2022年の今iPad miniを買うなら第5世代でいい理由

Amazon Fire HD8があるのでiPad miniはいらない！と思えば思うほど欲しくなるというのは人の常。

しかもiPad miniについて一度調べ出すと、ずーっと調べてしまって時間を無駄に消費してしまいます。それなら買ってしまった方がいいよね。

ということで実際に買う直前まで検討してみました。

同じようにiPadminiを買おうかどうしようか悩んで悶々としている人にとって参考になれば幸いです。

iPad mini 5 か 6 か

今回はすでに「iPad miniを買うぞ！」と決めて検討していきます。そうなるとどのモデルを買うかですが、現状では第5世代か第6世代のいずれかしか選択肢はありません。

第4世代までのiPad miniは大きなiPhoneやiPodでしかなく、Apple Pencilが使える使えないの差は大きいです。

また、第5世代以降はeSIMに対応、対象ワイヤレスイヤホンによる空間オーディオに対応していますから、Amazon Fire HD8との比較で考えるとこの機能は必須ですね。

5と6どちらを買えばいいか考えてみます。

iPad mini5とmini6の価格差

iPadは新旧モデルが併売されていないので（iPhoneは併売されています）、新品で価格差を比較することはできませんが、新品同等の「整備済製品」がAppleのオンラインストアで販売されていますので、それで比較してみます。

iPad選びで一番重要なのはストレージサイズ選びです。iPad miniは64Gか256GBの2種類用意されており、ストレージ容量だけは後から足りないとなっても運用ではカバーできません。購入時に決めておく必要があります。

iPad mini5はストレージサイズ差によって14,000円、iPad mini6は18,000円の価格差がありますので、結構大きいですよね。

以下、比べてみるとiPad mini 5の256GBモデルを買うなら、iPad mini 6の64GBモデルの価格も検討範囲として考えてもいいのではないかと感じます。

64GBモデル

256GBモデル

iPad mini 5の中古価格相場

なお参考としてiPad mini5の中古品の価格相場も掲載しておきます。（2022年2月時点）

64GBと256GBの価格差が3000円〜4000円程度でこれなら256GBも選択肢として検討できますね。

iPad mini6の場合は新品価格から5,000円ほど下がった価格が相場のようです。一時期は在庫がなく需要も高く新品よりも高値がついた時もあったようですが、今では中古在庫がそこそこ出てきたのか、価格も落ち着いてきたようです。

iPad mini5と6で価格差をまとめると、Appleから販売されているものに関しては15,000円〜18,000円差となっています。

中古ショップでiPad mini5を購入するとなると25,000円〜50,000円程度とさらに差が大きくなります。

この後5と6の主な違いを紹介しますが、この価格差の価値があるかどうか、がどちらを選ぶかのポイントとなりそうですね。

iPad mini5と iPad mini6の主な違い

iPad mini 6発売当時、さまざまなサイトやYouTubeで細かく比較されていますが、「買う」となった時の主な違いを検討するのは以下の5項目で十分だと思います。

・画面ロック解除方法
・外観のデザイン
・対応Apple Pencil
・外部接続端子
・5Gあり、なし

画面ロック解除方法

5も6もTouchIDによるロック解除方式となりますが、5はホームボタンによるTouchIDで6はスリープ解除ボタンによるTouchIDです。

これは色々賛否ありますが、いずれも指の指紋認証を利用するという点では同じです。各所のレビューによるとホームボタンのタイプは認識しやすいが、6は指の位置が悪いと認識してくれず番号入力しちゃうという意見が多いですね。

個人的にはどちらも指紋認証の時点で比較項目ではないかなと思っています。指を置く場所の違いについては「慣れ」で快勝です。

ただ、結構比較項目としてあげている人が多いのであえて載せてみました。

外観のデザイン

これが大きく変わった点で、iPad Airの第3世代から第4世代に変わった内容と同じになっています。

5は従来通りのiPadのデザインで、6はベゼルレスのiPad Air4とほぼ同じデザインです。

購入を検討するにあたり違いの部分はまあ6の方がカッコいいですよね。ホームボタンが無いいわゆるベゼルレスのデザインになっています。5の方はどうしても旧型ってイメージになっちゃいます。

持っている時の所有感ってやっぱり大事ですから、これは大きな違いだと思います。

またボリュームボタンの位置も異なりますが、機能的には変わらないので検討項目にはならないですね。

ホームボタンがあるデザインが好きか問題ないか、ベゼルレスでスタイリッシュなデザインがいいかが重要な比較項目となります。

対応Apple Pencil

どちらもApple Pencil対応ですが、5は第1世代で6は第2世代対応です。充電・ペアリング方式が異なるのと、第2世代はペンをタップすることでインクと消しゴム機能を切り替えることが可能です。

第1世代のApple Pencilはお尻のキャップを外して、iPad本体のライトニング端子に差し込むことで充電とペアリングを行いますが、これがまたかなりカッコ悪いです、笑

そして外したキャップは無くしやすいと評判です。また、ペンをiPad本体にくっつけておくことができないので、アクセサリなどでiPad本体にペンをつける工夫なども必要になります。

第2世代のApple Pencilはそれはもうスマートで、iPad mini6本体の側面にペタッとマグネットでくっつけるだけで充電とペアリングができます。

キャップもないので無くすこともないですし、iPad本体とペンをくっつけた姿もスタイリッシュで、機能的デザイン的にとても優れてます。

もし、Apple Pencilを多用する場合、これは選ぶ際の大きなポイントになる部分ですね。

外部接続端子

iPad mini 5はLightning端子と3.5mmのヘッドフォンジャックがあります。

iPad mini 6はUSB-C端子とApple Pencil用のマグネットがあります。

SSDやSDカードなどの外部メモリーデバイスとデータ交換を頻繁に行うようであればUSB-Cがあると圧倒的に便利です。

オーバーイヤーなどお気に入りのヘッドフォンがある場合はヘッドフォンジャックがあると便利ですよね。

USB-Cをヘッドフォンジャックへ変換する端子もありますが、余計なデバイスを用意する必要があるないは結構ストレスが違います。

この辺りどちらを重要視するかで選択が変わりそうですね。

5Gあり、なし

セルラーモデルのみとなりますが、5G対応について、5は非対応、6は対応です。

現在の日本では5Gの恩恵ってあまりないですし、高速通信したところで使えるパケット量は限られていますから、業務利用や自宅に固定回線がなく高速通信が必要という場合以外は選択を検討するポイントでは無い印象です。

今ならコストメリットがあるiPad mini5でも十分アリ

いかがでしたでしょうか。今ならコストメリットがあるiPad mini5でも十分ありな気がしてきました。

iPad miniはベゼルレスに第2世代Apple Pencil対応、そしてUSB-Cがあるのが5との大きな違いで、その違いに約2万円以上の価値を感じるかどうか、ですね。

また、絶対値として価格に注目すると、中古ショップではバッテリー劣化が気になるものの、最上位の256GBセルラーモデルが5万円以下で購入できるのも魅力です。

iPadの製品寿命（最新OSサポート）は今のところ7年となっています。iPad mini5は2019年発売ですから2026年まで、あと4年は最新OSが使えると予想されます。

iPadはOSのバージョンアップで新機能がどんどん追加されていますから、それが後4年は使えると思うと悪くないと思います。（4年経過する前にバッテリーの劣化の方が早いと思います。）

私の場合

私は現在、第3世代iPad Pro 12.9(2018)の256GB・Wi-Fiモデル、iPad Pro 10.5(2017)の64GB・セルラーモデルを持っていて、どちらも現役で使っています。

難しいのが6万円出すと初代iPad Pro 11(2018)の64GBモデルが、7万円出すと同じく256GBモデルが整備済製品で買えてしまいます。

iPad miniとPro11インチでは用途というか使うシーンが異なるのは十分わかっているものの、やっぱりminiに対してそこまで払う価値があるのか？と考えてしまうんです。

となる予算は5万円以下で抑えたいところ。

整備済製品であれば一番安いモデルのiPad mini5 64GB セルラーモデルとなります。中古ショップなら最上位の256GB セルラーも視野に入りますね。

もしiPad Pro10.5を売れば20,000円ほどに。1万円ちょっと足して中古の一番安いモデルを買うというのもアリかもしれません。

なんか、iPad mini5買いたくなるテンションになってきましたね！