1ヶ月使ってわかった!ahamoのメリットとデメリット

2月末から使い始めたahamo。使い始めてちょうど1ヶ月経過してメリットデメリットなどわかってきたので体験談をもとに振り返ってみようと思います。

単純にスペックを紹介するというよりは実際に普段使いした場合、という観点で他のサービスとも比較しながら考えてみました。

ahamoどうかなあって思っている方の参考になれば幸いです。

ahamoはdocomoのキャリア回線が欲しいかどうかで決める

ahamoはdocomoのキャリア回線を使ったdocomoの20GB定額プランです。ドコモ回線を20GBで2,970円ですから、これはこれで安い!って感じですよね。

主に利用するサービスとして以下が含まれています。

5G
1回5分の無料通話
テザリング

ですのでahamoを使っていれば何も考えずにスマホを使うには十分なプランと言えます。そして安心のドコモ回線。この安心感に勝るものはない!と感じる人はahamoに対して無条件でメリットを感じるハズ!

でも格安SIMも気になるに人にとってahamoって具体的にどんなメリット・デメリットがある?って思いますよね。それでは詳細を見ていきましょう。

ahamoのメリット

私が1ヶ月使って感じたahamoもメリットはコレ!

・料金プランがシンプル(2,970円のワンプラン)
・1回5分の通話無料が何かと便利
・5Gのエリアが広い(楽天モバイルと比較)

これで20GBまで使えて2,970円という料金に対して、「これはいいね!」って思たらahamoを使う理由になりそうです。

今のところ3大キャリアと言われるdocomo、au、ソフトバンクのキャリア回線で20GBプランで5分無料通話がつくもので3,000円を切るプランってありませんからahamoが一人勝ちと言われている理由もわかります。

ahamoのデメリット

私が1ヶ月使って感じたデメリットはコレ!

・自宅にwi-fiがあれば普通に使ってて20GBは必要ないので料金的に損
・Apple Watchのワンナンバーが利用できない

20GBプランは安心なのですが、外出先で動画をガンガン見るような習慣がないので今のところは20GBもいらないなあという感じです。

ahamoは20GBのワンプラン。2022年6月から大盛りオプションで80GBを追加できるサービスが開始されますが、20GBで余ってるからこのオプションは不要です。

外出先で動画をストリーミングで見たり、テザリングでMacやiPadの作業を結構するのであれば20GBを有効利用できそうですが、コロナ禍もあって外で作業する機会も随分減ったので20GBはいらないなあと。そうすると20GB分の通信量を事前に払っているというのもなんだかもったいない気がしてきます。

後はデメリットというわけでは無いのですが、Apple Watchのセルラーモデルでワンナンバーサービスが利用できないというのがあります。せっかくdocomoなんだからahamoでも対応してよ、って思うのですが、docomoとahamoはやっぱり違うってことですね。docomoの各種プランやサービスを受けたい場合はdocomoブランドの回線契約をしてください、ってことですね。

通信品質に関するぶっちゃけの感想

私はahamoを使うまでdocomoを使ったことがなく、au、SoftBank、楽天モバイル、それかMVNOのマイネオを使ってきましたが、正直楽天モバイル以外はどこを使っても通信品質的には同じだなあって気がします。

楽天モバイルもつながれば普通にスピード出ますから、楽天回線をつかむことができるかどうか、という不安があるくらいですかね。

なので、「ドコモじゃないと安心できない」なんていうのは現代では無いに等しいんだと思います。

ちなみに私の職場ではdocomoの回線がエライ遅くて結構イライラします。普段モバイル回線で過ごす時間が多い場所で通信スピードが出るのかどうかも業者を選ぶポイントになりそうですね。

au、SoftBank、楽天モバイルと比較してみる

細かいスペックの比較ではなく、普段使いで感じる比較をしてみます。

まずau。auはpovoを出しましたがahamoと勝負できないと悟ったのか、povo2.0というサービスに移行しました。これは電車の定期みたいなサービスですよね。1日フリーパスだったり、長期間使えるパケットを買えば割安になったりなど。povo2.0も公式にサブ回線と言っているとかいないとか。メイン回線で使うにはちょっと面倒かなあというサービスと言えます。

デュアルSIMに対応したスマホが当たり前にある時代だからこそ受け入れられたプランかもしれません。すでにahamoとは比較できないサービスとなっています。

次にSoftBank。SoftBankはLINEMOを出し、ahamoと同じ20GBのプランですが5分かけ放題がオプションとなりこれをつけると3,000円を超えることからahamoに負け、その後ミニプランとして990円で3GBのサービスをリリースしました。

自宅にWi-Fiがあり自宅を中心に過ごす人であれば3GBでも足りるのですが、普段仕事や学校などで日中帯にWi-Fiがない環境で過ごすことが大ければ正直3GBでは少ないです。

ただ3GB990円でSoftBankのキャリア回線を利用できるのですから、これはahamoと比較するというよりもMVNOと比較されるようなサービスと言えますね。

実際LINEMOのミニプランが出てMVNOは驚愕したとかしないとか。

最後に楽天モバイルです。実はキャリア回線としてはこの楽天モバイルとahamoってめっちゃ競合するのでは?って思っています。

楽天モバイルは段階性の料金プランで、20GBまでは2,178円、20GBを超えると無制限で3,278円となります。RakutenLinkという専用アプリを使う必要がありますが、国内通話は宛先がどこでも無料で通話可能です。

回線品質としてはエリアが大きく違いますよね。docomoはまあ日本国内で人が行くところであれば繋がらないところは無い、と言っても過言ではないでしょう。

対して楽天モバイルは回線エリアはやっぱりまだ狭いです。人口カバー率や楽天モバイルが公開しているエリアはとりあえず置いておいて、自分の生活範囲が楽天回線を利用できるかどうかをまずチェックしたいですね。

ちなみに私の場合は生活圏や通勤などでは楽天回線を利用できるので、正直ahamoと楽天モバイルの差は感じません。

また通話ですが、仕事で電話を使い、通話品質が求められるような状況であれば使うキャリアを十分考える必要がありますが、ahamoの1回5分無料の通話があれば十分という場合であれば、RakutenLinkの通話品質でも十分代替え可能です。

まとめ 格安で使いたい人は他のプランがある

20GBが必要で、1回5分の無料通話がだいたい550円で提供している業者が多いですから、通話料金が1分44円とすると月にトータル12分以上通話するのであればahamoは結構オススメです。

実際MVNOのマイネオと比較すると20GBで2,178円、マイネオは1回5分ではなく1回10分と倍の長さの無料通話ですがこちらは550円。合計で2,728円となり、ahamoと250円しか変わりません。

オプションサービスは全然違いますので単純比較できませんが、やっぱりMVNOで20GBほど使うのであればahamoとそんなに料金が大きく違わないんですよね。

なのでデータ量ではなく料金プランに注目するのであれば1000円前後のプランが豊富なMVNOから選択する方が賢明です。ahamoは高いですよね。

月額2000円で抑えたい人は楽天モバイルが有力です。20GBで2,178円(税抜1,980円)が目立ちますかね。

3000円でもいいよ、という場合はようやくahamoの登場。私の使っている環境では正直ahamoならではのメリットがないので、楽天モバイルやマイネオ+パケット放題Plusでもいいかなって感じですね。

ahamoを否定するわけではなく、私には3,000円払って利用するにはオーバースペックだなあという印象でした。

ahamoは解約時の日割計算がなく、いつ解約しても月額料金満額を支払う必要があるので、4月末にMNPするかどうか、ちょっと考えてみようと思います。