機種変してわかった!iPhoneのストレージサイズ最小の64GBでも良い理由

iPhoneXRの256GBモデルでデータサイズが200GBほどあった奥さんがiPhone13 miniの128GBへ機種変更したらiPhone本体のストレージが36.9GBになったので、iPhoneのストレージサイズはどれを選べばいいかの考察をしようと思います。

用途が異なるiPadとはまた別の考えが必要になるので、iPhoneのストレージサイズでどれがいいのか迷っている方の参考になれば幸いです。

結論としてはとりあえず64GBでも問題ないことがわかりました。その理由も考察していきます。

iPhoneストレージの容量はどれがいい?

2022年3月にApple Storeで販売されているiPhoneは5種類(iPhone13とiPhone13Proを分けた場合)です。

・iPhone11
64GB、128GB

・iPhone12、12 mini
64GB、128GB、256GB

・iPhone SE(第3世代)
64GB、128GB、256GB

・iPhone13、13 mini
128GB、256GB、512GB

・iPhone13 Pro、13 Pro Max
128GB、256GB、512GB、1TB

ここ数年、iPhoneのナンバリングモデルは64GBが最小モデルでしたが、iPhone13シリーズからはストレージの最低容量が128GBで64GBから1段上がりました。

ストレージサイズで見ると、ライトユーザはiPhone SE、ミドルユーザはiPhone 13、ヘビーユーザはiPhone13 Pro、というAppleからの提案だと思います。

ストレージ容量はiPhoneの価格にも大きく影響しますし、現在実施されている家電量販店で行われているiPhoneの格安販売は最小ストレージのモデルが対象となっていますから、最小モデルを手にしやすというのも事実ですよね。

128GBのiPhone13 miniを23円でゲットしたので、ストレージの使用量がほとんど写真と動画というウチの奥さんの場合は最小のストレージ容量で十分かどうか試してみました。

iPhoneのストレージ使用量が190GBが36.9GBになった

スクリーンショットを撮るのを忘れてしまったのですが、iPhoneXRの256GBモデルを使っている奥さんのストレージ使用量は190GBを超えている状態でした。

それを128GBのiPhone13 miniへ移行すると36.9GBになりました。

理由はストレージを使用した用途との大半が動画と写真だったからです。移行前のiPhoneXRでは140GBほどが写真アプリの容量だったんですね。そのデータをiPhone 13 miniへ移さなけえればたった40GBほどで済むという結果でした。

結果的に奥さんの使い方であればiPhone12やiPhoneSEの最小ストレージサイズの64GBでも十分事足りたという結果になりました。

iCloudを利用した結果

今回の機種変更ではiCloudを利用することにしました。幸い移行元のiPhoneXRのストレージ使用量が190GBでしたので、200GBプランを利用できると思ったんですね。

結果がこちら。写真は少し整理したので125GBほどになっていますが、iPhone本体に保存されていたほとんどがiCloudへ移った事がわかります。

そしてiPhone本体のストレージ容量を節約するためにiCloudを使う場合、必ずしておきたい設定がiCloud写真のオンとiPhoneのストレーいを最適化にチェックを入れる設定です。

これをするとiPhoneに保存されている写真はiCloudの容量が空いている限り全てiCloudへ移動してくれます。

iPhoneには直近で見た写真や動画とサムネイルだけが残ります。

結果、うちの奥さんのiPhoneにあった190GBのうち、写真の140GBほどがiCloudへ移り、iPhoneで使っていない不要なアプリなどを削除していった結果、37GB程までに減ったんです。

これなら64GBモデルでもいけちゃいそうですね。

iCloudを利用する場合とiPhoneのストレージの容量を増した場合の価格を比較

「そりゃあiCloudを使えば本体容量減らせるでしょ。でもiCloudって月額料金発生するよね」

はい。その通りです。iCloudを利用すればiCloudへアップロードできるデータは全てiPhone上に保存する必要はなく、iPhone本体のストレージ容量を使わずに済みます。

でもiCloudを使ってiPhone本体のストレージ容量を確保しようとすると大きな容量のiCloudが必要となり、それには月額料金が発生します。

日本ではiCloudは5GB(無料)、50GB(月額130円)、200GB(月額400円)、2TB(月額1,300円)が提供されています。
*個人的には200GBからいきなり2TBって幅広すぎって思っちゃいますけど。

うちの奥さんの場合は200GBのiCloudを使用する必要がありますから、月額400円で年間なら4,800円かかります。

iPhoneは製品寿命が伸びているものの、使えても3年ほどかなと思います。バッテリー性能も落ちるし、落としたりしてボディも劣化しちゃいます。

3年で計算した場合、200GBのストレージを使い続けたら14,400円かかります。

ではiPhoneのストレージの容量を見てみます。現行モデルのiPhone13の場合、128GBと256GBの価格差は12,000円です。

256GBのiPhoneを3年使えばiCloudの200GBを使い続けるよりも2,400円安く済みます。

でもその間、iPhoneが壊れてしまったらiPhone本体にしかないデータは全てダメになってしまいます。

iCloudを使っていれば必要なデータは全てiCloudにあるため、新しいiPhoneさえ用意すればほぼ元通りになります。その保険が年間800円と考えればかなりお得だと思います。

また、iPhoneを2年で買い換える場合は逆にiCloudの方が2,400円安くなります。またまた、iPhone 12やiPhone SEの場合は最小ストレージ容量の64GBと256GBの価格差は12は18,000円、SEは19,000ですから、3年使ってもiCloudを利用した方が安くなります。

細かい価格差はありますが、iPhoneの実際の利用年数を考えると最小ストレージ容量にiCloudを追加した方が料金お得でデータ保全性も高まり、コスパが良いって言えますね。

まとめ 最小のストレージ容量がおすすめ

うちの奥さんのように過去何年分ものiPhoneの写真や動画を保存し続け、閲覧はiPhoneのみという場合は、iCloudを利用することでiPhone本体のストレージ容量は最低もので良いことがわかりました。

今後iPhoneの最低ストレージ容量は128GBになっていくでしょうから、それだけあれば十分とということになります。

ちなみに私はiPhone13Proの128GBモデルでiCloudの50GBプランを利用しています。

iPhone本体は70GBほど。iCloudは40GBほど利用していて、全てiPhone本体に保存すると128GBでなんとか足りそうですが空き容量の余裕がなくなり、4K動画撮影は絶対できないような状況です。

また私はMacもiPadも使っていますので、Appleデバイスを複数使っている場合はiCloudは必須ですね!その便利さはまた別の記事で書こうと思います。

大きなデータサイズのゲームなどのアプリを大量にインストールしていたり、動画制作のための素材動画を一時的にでも大量にiPhoneへ保存する必要があるなどの場合は大容量ストレージのiPhoneを用意する必要があると思います。

でもうちの奥さんのようなストレージの大半がプライベートで撮り溜めている写真や動画の場合はサクッとiCloudを契約することで最小ストレージサイズのiPhoneが選択できるようになります。

今後もキャンペーンなどでiPhoneが格安販売される際、対象となるのは最小ストレージモデルでしょうから、安くiPhoneを使い続けたい場合は、最小モデルで運用し続けるのがコスパが良いと言えそうですね。