奥さんのために用意したiPhone13 mini 128GB。今使っているiPhoneXR 256GBでは写真のデータサイズが150GB以上あったので、これじゃ移行できないじゃん。
ということでiCloudを200GBへ容量プラン変更して、iCloud写真を利用してiPhone本体の「ストレージを最適化」することで、iPhone本体のストレージ容量を減らそうと考えました。
でもiCloud写真を「オン」にしても全く写真データがアップロードされる気配がありません。
基本的には通信したり低電力の時はiCloudへのアップロードは止まるようなので、夜寝るときに充電してほったらかしにしておい多野ですが、もうんともすんとも言わず・・・。3日間待っても全く状況が変わらなかったので、試しにあることをしたら無事アップロードが開始されました!
ここでは色々試して解決した唯一の方法を紹介します。同じようにiCloud写真へ写真・動画データがアップされないぞという方の参考になれば幸いです。
ブラウザから写真を1枚アップロード
ぜひ試して欲しいので結論から紹介しますね。色々試してiCloudへのアップロードが開始された方法は、
SafariからiCloudのWeb版にログインして「写真」から写真を1枚アップロードした
です。
そうすると、これまで写真をアップロードするのを忘れていたiPhoneが突然アップロードしだしたんんです。
これは全くリスクもない手間もない、いますぐ試せる方法ですので、もし同じような状況の場合はぜひ試してみてください。
具体的な方法
https://www.icloud.com/へアクセスします。これは症状が発生しているiPhoneでアクセスした方後々が楽ちんです。
AppleIDでログインします。iPhoneやiPadなら現在iCloudでログインしているAppleIDで認証するように促してくれるので、そのままFaceIDやTouchIDでログインすることが可能です。
ログイン後はWebブラウザで利用可能なiCloudサービスの一覧が表示されます。
余談ですが、実はAppleのアプリのWeb版って結構使えるものが多いんですよね。Windowsからも利用できるので、意外とMacやiPad、iPhoneとWindowsってiCloudでデータの共有ってできるんですよね。
さて、話を戻してログイン後に「写真」を選択します。
そうすると「iCloud写真」へ移動します。
ここで表示されている写真や動画は現在iCloudに保存されているデータです。
では今度はiPhone側の写真アプリを開いてみてください。どうでしょう?同じ状態になっているでしょうか?iCloudの方が明らかにすくなく、ここ数ヶ月の写真データが1枚もないとか、そういう状態になっていればiPhoneの写真がiCloudへアップロードされていない状態です。
「前回のアップデート:たった今」って書いてありますけど、いやいやアップデートされてないから!って言いたくなっちゃいます、笑。
ここでブラウザ版のiCloud写真で下の方に「アップロード」とリンクがあるので選択します。
どこからアップロードするか選択項目が出てきますので「写真ライブラリ」を選択します。
その後、iCloudにはアップロードさせれていないiPhoneの中の最新の写真を選択して右上の「追加」を選択します。
すると写真がアップロードされます。
これでしばらく待つと iCloudへの写真アップロードを忘れていたiPhoneが思い出したかのようにiCloudへの写真アップロードを開始します。
「iCloudから復元中...」って表示されました。「iPhoneさん、あなた絶対iCloud写真の同期とるの忘れてたでしょ!」
実施タイミングは寝る前がオススメ
iCloudへのデータアップロードはiPhoneのバッテリー残量が少ない時は停止します。また他の通信を行なっている場合はそちらの方を優先するので、その場合もiCloudへのアップロードが鈍くなります。
充電しながらiPhoneをほったらかしにできるタイミング、例えば寝る前に充電してiPhoneを触らない状態がiCloudへ写真をアップロードできる一番いい環境となります。
iPhoneは128GBで十分
iPhoneは13から最低容量が128GBになりましたが、実際iCloudを使うことでこの最低容量で十分だと思います。
もちろん4K動画をたくさん撮影するなど、一時保存が必要な場合は大容量サイズを選ぶのはいいと思いますが、それも後から動画データを別ストレージへ移すことが前提の運用ですよね。
普段使いでは128GB以上を常用する場合、機種変更する際に非常に面倒だと感じました。
今回ウチの奥さんのように特に気にすることなく写真や動画を256GBのiPhoneストレージに溜めまくると、次の機種へ簡単に移行することができません。
無料の5GBのiCloudはもちろん使えないし、iPhoneのデータが200GB以上になるとiCloudの容量は2TBを使うしかありません。
PCを使ったバックアップをとって復元する方法を利用する場合も、256GBの空き容量がPC側に必要で、それも簡単には用意できません。現行MacBookの最低容量は256GBですからね。
iPhoneのストレージが何年も前からある写真や動画のデータで圧迫されている場合は、iCloud写真を利用して、iPhone本体のストレージを最適化して空き容量を増やし、写真や動画データは50GB、200GBで収まるように整理し、どうしても無理な場合は2TBを使う、そうした運用が一番効率よくiPhoneを選べるのではないでしょうか。