週末、ショッピングモールでよく実施しているケータイのキャンペーンでY!mobileへ夫婦揃って変更してしまったので、その顛末を紹介します。
基本的に子供が「くじやりた~い」とよくこうしたキャンペーンでアンケートに答えたりするのですが、今回はまあ変更してもいいかなと思ったので変更した次第です。
もともとよくSIMを変えているので、変えることには抵抗ないですから。
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランド
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドです。ソフトバンクのサブブランドではワイモバイル(Y!mobile)とラインモ(LINEMO)がありますが、ワイモバイルは以前からあるブランドで、LINEMOは菅政権のときに携帯電話料金引き下げ政策で生まれた格安ブランドです。
料金的にはLINEMOの方が安いですが、さまざまなサポートはワイモバイルのほうが手厚いです。
ソフトバンクのキャリアを使うのはちょっと高いけど、でもサポートは欲しいなあとか、店舗はあったほうがいいなあ、という場合はワイモバイルを選択するのもありかもしれません。
回線はソフトバンク回線ですが、自社回線として使用しているので、お昼休み時間帯が混むなども起きにくい回線です。
マイネオなどのMVNOはdocomo、au、SoftBankから回線を借りてサービス提供をしているため、回線の太さが決まっていてお昼休み時間帯などは混雑してしまいますが、ワイモバイルは基本的にストレスなく利用可能です。
今のところSIMフリー版iPhone13Proでは問題なく使えていますし、ウチの奥さんのdocomo版iPhone13miniでも普通に使えています。
(docomo版のiPhoneはiPhone13からSIMフリーモデルと同じ仕様らしいです)
ワイモバイルへ変更した理由はズバリ!キャンペーンだ
今回の変更は対応してくれたスタッフのお兄さんの熱がすごくてグイグイ来る感じでした。
まあそういうのも楽しみつつ、話を引き伸ばしていくとキャッシュバックがどんどん上がっていって、結果的には夫婦2人変更で65,000円分のJCBギフトカードをプレゼントするということに。
キャッシュバックよりもなんとかiPhoneを持って帰りたかった私はいろいろ粘りましたが、やはりiPhoneを一括で安く払い出すことは難しいらしく、残価設定型のプランでの提供しか無いとのこと。
最初の2年は無料でそこで返却すれば実質タダというキャンペーンはあるのですが、それだと2年後はiPhoneSE3でも4万円ほど払うことになるので、一括で安くなんとかSIM変更してもいいよ、と上司との交渉をお願いしましたがムリということでした。
こちらは別にSIMを変更しなくてもいいので強気でいけますよね。
ただ、代わりにということで、キャッシュバックはそのままで、Androidのワイモバイルで提供している格安スマホ、Libero G5 IIをくれるというのでそれでOKしたという具合です。
Androidって10年前に使ったことあるけどそれ以降使ってないので使ってみたいってのもありました。
キャンペーンは段階的にお得が増していく
今回、キャンペーンとしては段階的に上がっていきました。その代わり時間は結構とられます。
まず最初は2万円キャッシュバックからスタートです。現在は法律で端末と回線のセット購入の場合について割引上限は2万円までとなっているので、端末と回線を同時契約の場合は端末価格から2万円割り引くか、SIMのみの場合は2万円キャッシュバックか、というキャンペーンとなっています。
ただ、キャッシュバックには条件がありませんから、スタッフさんの話は聞きながらも「別に興味ないよ~」っ態度だとこのキャッシュバックがあがります。
その後3万円、夫婦同時なら6万円+5千円の65,000円となりました。
でも私はスマホが欲しかったので、スマホちょうだいって態度を取り続けました。しかもiPhoneを持って帰りたいと。子供のiPhoneがヘタっているから交換したい、と。
iPhoneはムリだが、回線契約と同時なら1円購入が可能なAndroidの格安スマホLibero G5 IIをつけてくれるということになりました。
ここまで引き出させて契約しないというのは個人的には人道に反すると思ってOKをしました。
契約しないつもりなら最初から向こうの条件を引き出させる意味ないですしね。
キャンペーンなどでSIM変更してもいいかなって思ったら、できるだけ条件引き出させるっていうのもありだと思いますよ。
結局お得なのか
実はまだキャッシュバックをもらってないのでお得かどうかはわかりません。
もし予定通りキャッシュバックをもらえたらお得になる計算です。
今回10/2に契約したとうことでタイミングもちょっと悪かったんです。というのももともと使ってたSIMを月初に化薬すると基本的には日割りはありませんから10月分の料金はまるまる支払う必要があります。そこへさらにワイモバイルの料金が発生します。
新規契約のワイモバイルは日割りになりますが10/2なのでほぼ1ヶ月分発生します。なので2重で支払うことになります。
さらにこのキャンペーンには初月にワイモバイル側の指定プラントオプションを契約する必要があります。結構たくさんあって、以外料金が発生するんですよ。
プラン
シンプルM 3,278円 2台分
オプション
1回10分以内の国内通話料無料 770円 2台分
セキュリティパックプラス 660円 2台分
持ち込み端末保証 715円(SIMのみの場合)
故障安心パック 759円(もらえたAndroidスマホ用)
データ増量オプション 550円
これはキャンペーンで1年無料なのでつけてもデメリットはありません
ああ、キャリアにはこんなオプションあったなあって感じですよね。ぜったい使わないし。
計算すると初月はワイモバイルへ16,000円ほど支払うことになります。
(変更前に使っていたSIMの10月分料金をしはらうので、ワイモバイルの初月の料金も持ち出しでカウント)
もしちゃんと予定通り65,000円のJCBギフトカードがもらえるとして、これを現金化すると額面の93%~95%で買い取りしてもらえます。仮に90%で買い取りしてもらえるとすると58,500円となります。
16,000円程度の持ち出しですから、実際手元に残るお金は4万円ちょっととなる計算です。
さらにここからワイモバイルへ変更することによって今後高くなるSIM料金の差額を加味する必要があります。
うちは私の楽天モバイル(月額1078円)と奥さんのマイネオ(月額1298円)で、奥さんの10分通話無料/回のオプションは無料キャンペーン中でした。ですので、合計2,376円でした。
今回ワイモバイルへ変更すると月額で2人でシンプルSへ変更して奥さんの10分通話無料を残すと3,938円となります。
ざっくり計算すると1,500円/月のアップ。奥さんの10分通話無料キャンペーンがなくなった場合でも1,000円/月のアップとなります。
これを半年続けると6,000円~9,000円のアップの計算となり、4万円から差し引くと3万円のキャッシュバックとなります。
ここで注意が必要なのがもし2万円のキャッシュバックで申し込んでいたらの場合です。夫婦で4万円。現金化して36,000円になります。
16,000円持ち出しですから、初月で2万円。さらに毎月の料金が上がると半年で最大で9,000円ほど増えるので、実質1万円のキャッシュバックだったってことになります。
もしキャンペーンで契約する理由がキャッシュバックであれば、SIMを変更することによる現金のメリットを十分に考える必要がありますね。
Libero G5 IIをもらった
##詳細は別ページで
ワイモバイルとLINEMOの違いは?
SoftBankにはワイモバイルとLINEMOの2つのサブブランドが存在します。
冒頭に紹介した通り、店舗がありサポートもある程度充実しているのがワイモバイルで、LINEMOはオンラインのみの手続きとなります。
また各種割引があるのがワイモバイルで、何も割引がないのがLINEMOになっています。
料金やサービスがあまりかぶらないように設計されている印象がありますが、自分で何でもできる人はLINEMOのほうがランニングコストが安くていいですね。
家族がいれば家族割があり、自宅の光回線をSoftBankにするとおうち割があったりと、回線をまとめてSoftBank系にするのであればワイモバイルがお得になるパターンもありそうです。
##違いの詳細とそのレビューは別ページで