iPad mini 5を購入してから3か月。毎日のように使っています。フルリモートワークからようやく出勤もぼちぼち始まり電車に乗る機会も増えてきて、外でも使うシーンも出てきました。
私の狭い通勤範囲ではiPad miniを電車で使っている人は見かけないので、結構盛り上がっていたiPad mini6も積極的に自分が情報収集しているから流行ってるように見えつつ、一般的にはまだまだニッチな製品なんだなあって実感したりします。
車内でスマホ見てる人は結構多いですよね。あえて車内ではiPad miniを出さずにしているだけなのかもしれないですけど。
ということで、外へ持ち出す機会が増えたWi-FiモデルのiPad miniがテザリングで十分かなと思う理由をまとめてみました。
iPadはWi-Fiモデルとセルラーモデルがある
iPadを選ぶ時はまずディスプレイサイズを選びます。サイズが決まると買うモデルも決まります。12.9インチであればiPad Proしかないですし、8インチサイズであればiPad miniしかありません。
ホームボタンが必要、コストを抑えたいのであれば無印iPadですし、まあiPad Pro11インチとiPad Airは迷いますが。
まあ、だいたい買うモデルは決まるものの、そのあと迷うのはストレージサイズとWi-Fiかセルラーか、です。
どちらも後から変更できないのでしっかりと考えたいところです。違いはなんと言ってもコストです。価格が全然違うんです。
現行のiPad miniの場合、64GBでWi-Fiは59,800円、セルラーは77,800円と、その価格差はなんと18,000円です。
ネットやYouTubeではさまざまな意見があってネタ的には盛り上がる話題となっています。
私も普段SIM料金を抑えたいとか思ってますし、実際にセルラーモデルのiPad Proを使ってライフスタイルを試してみたりしました。
その結果、自宅はWi-Fiで外ではテザリングで十分じゃね、という結論になりました。
スマホでパケット放題ならテザリングが高コスパ
もうこれにつきます。iPad miniがWi-Fiモデルであろうがセルラーモデルであろうが、通信するならパケット放題のスマホのテザリングをすれば通信費は実質0円です。
0円ということは、これ以上ない高コスパですよね。
ようは、セルラーモデルによりもWi-Fiモデルの方が安いからテザリングにしましょう、ということではなくて、通信費がかから無いからテザリングの方がいいでしょ!って考え方です。
あとはついでで、それなら新品のiPad miniはWi-Fiモデルの方が安いのでその方がいいでしょ、という事です。
中古であればiPad mini5などはセルラーモデルもWi-Fiモデルも価格がそんなに変わらない場合もあるのでそれならセルラーモデルにしてもいいですね。だって価格がほぼ同じなら将来のリセールバリューを考慮するとセルラーモデルの方が高く売れる可能性もあり、結果お得だから。
コストを中心に考えるってそういうことだと思います。
セルラーモデルを18,000円多く払って買っても結局通信費がかかるからとテザリングするのであればセルラーモデルにした追加費用が無駄になるわけです。
無駄な悩みがなくなるのもストレスフリー
私は以前iPad Pro 10.5インチのセルラーモデルを持っていました。iPadのセルラーモデルってやっぱりいいんだろうなあって思ってセルラーモデルにしてみたのですが、実際には低容量のSIMを利用して通信コストを下げようとしました。
そうすると、結局すぐにパケットの上限が来ちゃいます。とはいえ、大容量のSIMにするならスマホが先、とも思っちゃいます。
そうしていくうちにコロナとなり、外出する機会も減ってSIMを使わなくなりました。
そうなると、せっかくセルラーモデルなのにWi-Fiでしか使わないのはなんとなくもったいない気がしてきます。
こうなるともうストレスを感じるようになります。SIMを使ってもストレス、使わなくてもストレスって本当に負のスパイラルというかなんというか。
でもWi-Fiもでるならそんな悩みはありません。テザリングが使える環境なら外出先でもネット使えますから不便もないし、別途SIMを用意して費用をかける必要もないし、端末代もセルラーモデルと比べると安いです。
不要なストレスを感じなくて済むのはデバイスを長く使って有効活用していくのに大切だと思います。
iPad miniのセルラー通信が必須な状況を考察する
セルラーモデルいらない、テザリングで十分、って基本的には費用(お金)の面からそう思っているわけですが(でもiPad運用でお金は一番大事だと思います)、ではiPad mini単独で通信できる(セルラー通信できる)のが有効なシチュエーションを考えてみたいと思います。
業務等で貸与されたiPad miniを使う場合は個人端末の通信を使うわけにはいけませんから、私物を使わずにiPad mini単体ですべての作業が完結できる必要があります。が今回は個人利用を想定しているので、そのようなシチュエーションは省いて考えます。
手元にスマホやWi-Fiルータなどの通信環境が無い場合
iPad miniで通信する必要がある場合は間違いなくセルラーモデルでなければいけないですね。
個人利用ではだいたいiPad miniだけ持ってiPhoneなどのスマホを持って行かないというシチュエーションは考えづらいですが、スマホでテザリングができないのであれば、iPad mini単体で通信する必要があります。
長時間通信する場合
長時間通信する場合はテザリングを利用するとテザリング元のデバイスのバッテリーも減っていきます。特にスマホでテザリングする場合は、スマホ側のバッテリーもかなり消費しますので、スマホのバッテリー残量を重視したい場合はiPad mni単体で通信できた方が安心です。
ただ、モバイルバッテリーがあればスマホへの給電もできますしん、なんならiPad miniからも給電することができます。
そもそもそれくらい長時間通信する場合は、通信量もかかりますし、楽天モバイルのようなパケットし放題のようなSIMを選択するならスマホのテザリングでSIM契約を1本にまとめた方がコストが安く済みますから、なかなか難しいシチュエーションかなと思います。
その他
テザリングする操作が面倒だからセルラーモデル、という意見もありますね。これはiPadとiPhoneの組み合わせなら不要な心配です。
iPadでは一度テザリングしたiPhoneであれば自動で接続可能です。切れも再接続してくれます。自動接続はたしかに瞬間というわけにはいきませんが数秒で接続してくれますからその5秒6秒がもったいない!って思わなければ別にストレスもありません。
マイネオのマイそくやパケット放題Plusを使っていれば低コストでパケット放題が利用できますから使い勝手がすごくいいです。
また、故障リスクという意見もありますね。iPhoneがなんらかの原因で通信できなくなった場合、iPadで通信が可能。まあ確かにそうですが、iPadで通信できtよかったあ、というシチュエーションがどれくらいあるかだと思います。それよりもトラブルが起きたiPhoneを何とかしなきゃというほうが優先でしょう。
さらにそのようなシチュエーションが年に何回も起きるようではそもそもそのiPhoneヤバいでしょ、ということで、実際にそのようなシチュエーションはおきづらい、もし起きるカモのために高いセルラーモデルの料金とSIMの月額料金を払い続けるか、となるとなんだか違う気もしますよね。
まとめ 個人利用ならテザリングで十分かと
結論としては個人利用ならテザリングで十分であり、かつコスパがものすごく高いことがわかりました。
セルラーモデルを使うシチュエーションはやっぱりテザリング元となるiPhoneなどのスマホと通信環境を別にする必要がある時だと思います。
たとえばキャリアを分けなきゃいけないとか、仕事用プライベート用と経費を分けて考えないといけないなど、あらかじめiPad miniとiPhoneの通信を分けておく明確な理由がある場合くらいだと思います。
個人利用の場合はガジェット好きだから別々のSIMを使ってみたい!というのがあるかもですね、笑
こちらは大いに大賛成で私もそんな状況です。povo2.0使ってみたいとか、楽天モバイル使ってみたいとか、SIMの初期コスト0円ならなおさらためしてみたいですよね。
またマイネオもパケット使い放題専用のマイそくというサービスを出していますので、これが今ならキャンペーンで月額660円で利用可能なので、これならためしてみてもいいかもって思っちゃいます。
つまりテザリングで十分なんだけど、「使いたいからiPad miniのセルラーモデルでSIMを使う!」これが一番シンプルでいい理由かもしれませんね。