Official髭男dismのニューアルバム AppleMusicで空間オーディオに対応

8/18にOfficial髭男dismのニューアルバム「Editorial」が配信されましたね。AppleMusicも配信されています。

14曲中半分くらいシングル曲なので、半分シングルスみたいなもんですね。

AppleMusicはロスレスと空間オーディオに対応するようになったのですが、空間オーディオ対応曲は邦楽はほとんどなく、洋楽ばかりでした。

テレビCMでもAppleMusicの空間オーディオとタイアップされているようなCMが流れていたので、当初から空間オーディオ(というかドルビーアトモス)対応が予定されていたアルバムなのかもしれませんね。

邦楽でも順次空間オーディオ対応曲を増やしているとのことですが、AirPodsPro持ってる身からすると曲がたくさん増えるといいですね。

でもAirPodsProではロスレスは聞けないんですけどね・・・。

ちなみに、AppleTV+とAppleMusicの空間オーディオ対応条件が違っていて、AppleMusicの場合は再生デバイスの条件が指定されていません。

AppleTV+の場合はiPadは11インチ以降と12.9インチは第3世代以降なのですが、AppleMusicは関係ないみたいなんですね。

また、AppleTV+はAirPodsProかAirPodsMaxが対応していますが、AppleMusicはAirPodsでもBeatsでも対応しています。

私はAirPodsProしか持っていないので、AirPodsの場合やBeatsの場合の比較テストはできないのですが、以下を試してみました。

・iPad 10.5インチ + AirPodsPro
・iPhone XR + AriPodsPro

iPad 10.5インチはAppleTV+の空間オーディオ非対応なので、コントロールセンターで音量を長押ししてもノイキャンのオンオフのみしかできません。

iPhone XRはAppleTV+でも空間オーディオ対応モデルなので、コントロールセンターから音量を長押しでノイキャンのオンオフと空間オーディオをオンオフをコントロールすることができます。

実際試すと明らかに機能が違います。

iPad 10.5インチの場合、設定>ミュージックで空間オーディオを「常にオン」にしても、「うーん、空間オーディオっぽいのかなあ」って感じくらいの音質です。

有線ヘッドフォンでロスレス音源で聴いた方がいいんじゃないの?って思うくらい。

iPhone XRの場合はもうまさに空間オーディオです。聞いててもイヤホンと思わないくらい、耳元から聞こえる感じがしないくらい自然に聞こえます。

そして、AppleTV+と同様に再生デバイスから音が聞こえるような感じがします。

例えばiPhoneを自分の顔の正面に置いて、顔を左に向けると右耳がiPhone XRへ向きますので、右耳からボーカルが聞こえてきます。

AppleMusicはAirPods Pro、AirPods Max、AirPods、BeatsX、Beats Solo3 Wireless、Beats Studio3、Powerbeats3 Wireless、Beats Flex、Powerbeats Pro、Beats Solo Pro、Beats Studio Budsが対応しています。

また、iPhone XS 以降 (iPhone SE は除く)、iPad Pro 12.9 インチ (第 3 世代以降)、iPad Pro 11 インチ、iPad Air (第 4 世代) の内蔵スピーカーが空間オーディオに対応しているとしています。

なので、サラウンド的な空間オーディオはAirPodsProやAirPodsMax以外でも体感できるのでしょうが、本物の空間オーディオはこの2つのイヤホン・ヘッドホンと対応した再生デバイスの組み合わせじゃないと体感できないのかもしれませんね。

いや〜、Official髭男dismのニューアルバムの空間オーディオ素晴らしいです!