eSIMを頼んだつもりがnanoSIMで申し込んでしまっていた楽天モバイルのSIMがようやく届きました!
開通作業をするためにはスマホやタブレットにSIMを挿して通信する必要があります。そこで、私のiPhoneXRはmineoのSIMが挿さっているので、とりあえずセルラーモデルのiPad Pro 10.5インチに挿してみることにしました。
こんな時、iPadがセルラーモデルでよかったなあって思います。
それでは行って見ましょう!
iPad Pro 10.5インチで楽天モバイルを試す
結論ですが、うまく動きました。
まず楽天モバイルの公式サイトで楽天が検証した「ご利用製品の対応状況確認」を確認します。
https://network.mobile.rakuten.co.jp/product/byod/
ここから「タブレット」「iPad」「SIMフリー」と進みます。
現在iPadに関して、楽天モバイルで動作を確認しているのは以下の機種でした。これらはいずれも4G通信が可能とのことです。
iPad Air(第4世代)
iPad (第8世代)
iPad (第7世代)
iPad Air (第3世代)
iPad mini (第5世代)
iPad Pro (11インチ)(第2世代)
iPad Pro (12.9インチ)(第3世代)
これらはあくまで楽天モバイルで動作確認できた機種であって、「対応機種ということではない」というのがミソですね。MVNOではよく聞く話ですが、MNOではそんなことあるんかいな、って思っちゃいますが、iPhoneやiPadが使えるって言わないと契約者増えないってことなのでしょう。
ということで、iPad Pro 10.5インチは試してみるしかない、という状況です。
とりあえずSIMをiPadへ挿入
とりあえずどんなSIMでも端末をシャットダウンして、SIMを挿して、端末を起動すればたいてい動くものです。もちろん、自宅などWi-Fi回線があるところで作業しましょう。ネットが使えないと調べることもできませんからね。
楽天モバイルのSIMをiPadへ挿して起動!
そして「設定」から「モバイル通信」を有効にします。ところがエラーが。
調べるても出てこなかったのですが、どうやらmineoのプロファイルがジャマをしているみたいです。mineoはSIMを利用するために、プロファイルをインストールする必要があります。ちなみに楽天モバイルはプロファイルをインストールする必要はありません。
ですので、mineoのプロファイルを削除して再起動すると「Rakuten」と表示されて認識しました。よかったよかった。
誰でも5000ポイントキャンペーンの条件
今楽天モバイルのUNーLITMITを申し込むと楽天ポイント5000ポイントがもらえるキャンペーンが実施されています。
これ、実際は申し込みだけじゃなくて利用してポイントがもらえるという条件があります。
具体的な条件は以下の通り。
「Rakuten Link」を用いた発信で10秒以上の通話
「Rakuten Link」を用いたメッセージ送信の1回以上の利用
つまりRakuten Linkによる通話とSMS送信が必要になっています。ここで一つ問題が。実はiPadではRakuten Linkを利用して通話することができない「仕様」になっているんです。
調べていると2020年7月初旬まではiPadでRakuten Linkを利用した通話が可能だったようです。ところがこれはキャリアの電話回線を利用した通話と同等の機能のため、楽天モバイル側で制限をかけたらしい、ということみたいです。
元々のdocomo、au、SoftBankではiPadによる通話はできないようにしていましたからね。そりゃそうだ、と思いますが、通話できたら便利なのに、とは思いますけど・・・。
なので、一度iPadで挿したSIMでメッセージ(SMS)を自分のmineo宛のiPhoneへ送信します。これで楽天モバイルの開通OKで、キャンペーンの1つの条件を満たしたことになります。
Rakuten Linkはアプリをダウンロードして、申し込みした楽天のIDでログインすれば利用可能となります。
ではどうやってRakuten Linkで通話をするか。しょうがないので自分のiPhoneで通話をするしかありません。今mineoのSIMが刺さっているので、楽天モバイルのSIMへ交換します。
このiPhoneにはmineoのプロファイルがインストールされているので、楽天モバイルのSIMによるモバイル回線通信はできませんが、認識はできているようです。
ですので、Wi-Fi環境で作業します。
・Rakuten Linkをインストール
・楽天IDでログイン
・奥さんの電話へRakuten Linkから電話
・通話を20秒
これでおそらくOK。Rakuten LinkはVoIPらしいので、Wi-Fi環境でも電話回線で通話することができます。
また、Rakuten Linkの利用できる条件は分かっていませんが、申し込みしたSIMが挿さっており、そのSIMと紐付いている楽天IDでRakuten Linkへログインしていれば利用できるようです。
そうしないとさまざまなスマホで自分の楽天IDを使ってログインすれば通話できちゃうことになりますからね。ちゃんと1対1で対応できるようにしているみたいですよ。
あとはmy楽天モバイルの「利用状況」からSMS送信と通話時間を確認します。ここにちゃんと使った履歴が残っていれば(おそらく)キャンペーンの条件を満たしたと言ってもいいでしょう。
楽天モバイルはiPadでも快適に利用できる
iPhoneでの作業も終わったので、iPhoneにmineoのSIMを戻し、iPadへ再び楽天モバイルのSIMを挿しなおします。
私の自宅では楽天回線の範囲とパートナー(au)回線の狭間らしく、my楽天モバイルを見ると楽天回線のパケットとパートナー回線の両方を消費しているのでどちらの電波もちゃんとつかんでいるようです。素晴らしいですね。!
このままiPadでSIMを使い続けるか、iPhoneへeSIMとして移行してiPhoneをデュアルSIMで使うか、ちょっと迷いますね。