Apple Payで家計のお金と自分のお金を使い分ける方法

家計の管理、自分のお金の管理は家庭によってそれぞれやり方があると思います。
ああ、自由にお金を使えた一人暮らしが懐かしい。

私は昔からどんな少額決済でもクレジットカードをよく利用しており、現在は自分の口座から引き落とされる自分クレジットカードと家計の口座から引き落とされる家族クレジットカードがあります。

ApplePayが日本でも利用できるようになってからはIDやQUICPay、suicaへのチャージも便利に使うようになりました。

ただ、常用しているのは自分クレジットカードで、これまでiPhoneの決済は全て自分クレジットカードで決済してきた

でもApple Payで自分クレジットカードと家族クレジットカードとの併用をしたくなったので、今回色々運用を考えて実際設定を行ってみました。

同じように自分のお金と家庭のお金とApplePayで使い分けて使いたいなと考えている方の参考になれば幸いです。

自分クレジットカードだけでiPhone決済をしたくない!

これまでiPhoneを利用した決済は自分クレジットカードをウォレットアプリに登録して使っていました。

でもせこい私はあるとき思ったんです。
「通勤の交通費や仕事へ行った時の食費など、なんで自分のお金で払ってるんだろう?家計から出したら良いよね」

家族クレジットカード決済をできるようにしたくなったんです。

クレジットカードは以前から便利に使っていましたが、Apple PayがスタートしてからはiPhoneのApple Pay対応クレジットカードでQUICPay決済を利用していました。

そしてコロナ禍になる前からPayPayのキャンペーンなどをきっかけにPayPayを利用するようになりました。

でもPayPayはオンラインチャージをしようとすると私の場合Pay Payカード(Yahooカード)かPayPay銀行(ジャパンネット銀行)を新規で作るしか方法がなく、自分用の口座と自分用の口座から引き落とすようカードを作ったんですね。

そうなるともうPayPay使う場合は自分のお金を全て使うことなっちゃんたんです。仕事へ行った時お昼ご飯もPayPayを使うし、家庭用の買い物もPayPayを使う機会がすごく多くなりました。

また、ApplePayへクレジットカードを登録するのも自分のカードを登録し、自分用の買い物をしていました。それは自分の買い物なので良いのですが、その後コロナ禍でテレワークも多くなり、通勤定期を買う必要がなくなったことから、iPhoneのApplePayでsuicaを作り、それで通勤するようになりました。

suicaはApplePayでチャージするのですが、ApplePayに登録されているクレジットカードは自分クレジットカードなので、通勤の交通費も自分で払うことになります。

そうしていくうちに「これは自分用の決済と家計の決済をしっかり分けなければ自分が破産する・・・」と思ったわけです。

使っているiPhoneの決済

そこでまずiPhoneで利用している決済の棚卸を行います。そして使うもの使わないものを切り分けていきます。

今後の運用プランのためには一旦整理しないとダメですよね。

並べてみるとこんな感じでした。
・PayPay(チャージはYahooカードから)
・Yahooカード:QUICPay(自分の口座から引き落とし) ウォレットのメインカード
・Amazonカード:ID(自分の口座から引き落とし)
・suica(チャージはApple Pay、つまりYahooカードから)

現金チャージはめんどくさい!オンラインチャージをしよう!

suicaやPayPayは電子マネーなのでチャージが必要ですが、現金チャージなんてめんどくさいくてやってられません。

現金チャージする手間のコストを考えると最初から現金で買い物すれば良いって思っちゃうタイプです。

電車やバスなどの公共交通機関を利用する場合、事前にチャージするタイプの電子マネー決済が必須です。私の場合はsuicaですね。

ですので、家計を利用する場合でもsuicaにオンラインチャージができるような環境が必要です。

また通勤で使うバスがあり、それがwaonとPayPayとLINE Payに対応していて、PayPayとLINE PayはQRコード読み取り決済手間そうなので、サクッと決済できるwaonを使えるようにします。

幸い、2021年10月からApple Payにwaonが追加されました。また私の家族クレジットカードはイオンカードなので、waonとの相性も抜群です。

決済にAppleWatchを使いたい!

iPhoneの決済にはiPhoneのロック解除が必要になります。
(suicaはエクスプレス設定によりロック解除が不要にできます)

これはPayPayのようなバーコード決済でもクレジットカードのApplePay決済(QUICPayやID)でも同じです。

iOS15.4やAppleWatchによるマスクをしたFaceID解除も可能となりましたが、たまにスムーズに解除できない場合もありストレスにもなります。

でもAppleWatchを利用すれば再度ボタンをダブルクリックでウォレットアプリが起動し、生体認証なしにカードを選択してApplePay決済が可能です。

これは使えわない手はないですよね。

考えた使い分け

家族カードで利用しているイオンカードをウォレットアプリに追加します。

さらに、suicaへのチャージをイオンカードからできるよう、suicaアプリのクレジットカード登録をイオンカードにします。

また、waonアプリからもイオンカードを登録すればwaonへチャージが可能となります。

それ以外は現状通り。つまり家計用のほとんどの決済をsuicaとwaonで済ませようという作成です。

まとめ

基本はなるべく家族クレジットカードは使わないのですが、必要に応じてiPhoneで決済可能なApplePayに家族クレジットカードからすぐにチャージできるような環境を整えることができました。

でも自分の買い物は自分クレジットカードが紐づいているApplePayやPayPayを利用していきます。結局家計残高が減れば家族に影響がありますから、いくらせこい私でも家族カードを自由に使って買い物しても全然意味がないことくらいはわかります。

ただ、家庭内の公金を使うケースでまずは自分のお金を使った後に「これにこれだけお金使ったから、お金ちょーだい」というのは手間だし、現金をもらっても口座に入れに行かないといけないし、お金の受け渡しをするのは家族間でちょいちょいストレスの素になります。

iPhoneで非接触決済が有効利用できるようになった今、家庭内のお金の使い分けもオンラインで便利にできるようにしていきたいですね。