iPad OS 16の目玉機能の「ステージマネージャ」がM1非搭載モデルの第1世代以降のiPad Pro 11インチ、第3世代以降のiPad Pro 12.9インチモデルにも対応する発表されました。
iPadOS 16発表時はステージマネージャについて以下のように注意書きがありました。
「iPad Air（第5世代）、12.9インチiPad Pro（第5世代）、11インチiPad Pro（第3世代）で利用できます。」
そう、つまりこれはM1チップ搭載モデルのiPadでしか利用できませんよ、ということでした。
ところが、iPadOS 16のベータ版ではM1チップ搭載モデル以外でもステージマネージャが利用できるようになっているが、M1搭載モデルのみステージマネージャが使えるように制限がかけれられているこというレビューがあったりしました。
また、世界中でM1チップ搭載モデルしかステージマネージャが利用できないのはおかしい！という意見も多かったようです。
そんなユーザの意見を聞いたか、そもそもベータ版で問題ないことがわかればM1搭載モデル以外でもステージマネージャを解放する予定だったのか、理由はわかりませんが、現在のiPadOS 16のWebサイトには以下のように書かれています。
「iPad Air（第5世代）、12.9インチiPad Pro（第3世代以降）、11インチiPad Pro（第1世代以降）で利用できます。」
つまり、iPad ProであればA12X、A12Zチップ搭載モデルもステージマネージャ対応となったわけです。
個人的に「やったー！」って感じですね。これまでM1チップ搭載モデルのiPad ProかiPad Airをステージマネージャのために買おうと、第3世代のiPad Pro 12.9を売って金策して、足りない部分をどうしようかなあって悩んでたのですが、もうiPad Pro 12.9を使い続けますよ。
ステージマネージャは４つのアプリ（４つのウインドウ）をPCのように同時に利用することができる機能です。さらに外部ディスプレイとiPadを接続して同時に８つのアプリを利用可能です。これを実現するためにはM1チップ搭載のiPadじゃないとできないという発表がAppleからされていました。
ただM1チップのパワーが無いとステージマネージャが使えないと思われていましたが、実際は外部ディスプレイに接続して8つのアプリを同時利用するためにM1チップの性能が必要だったわけで、iPad単体によるステージマネージャであればA12X、A12Zを搭載したiPad Proでも可能ということで今回対象機種が広がったようです。
今回、本来であれば9月にリリースされるであろうiPadOS 16が伸びに伸びて、新型iPadとiPadProの発売日までリリースが延長されました。
しかも最初にリリースされるのはすでにマイナーバージョンアップされたiPad OS 16.1となるよていです。
これはiPadOS 16がステージマネージャがらみで不具合があり、iPadOS 16.1で修正等をApple側が実施ていたからといわれています。
そういうことで、私も手持ちの第3世代iPad Pro 12.9インチへパブリックベータ版のiPadOS16をインストールしようかなと思いましたが、10/21の時点でパブリックベータ版iPadOSをダウンロードするためのプロファイルが取得できませんでした。10/26に発売される第10世代iPadとM2搭載の新型iPad Proと同じタイミングとなる10/25にiPad OS16.1が正式にリリースされるようですから、それがリリースされるまではダウンロードさせないよ、ということなのでしょうかね。
M1のMacBook Airを買ってからめっきり出番が減ったiPad Pro 12.9ですが、まだまだ活躍してくれそうです。
しかし、iPad Proってやっぱり持っておくもんだなあって思いますね。例えばホームボタン付きのiPad Proですが、iPad OSのアップデートによるさまざまな機能追加には全く対応しませんが、それでもいまだに初期モデルでも新型OSのアップデート対象となっています。
今回のiPadOS 16は対応モデルはiPad Pro全モデル、iPad Air 第3世代以降、iPad 第5世代以降、iPad mini第5世代以降となっています。
初代iPad Proが発売されたのは2015年の第1世代 12.9インチです。もう7年前なんですよね。
同じ2015年に発売されたiPad mini 4は対象外となってますし、今後のiPad OSのサポートはiPad Proがどこまでサポートされるのか楽しみです。
私が持っている、今この記事を書いている第3世代iPad Pro12.9インチモデルは買ってから2年以上経ちました。発売から2年して整備済製品で買ったんですよね。2018年モデルです。なのでもう発売されて4年以上経過していますが、全然処理不足で悩ませることなんてありません。
動画編集もLumaFusionで以前はしょっちゅうしてましたが特に不都合ないですし、たまにiPhoneの4K撮影した子供の学校のイベントなどをまとめるのに編集してますけど、そちらも全然不都合ないです。ぜんぜん第1線で活躍してくれるマシンです。
やっぱり「MacBookのかわりにiPad Pro 12.9インチを買おう！」と思ったあたりからiPad好きなんだと思います。私。
現在現役で使っているiPadは以下の3台です。
iPad Air2 もっぱらYouTube再生機
iPad mini 5 第1世代ApplePencilとともにいつでもどこでもお供として持ち歩く
iPad Pro 12.9 gen3 M1モデルのMacBook Airを買うまではメインマシン。キーボードとトラックパッドがあればなんでもこなしてくれる。
Air2は古いので、このポジションにiPad Pro 11インチとか欲しいんですよね。でもSurface Go2 と用途がかぶっちゃうからなかなか買いづらい。なので、今回ステージマネージャのためにサイズダウンして12.9インチから10.9インチのiPadAir5を買うか迷ってましたけど、結果、違うディスプレイサイズのマシンを手元に残せてよかったです。
iPad Pro 12.9インチはなんだかんだで愛用しているので、後何年持つかわかりませんが、長く使っていこうと思いました。でもiPad OS17で画期的な新機能が登場して、M1以上じゃないと動かない、なんて言われたから買い替えのための下取りとして活躍してもらうことになるかもしれませんね、笑
