iPhone14へは機種変更しない!?それでもiPhone14を買う理由を考えてみた

どうも人気がないと言われるiPhone14。予約開始して5日経過後もまだ予約すると発売日に手に入る状況となっています。

対してiPhone14Proはすでに5週間の納期となっており、人気があることが伺えます。

もともと日本向けにどれくらい初期ロットとして生産しているのかわからないので、用意されている無印がかなり多くてProの用意が少ないということであればその納期も納得できますが、海外の反応を見ても無印14を予約したという情報は少なく人気はProやPro MAXに集まっているようです。

実際、14は13のマイナー中のマイナーアップデートなので、公式ストアでiPhone13やiPhone12を新品で選択できるのであれば、できるだけ安く済ませたいと思う人が多いのもうなづけます。

とはいえ、せっかくの新型iPhoneですから、買うに足る理由を考察してみようと思います。

iPhone14の価格を考える

まず価格ですが、日本では価格改定があったり、レートの関係からか、iPhone13から14へは実質値上げとなっています。

ただ、アメリカではiPhone13からiPhone14へは値段が据え置きで同じなので、値上げにはなっていません。

為替レートの関係を含め結果的に日本では値上げとなったということであっても日本では値上げなのでこれは無視できません。

iPhone13が発売当初10万円で購入可能だったのが今回のiPhone14では12万円程度になったわけですから、そのあたりを頭に入れて考えていきましょう。

今年からAppleのオンラインストアでは36回払いが可能となりました。昨年の13シリーズまでは24回払いまででしたから、Apple的にも公式に買い替えスパンが3年くらいという使い方がおすすめ、と行っているようなものです。また、買い替えるのが3年だというデータを持っているのかもしれません。

最近のiPhoneは普通に使っていればバッテリー劣化が小さいので3年くらいは余裕で普通の性能で使うことができます。また、機能も2世代前くらいであれば新型と大きく変わることも現時点ではありません。

36回払いであれば一番安いiPhone14 128GBは月々3,277円となり、3年間支払い続ける必要はありますが、月々の負担は24回払いよりも当然小さくなります。これが24回払いであれば月々4,991円で5千円近くですから、これはインパクトありますよね。

支払い価格は変わらないのでどちらが得とかはありませんが、お金だけ見ると一括で払う予定の金額を分割にして残金はその支払いの間に運用に充てて資金を増やすなど、経済学的に考えれば分割払いを選んだ方がお得と言えます。

iPhone14は旧型から何が変わったのか

iPhone13からいPhone14になって何が変わったかを簡単に見てみましょう。
デザインは変わらないですが、サイズは若干変わってます。13用のケースは14では使えないこともありそうですから注意しましょう。ネットで検索するとカメラ部分の出っ張りが14の方が大きくなっているので、ケースがそもそも合わないということになるみたいですね。

その他はカメラやチップが13Pro並になりました。ただし望遠レンズはないので焦点距離26mmの広角レンズと13mmの超広角レンズのラインナップは同じです。

バッテリーは性能アップして稼働時間が伸びました。ただし、使い続けるとバッテリーは劣化するので、新品性能が上がっても劣化が早ければ意味がありません。こればっかりは時間が経過しないとなんとも言えませんね。

バッテリ駆動時間が伸びたとしてもそれは新品カタログスペックでしかない、ということは頭に入れておきましょう。

ジャイロセンサーがアップグレードして衝突検知機能が追加されました。万が一自動車事故等の衝撃があるシーンに遭遇してしまった場合、検知してSOS発信をしてくれる機能です。

これはあれば便利ですが、この機能だけを目的にiPhone14を購入したいという人はいないと思います。ついていれば便利だけど、この衝突検知機能が無いスマホでは困る!という人はゼロでは無いにしてもほとんどいないと思うのですが・・・。あなたはどうですか?

ほぼiPhone13って言ってもいいかも

あとの違いはというと・・・・iPhone13とほぼ同じなんですよね。

つまり日常使う機能でアップグレードされたのはカメラのみでそれもきれいに撮れる13から更にきれいに撮れるようになったので、13とか12でも日常使いには十分綺麗な撮影ができるんですよね。

なので、13シリーズから14シリーズへ買い替える理由は・・・機能的にはまったくない、という残念な結果となってしまいました。なんとか買い替える理由をさがしてみたんですけど、見つからないんです。

12から買い替える理由も特に見つけることができません。これは13発売時に12からあえて買い替える理由がないのと同じです。

12よりも前、11から12以降へは買い替える似たる理由があります。これはハード的に性能が上がっているため12以降ならできる機能が追加されているからです。

一番使う機能がマスクをしていてもFaceIDを解除できる機能です。これはiPhone12以降から利用可能な機能なので、11以前のモデルを使っている人は今回14シリーズへ機種変することで劇的な機能アップを得ることができます。

もちろん値下がりした13や12を買うという選択もあるのでiPhone14に拘る必要がないというのも事実ではあります。

サイズ

現在13を含めどのモデルを使っていてもiPhone14への買い替える理由となるもの。それはPlusです。

そうです。久しぶりに無印モデルに6.7インチのPlusがラインナップされました。

大きい画面が欲しい!という人は買い替えるという選択肢もありですよね。ただし価格が高い・・・。最低料金が134,800円と超ハイエンドスマホの価格ですよね。それでもiPhone14からは15,000円の価格アップに収まっているんですけどね。

なお、ProMAXは164,800円で、3万円も高いからどちらを選ぶかは予算次第というところでしょうか。

また、Proは149,800円ですから、Plusよりも高い価格設定となっていますので、とりあえずProよりも無印の方が大きなサイズでも安いというラインナップとなっているのも注目。これまで無印を使っていてProまではいらないという人でも大きな6.7インチの画面が欲しい!という場合は価格的にProと悩むことなくPlusを選ぶことができるようになっているんですね。

もしですよ。これでApple Pencil使えるってなればバカ売れすると思うんですけど。PlusやMAXの6.7インチを7インチくらいにしてApple Pencil対応ってしてくれたら、iPad mini売れなくなっちゃうかもしれないけど、あまり数が出ていないPlusやMAXがめっちゃ売れると思うからぜひ考えてほしいなあ。

ということで、結論としては画面が大きな無印のiPhoneが欲しい人は14へ買い換える、それ以外は急いで買い替える必要なし、ということになりました。

二眼カメラは便利なので、カメラのレンズが1つしか無いモデルの場合はこれ機に買い替えてもいいですね。でも二眼カメラのiPhone12が新品で買えますからね。あえて14を選ぶ理由って・・・やっぱり画面の大きさしか無いかなあ。