みなんです。

このゆずるねもパケット使い放題と一緒にやっていたので、お昼休みの時間もスマホの通信できないなりに過ごせていました。電子書籍などダウンロードしておいてオフラインで使えるものにしておけば問題ありません。

それでも高速通信が使いたい場合はマイネオのオプションで330円で24時間スピード制限なしでデータ通信が利用できるオプションが有るのですが、せっかく楽天モバイルが利用できるので、月間3GBまでは楽天モバイルの回線をiPhoneの設定で音声回線からデータ通信回線へ切り替えればいいわけです。そうすると楽天モバイルの回線スピードを利用することができますからね。

スピードテストではそこそこスピードが出ている楽天モバイルですが、実際の体感では結構詰まる感じもあり、体感的に不安定さが拭えず、パケット放題と対して体感スピード変わらないと思ったこともあるくらいです。。

ですから、データ通信回線はマイそくをメインとしてサブで楽天モバイルを利用することで体感的にはさほど通信ストレスを変えることなく、本当に低速制限がかかるお昼時間帯に通信が必要なときや、何かしらパケット通信が必要でそれなりのスピードが求められるときに楽天モバイルを使うというのが良いと考えました。

別デバイスにSIMを使いたいときもある

今は手元にありませんが、以前はセルラーモデルのiPadがありました。また現在持っているSurface Go 2はLTEモデルでSIMでモバイル回線を使用することができます。

タブレットやPCなどテザリングで使うのもいいのですが、それらのデバイスで長時間セルラー通信が必要ということがあらかじめわかっていれば、最初からSIMを挿しておけばストレスなく通信をすることができます。

現在手元にiPad Air 2のauブランドモデルが有り、これが現在のマイネオSIMのAプランで利用できるのか試したかったので、Surface Go 2でセルラー運用もしたかったというのもあり、別で物理SIMを確保したいという希望もありました。

ただ、普段使うかどうかわ辛い回線を1つ増やすのはなんとなく気が引けます。月額1000円程度でも、使わない回線を持っておくのはなんとなくイヤだったんですね。

それなら、現在のiPhoneの回線に便利に使えて効率的な運用もできるし、いざとなればiPhone以外のデバイスにも利用できる物理SIMと電話番号を1つ用意しておく、という考えとなったわけです。

キャリアの回線障害の対策としても有効

先のau回線の通信障害は24時間以上利用できないもしくは不安定ということが過去例がないトラブルとして大きな社会問題となりました。その半年前にはドコモでも通信障害が発生してます。

現代ではスマホで通信回線が利用できないと本当に困ります。QRコード決済はできない、各種ポイントカードも利用できない、Suicaやwaonにチャージされている電子マネーは利用可能ですが、不足しているとチャージができません。

回線障害の際、誰かと連絡できない、情報収集できない、情報発信できないというのは以前からある事象ですが、それでも生活は可能です。

現代はお金を使う決済が通信回線ありきのスマホとなっているので、生活に支障が出てしまいます。

そこで最近ではデュアルSIMでマルチキャリアとすることで回線障害対策をするということも注目されています。

でも単にデュアルSIMにすると普段使わないけど追加したSIMの料金は発生することになります。

この単なるコスト増が困るので、みなさん普段使う回線代金を変えずにマルチキャリアやデュアルSIMを利用したいってあれこれ考えて、いろんなやり方がネットにあふれていますが、私がやってみたいこともその一つかなという印象です。

まとめ 結局以前やっていたデュアルSIM体制に戻った

昨年、楽天モバイルが1年間無料キャンペーンをやっていたときは楽天モバイルの回線がどんな品質かわからなかったため、それまで利用していたマイネオを利用しつつ、楽天モバイルを使っていました。

マイネオのプランを一番安いプランへ変更し、メイン回線として楽天モバイルを使ってました。

今回メインがマイネオということで逆になりますが、結局このマイネオと楽天モバイルの組み合わせが私にとってはベストな選択となるようです。

1年間無料キャンペーンで使い始めた楽天モバイルですが、パケット残量を気にする必要がないパケット使い放題というのが私にはすごくハマりました。その後楽天モバイルを辞めてもパケット使い放題が忘れられずマイネオのパケット放題を使ったり、楽天モバイルをメインにしたりなどしてきました。

やっぱりそれなりに安い価格でパケット量を気にしなくて使える環境ってすごくいいですよね。

この組み合わせで使った見てまたレビューしたいと思います。