iPad Pro12.9インチ 私はこう使ってます 2022年版
2022年現在、当初の「MacBookの代わりに使いたい!」と思って買ったけど、用途が変わってきました。
2020年6月に買った第3世代iPad Pro12.9インチ(2018)は当初のMacBookの代わりに使いたいという目的から変わってきてますが、今私がどう使っているかを紹介したいと思います。
12.9インチのiPad Proは現行モデルも2018年モデルの第3世代も筐体や使いがっては同じと言ってもいいので、これからiPad Pro12.9インチを買おうかなあどうしようかなあと悩んでいる方の参考になれば幸いです。
持っている周辺機器
iPadにはさまざまな周辺機器があり、一通り揃えるとこれはこれで結構投資が必要です。とりあえず私がこれまで揃えたものをざっと並べてみます。
Apple Pencil (第2世代)
Smart Keyboard Folio (2018)
Magic Mouse 2
Magic Trackpad 2
Smart Folio (サードパーティー製)
現在はサードパーティー製のSmart FolioとApple Pencilの組み合わせで使っています。
この中でApple Pencilとサードパーティー製のSmart Folioのみ新品で、あとは中古品を買ってます。Apple製品は中古も豊富なので、使うかどうかわからないものは中古で買うのもありだと思います。
また、iPad Pro12.9専用の周辺機器というわけではありませんが、AirPods Proも持ってます。
2022年の使い方
それでは2020年に購入した当初はMacBookの代わりに使いたいと思ってたのですが、今現在どのように使っているか紹介したいと思います。
動画視聴
iPadといえば動画試聴で使っている人が多いと思います。いわゆるエンタメ消費ってやつですね。
やっぱりディスプレイのみで周辺に余計なものがなく手持ちも可能、そしてiPadでは一番サイズが大きい12.9インチは動画を見るのに最適です!一度体験すると10インチとか11インチとかには戻れません。
そして、AirPods Proと組み合わせた空間オーディオが体験できるAppleTVのコンテンツはそれはそれは迫力や没入感がすごいです!感動ものですね。
iPad Pro12.9を手放そうかなあと思った時期もありましたが、この体験を手放すと思うとなかなか踏ん切りがつかなかったというのもあります。
電子書籍
動画視聴と並んで使っている人多いと思います。コミックスの漫画や小説ならiPhoneでもなんとか読めますが、雑誌となるとやっぱり大画面で見たいもの。漫画も雑誌も見開きで読みたいならiPad Pro12.9インチの画面サイズ一択です。
Amazonプライム会員なら雑誌はある程度無料で見られるルので、これで十分です。MacFanが見られるのはすごく嬉しい!
また、SideBooksというアプリがあって、これは自炊した漫画を取り込んで読むアプリです。コイツは本当に秀逸なアプリで手放せません。
MacBookのサブディスプレイ
MacBookの代わりに使いたかったのにMacBookのサブディスプレイになってしまうのはなんだか悲しいですが、iPadをMacBookのサブディスプレイにできる純正機能のSidecarはすごく便利です。
特に12.9インチだと私が持っているMacBook Airとほぼディスプレイサイズが同じなので、並べていても違和感がありません。
別にMacと並べてiPadはiPadで使えばいいのですが、やっぱり単純にMacの画面が広がり2画面になるのはすごく便利ですし、音声もMac、iPadと切り替えるのも面倒なので、Macの音声だけに集中できるのもいいところです。
また、SidecarはiPadの1つのアプリで動いているだけなので、iPadで別のアプリを起動したいときはすぐ切り替えられるのもいいところですね。
2022年春にはユニバーサルコントロールもリリースされますから、ますますMacのお供にiPadが活躍しますよ!それが大画面ならすごく便利だと思います。
ユニバーサルコントロールは正式リリース前ですが一足先に試してみたので、こちらもチェックしてみてください。
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子供のリモート授業
もう、2021年〜はこの用途が本当に便利で助かりました。
子供が通っている塾では緊急事態宣言が出たりとか、濃厚接触者になったりとか、もちろん陽性になったりとか、さまざまな要因で個人的にリモート授業になったり、クラス自体がリモート授業になったりします。
その塾ではZOOMを利用してリモート授業をしているので、iPadがあればZOOMアプリを利用すればiPad1枚でリモート授業環境が完成してしまいます。
ZOOMであればiPhoneでもできますし、MacBookでも授業を受けられますが、iPad Pro12.9だからこそのメリットがあるんです。
ディスプレイのみだからどこでも授業環境が作れる
奥さんでも子供でもすぐ準備できる
授業のホワイトボードを見るため13インチ程度のディスプレイが必要
iPhoneはもちろん、10インチや11インチでは見えたとしても授業への集中力が切れる
子供は顔出しをしないといけない
子供が授業を受けていることを証明しないといけない
スピーカーはもちろんマイクも必要
先生の声を聞くのはもちろん、子供も発言しないといけない
このコロナ禍のリモート授業は突然始まりました。(しょうがないですけどね)
そのとき、たまたまiPad Pro12.9を持っていたので全く困らずにリモート授業環境を一瞬にして構築できたんです。
私がいなくても奥さんでも子供でも簡単に準備できるのもiPad + iPadOSの組み合わせによる使いやすさによるメリットですよね。
またリモート授業に使うときはこのiPad Pro12.9をスクリーンタイムを利用してZOOMアプリ以外を使えないよう制限し、集中モードを利用すれば、誤操作等で違うアプリが立ち上がることもなく、通知も来ず、そして子供がiPadで遊び出すこともありません。
本当に持っててよかったって思いました。
手書き
なんだかんだで手書きは便利です。そして大きな画面に頭の中ので考えていることをキーボードではなく実際に手書きで書き出すとなんだかスッキリします。
iPad Pro12.9は大きいので思い立った時にサッと書くような用途ではなく、さあ書くぞって感じで書くことになりますけど。
でも、これだけデジタルな世の中になり手でものを書かなくなるよね、なんて10年前とかは言われていましたけど、手書きってやっぱりなくならないんだろうなあって思います。
動画編集
iPad Proのパワーはその辺のノートPCを凌駕しています。実際4Kの動画編集なんてYouTubeにアップする程度の長さであれば余裕でできちゃいます。
私は動画編集ソフトに有料アプリですがLumaFusionを利用しています。これがまたすごく使いやすくて、Macに搭載されているApple純正のiMovieよりも機能が豊富です。
パソコン用の機能モリモリな数万円する動画編集ソフトを使うような人は別ですが、ちょっと凝った動画編集したい、でもソフトにあまりお金をかけたくない、という人はパソコン代わりにiPad Proを買ってLumaFusionを使うというのは選択肢としてありだと思います。
今はiPhoneでも普通に4K撮影ができますし、ミラーレスでも簡単に4K撮影できますよね。子供の幼稚園や学校行事を撮影して、LumaFusionでサクッと編集。テロップ挿入も簡単にできるし、4Kならクロップやパンなども画質劣化を気にすることなく簡単にできちゃいます。
そして完成した動画をLumaFusion経由ですぐにYouTubeへアップ可能。遠くに住んでいるおじいちゃんおばあちゃんへ見せてあげればすっごく喜ばれます。
いちいちDVDやBlu-rayを作って送らなくてもいいんですから。
Lightroomが使える
デジカメで撮影したRAWデータを現像する作業もiPad Proのパワーがあれば余裕でできちゃいます。
そのソフトで有名なのがAdobe社製のLightroomです。
Adobeのソフトは買い切りからサブスク化してすごく高くなりましたよね。それでもいい点があって無料でダウンロードして無料で使える機能もあり、そしてサブスクに加入しないと使えない機能もあるんです。
そしてパソコン版とモバイル版(スマホやタブレット版)でもその制限が異なります。
なんとこのLightroom、iOSやiPadOSのモバイル版では無料でRAW現像ができるんです。
ただ、条件があるようでちゃんと調べてはないのですが、DNG形式のRAWなら無料で現像ができちゃうんです。
デジカメ各社は自社のRAWフォーマットを採用しているのですが、このDNGはLeicaが使っているフォーマットです。
つまり私が趣味で使っているLeicaMに対応しているんですよね。これは本当にありがたいです。
LeicaMからSDカードを取り出して、USBーCのカードリーダをiPad Proへ挿します。あとは現像して、Amazon Photosへアップロード。
それをiPadで見れば大画面で綺麗な写真が見られるんです。素晴らしい!
M1MacBook Airを買った時売ろうと思ったけど
MacBookの代わりに使おうと思ったiPad Pro12.9。そしてMacBookを買ったら売ろうと思ったiPad Pro12.9。
でもiPad ProはMacBookの代わりにはならないし、MacBookはiPad Proの代わりにはなりません。
それぞれ別々で使う、それぞれできないことを保管して使う、そして一緒に使うことでQOLが爆上がりすること間違い無いです。
もし私の使い方に共感できることが一つでもあれば、iPad Pro12.9インチを買う検討ができるかもしれません。
あなたのiPad選びの参考にあれば幸いです。