Apple Watchで使っている機能
アウトドアをあまりしない私がAppleWatchでできること、今していることをあらためて棚卸しをしてみようと思います。
AppleWatchはその名の通り時計なので時計の基本機能はもちろん必要です。その機能も棚卸しの範囲ですよね。
2015年にseries1の前に発売された第1世代(初代)のAppleWatchを購入してこれまで使ってきました。その時は通知くらいしか機能がなかったような。
G-SHOCKなどの高機能デジタル時計はApple Watchと被る機能が多いですが、私は学生の頃に頑張って買ったオメガのスピードマスターを使ってましたので、自動巻のアナログ時計との比較などにも触れてみたいと思います。
時刻確認
時刻確認は文字盤のデザインによって正確にわかるもの、アバウトにしかわからないもの、様々です。ただ、時刻はキャリアの回線からは正確な時刻をiPhoneが同期、そしてそのiPhoneの時刻をApple Watchが同期するので正確です。そして、常に同期しているので、AppleWatchを使うときに時刻がズレることがないんですよね。
正確な時刻が必要な人には、正確な時間がわかるような文字盤を選択することができますし、私みたいにそれまで自動巻きのアナログ時計を使っていて時刻のアバウトさが好きな人は見た目でなんとなくの時刻がわかる文字盤を選ぶことができます。
また、2本の指で画面を軽く長押しする事で振動で時刻も教えてくれます。最近はオンライン会議が多くパソコンの画面に時刻が表示されていますが、対面でパソコン持ち込みが難しい会議ではコッソリ時刻を確認できます。昔のリピーターのような機能で、これはこれですごくよいです。
タイマー
アナログ時計もストップウォッチはありますが、タイマーは基本的にアナログ時計にはない、デジタル時計だからこそある機能ですね。
カップ麺を食べるために計る3分、15分だけ寝たい、30分集中して作業、昼休みの45分だけゲームしたり動画を見る、などあらゆるところで活躍してくれます。
手元でサッと起動して、時間になれば腕を振動させお知らせしてくれるので、気づかないことはありません。かなり使う頻度の高い機能です。
純正のタイマーアプリもいいですが、ポモドーロタイマーのアプリも豊富にありますよね。私もいくつかタイマーを試しましたが、結局は純正のタイマーに落ち着きました。
睡眠ログ
AppleWatchを買ったらぜひ試して欲しい機能です。iPhoneには睡眠ログを取得する機能があります。寝ているときに横に置いておくと睡眠の状態をざっくり取得してくる機能です。いつ寝て、いつ起きたか、くらいの情報が取得できます。
ところがApple Watchがあると睡眠中に取得できる情報が格段に上がります。レム睡眠、深い眠り、正確な睡眠時間、呼吸数、心拍数など、あらゆるデータを取得してくれます。
以前はautosleepというアプリが秀逸だったので、みたい情報はサードパーティーのアプリで見ていましたが、現在ではApple純正の睡眠アプリでもかなり詳しいデータを取得してくれます。
自分がどれくらい浅い眠りなのか、眠りが浅い時に快適に目覚めることができているのか、など、日々の睡眠を知る参考データを見ることができるのでいいです。
人によってはどんな睡眠の状態だとその日の自分のパフォーマンスが高いかなどを分析したりしています。自分の状態を知るためには睡眠の状態を確認するのが大事です。
必須機能ではありませんがデータとして溜めておくのはいいかなと思います。見てて楽しいですしね。
通知
Apple Watchの基本機能で、初代から搭載されている機能となります。着信の通知、受信の通知、リマインダーの通知、各種アプリの通知を手首を振動させ教えてくれます。
iPhoneをカバンの中に入れておく、ロッカーに入れておくなど、iPhoneが手元にない場合でも大事な通知に気づくことができます。
設定はiPhoneのものを反映させるか、Watch独自の設定にするかそれぞれのアプリで決めることができます。
私はあまり頻繁に通知が来ても面倒なので、電話やメッセージ系など連絡系の通知、リマインダーやスケジュールなどイベントの通知くらいにしていますし、iPhoneもそのような通知設定にしてます。メールは様々な用途に使っているGmailが大量にメールが来るので、重要なことにしか使用していないiCloudのメールのみ通知するようにしています。
通知に関してはそれだけで1つの記事が書けちゃうくらい奥が深いので、また別の機会に。
私は、通知はその時に気づかなければ困るかな、というものだけにしていて、それくらいで十分、というのが私のスタイルですね。
当然、アナログ時計には通知機能なんてありません。
iMessage、LINEの返信
通知で、SMSやiMessage、LINEの受信を知ることができますが、Apple Watchでは単に受信に気づくだけじゃなくそれに対して定型文による返信が可能です。あらかじめ設定されているプリセットの定型文、自分で設定した定型文を返信に利用できます。「はい」「いいえ」「わかりました」などですね。
また、画面サイズが大きくなったSeries7からAppleWatchで文字入力が可能となりました。キーボードもフリックも可能です。
返信はもちろん、自分から送信することもできます。
私はSeries7の45mmを使っていたので、フリックを結構使ってました。使いにくいかなと思いきや、これがまた入力判定が優秀で、予測変換もあるので意外とフリック入力しやすいです。
iPhoneのPro Maxを使っているので、ポケットに入れるにはちょっと大きなサイズです。そこそこ混在つした電車の中でiPhoneはカバンの中に入れっぱなしの時、家族からのLINEやiMessageはAppleWatchからフリックで返信するのが私の定番の使い方です。
ミュージックアプリのリモコン
これは定番の使い方ですね。ミュージックアプリや何かしらの再生コンテンツに対してiPhoneが手元になくても再生停止、ボリューム、曲送りが可能です。
AirPods Proの第2世代でようやくイヤホン本体でボリュームコントロールができるようになりましたが、それまではAirPodsでは本体に音量調節機能がなかったため、iPhone本体かAppleWatchのDigital Crownを回すことで音量調節をしていました。
ミュージックアプリの起動、音楽再生もAppleWatchからできるので、AirPodsを装着して、急いで家を出たり、職場から出ても、さっと音楽再生ができて便利です。
また、AppleWatch単体でも純正ミュージックアプリはストリーミング再生できるので、iPhoneを利用せずに音楽を聴くことができます。
AirPodsとの組み合わせではどの組み合わせでどうやって音楽を聴いているかわからなくなるので、現在研究中です。
目覚まし・アラーム
指定の時刻に音や振動で気づかせてくれます。いわゆる目覚まし時計ですね。私はアラームは音を鳴らさず振動で起こしてもらっています。トントンと手首をいつもとは違うバイブして起こしてくれるので、家族に目覚ましの音を聴かせなくていいですし、音で起こされるのが苦手なので、バイブされると優しく起こされてる感じがして寝覚めもなんとなく良い感じです。
また、iPhoneの機能ですが、睡眠アプリと連動して毎日の起床時間を設定することで、勝手にアラームが設定されるので便利です。
アラームもデジタル時計にはありますが、アナログ時計にはない機能ですね。
Apple Pay
私の生活にモバイルICOCAは必須です。もう、今や通知よりもこのApplePayのためにAppleWatchを使っていると言っても過言ではないくらい、なくてはならない機能です。
特に交通系ICはエクスプレスカードに指定することで手首をカードリーダーへかざすことで決済できます。
電車の改札やバスなど、iPhoneを手で持たなくてもそのままピッとするだけ。
もちろんiPhoneでもできますが、iPhoneを手に持たなければいけない、エクスプレスカード以外のID、QUICPay、WAONなどを使用する場合iPhoneはロック解除が必要ですが、Apple Watchはサイドボタン2度押しで利用可能となるので、手間も少なく便利です。
関西圏の人はこれまでモバイルSuicaを使うしかなかったですが、ようやくモバイルICOCAが登場し、使用によるポイント還元の恩恵を受けられるようになりました。チャージもお得、使ってもお得、定期も利用できるようになりましたね。
PayPay開始時のバラマキキャンペーンの影響か、キャッシュレス決済はバーコード決済が根強くお得感もありそうですが、現在は正直言ってバーコード決済は何もお得はないと思います。オンラインじゃないとダメ、アプリの起動も必要など意外と決済の手間もかかります。
その点交通系ICはアプリの起動は不要、オフラインでも使える、端末のロック解除も不要で決済の手間もなく、ICOCAは還元率が高いので、これ一択です。
心拍数計測
日頃自主的に計測することはしていないですが、たまに心拍高いと警告が来ます。警告が来たらちょっと気をつけようかな、など急な体調の変化を事前に気づくことができるのはいいのかもしれません。
ただ、必須の機能ではないと思います。
ワークアウト
歩いたり自転車に乗っていると勝手に記録してくれます。結果はiPhoneのヘルスケアアプリ・アクティビティで確認することができます。iPhone単体でも記録できますが、Apple Watchがあれば正確な情報を取得できるという感じですね。
私は普段運動しないし、どちらかというとインドア派なのでアクティビティに全然ときめかないですが、通勤中に天気がいい日は20分ほど歩いています。そのときにApple Watchがこの人ウォーキングしてるなと思って記録してくれる感じです。
また自転車に乗ってても同様に、ちょっと距離を走るとApple Watchがこの人サイクリングしているなと思って記録してくれます。
天気、気象情報確認
定番の機能ながら意外と使わないのが天気や気象情報の確認です。Apple Watchに表示できる情報は画面サイズ的に大きくはないのと、文字盤に表示する気象情報は「今」の情報がメインで表示されている感じです。
でも私が知りたい気象情報って今じゃなくて「今後」です。つまり天気予報が知りたいんですよね。Apple Watchでも天気予報を見ることはもちろんできます。雨雲レーダーなども見ることができます。
天気予報はさっと確認するレベルであれば手元のApple Watchの画面でも確認できますが、様々な情報を見たいとなると結局はiPhoneで見ている、というのが私の状況ですね。
マップ・ナビ
iPhoneのマップ同様、地図を見たり、ナビができたりします。普段の生活においてマップアプリを使う機会って意外と少ないと思います。だって、知ってる場所で行動すると、把握している範囲の時刻で電車やバスに乗るからですね。
出かける予定がある時は事前にiPhoneで調べるので、Apple Watchのマップで目的地を調べたりするので、Apple Watchのマップは私は使用頻度が少なめです。
ただ、iPhoneのマップでナビをする際、Apple Watchにも連動され、曲がるところでトントンと通知をしてくれます。そのときにiPhoneを確認すればいいので、ナビ中のiPhoneの補助機能としてのApple Watchは便利です。
スマート家電の操作
スマート家電の操作もできます。基本的にはiPhoneで操作可能なものがApple Watchでも操作可能となり、iPhoneでやればいいけど、iPhoneが手元になくApple Watchをつけていればスイッチのオンオフできて楽ちんというくらいですね。
Apple Watchで玄関のドアのロック解除とかできますが、一人暮らしならいいものの小学生の子がいる我が家はそこまでは行かない感じです。
iPhoneを手にする機会を減らすことができる
Apple WatchがあればiPhoneを手にする機会を減らすことができます。TPO的にiPhoneを手に持つには相応しくない場合も意外と多いですよね。仕事中とか。また、混雑した電車の中など、iPhoneを目で見るスペースが足りない時にも、手を挙げていればApple Watchで確認したいことをチェックすることができます。
iPhoneいらずでできることが増えるため、便利ですし、なくてもいいけど、あればかなり便利に使えると言うのがApple Watchです。最近はワークアウトや健康系にかなり志向が寄っている感じがしますが、それ以外でも普通に使ってて便利というのが私の感想。
そして、今度手にするAppleWatch Ultraになっても基本やることは変わらないだろうとは思いますが、大きくなったディスプレイと、初のセルラーモデルなのでセルラーも試したいのと、今後使う幅が広がるのか、ナンバリングシリーズで十分なのかも検証したいですね。
見た目や、ゴツさ、画面の広さ、バッテリーの持ちを期待も当然あります。
また、iPhoneを2台持ちしているので、それとうまく使い分けられるのかもテストしたいですね。