Googleから
「Google フォトのストレージに関する重要なお知らせ」
ってメールが来ました。
同じようにメールが来た方、多いんじゃないでしょうか。
2021年6月1日から保存容量を使用
これまでのGoogleフォトは「高画質」に設定しておくと、保存容量が無制限で利用できました。これはGoogleの無料アカウントでも利用できたので、iPhoneなどスマホの写真の保存先(バックアップ先)やミラーレスやコンデジの写真の保存先、また動画の保存先として有効利用していた人も多いんじゃないでしょうか。
それが2021年6月1日からこの無制限が無くなるというのです。まさかGoogleがそんな決断をするとは思ってもいませんでした。
Googleフォト 私の使い方
Googleフォトは完全に私の写真、動画のメインの保存先となっています。もちろんバックアップではありますが、閲覧するのはGoogleフォトです。
設定は高画質にしています。
iPhoneで撮った写真、動画はすべてGoogleフォトへ自動でアップしています。その際の設定は「高画質」つまりGoogleが指定するサイズへ圧縮される設定です。
写真であれば1600万画素、動画であればHDへそれぞれ変換されます。
私のiPhoneはiPhoneXRなので1200万画素、セルフィのカメラは700万画素。どちらも1600万画素以下なので画素的にはフルサイズで保存できます。またiPhoneXRの動画はデフォルトでHDなのでこちらもフルサイズで記録できます。
(ただし、どちらもデータサイズはかなり圧縮されます。どんな技術なんでしょうか?)
またメインカメラのLeica M8.2はさらに画素が低く1000万画素。こちらもフルサイズで記録できます。
最近ゲットしたα7Cは2400万画素なのでこちらは1600万画素へリサイズされますが、家で一番綺麗で大きいディスプレイを持っているiPad Pro 12.9インチで見ても違いはわかりません。それくらいきれいですね。
また、α7Cは4K動画も撮影できますが、こちらもGoogleフォトへ保存。こちらはHDサイズへリサイズされますが、まあきれいです。
Googleフォトで今どれくらいの容量を使っているか調べる
Googleフォトが出たてくらいから、ミラーレスカメラとiPhoneの撮影写真と動画をすべてGoogleフォトへアップしています。
Googleフォトの使用状況に基づく見積もりから自分のアカウントでどれくらい使っているか確認することができます。
渡しの場合はサイズが2.3GBです。
(その他GoogleドライブとGメールのサイズも含めて6.6GBですね)
ちなみにGoogleの無料容量は15GBですが、スタート当初はキャンペーンとかあって、条件をクリアすると1GBもらえたりなどしたため、渡しの場合は合計17GBとなっています。
ちなみに私はAmazon Prime会員なので、Amazon Photosへオリジナルサイズの写真を無制限でアップすることができます。こちらは動画が含まれませんが、Googleフォトと同様の使い方をしていて、現在使用量が350GBくらいでした。
つまり写真と動画を含めてもオリジナルサイズの1/100以下のサイズへ圧縮されていることになります。(ホンマかいな・・・)
今後の写真保存、動画保存、バックアップを再考
Googleフォトの有料化。Googleが言うにはユーザの8割以上は15GBは使用しないだろう、と言っています。
Googleアカウントを複数で使いわかるというのも考え方としてはありかもしれませんね。
たとえばスマホで撮影した写真と動画を自動でバックアップするアカウント。ミラーレスなどデジカメの写真をアップするアカウントを使い分けたり、年代で分けるのもありかもしれません。
写真データ
写真データはGoogleフォトを利用しつつ、Amazonプライム会員の場合はAmazonフォトを利用するのが現実的ですね。写真データだけじゃなくRAWも無制限に保存可能ですから。
ただし、こちらも値上げやサービス終了のリスクは有るため、引き続きGoogleフォトを利用もそうだし、Appleユーザの場合はiCloudの利用も考えたほうが良さそうです。
ちなみに私はiCloudは50GBにしていますが、iPhoneで子供の運動会を4K動画を撮ったらすぐにその50GBもパンクしました。
iCloudは原則オリジナルサイズのデータをバックアップします。
なので、iPhoneで結構動画を撮る場合はiCloudの容量も気をつけたほうが良さそうです。
動画データ
これはもうYoutube一択ですね。すでに利用している人も多いのではないでしょうか。私も昔からバックアップ先として利用しています。
現在のGoogleフォトも容量を消費しない高画質の場合は4K動画を4Kのまま保存することはできません。HDへリサイズされます。
ですので以前から「Youtubeって4K対応しているし、そこへアップして非公開にしておけば動画置場になるじゃん!」って気づいてからずっと保管場所にしています。
Youtubeは動画配信用のサービスとして世界一有名で、イメージも動画配信するためのサービスという認識の人、多いと思います。
それはそのとおりなのですが、実際Youtubeをクリエイターとして使ってみた場合、動画を非公開で保存して置けることがわかります。
ということはプライベートな動画、セミナーなどの有料コンテンツの動画、著作権に絡む動画は個人で閲覧するようにYoutubeへアップしておいて、非公開設定にしておくことで、自分だけが見れる、もしくは限定公開することでリンク(URL)を知っている人だけが見れるようにしておくことができます。
私もおばあちゃん(私の母)に孫(私の子供)の運動会やお遊戯などイベント系の動画をYoutubeにアップし限定系公開にして、URLを送ってYoutubeで見てもらっています。
4Kサイズの動画を無料で保存できるクラウドサービスは今の所Youtubeくらいだと思いますし、Youtubeはどう考えてもしばらくは無くならないでしょう。
Googleフォトを利用している、Gメールを利用しているGoogleアカウントがあればYoutubeも利用できるので試してみてください。
無料、有料に限らずいつかはなくなるクラウドサービス
無料だろうが有料だろうが永遠に続くサービスはありません。そして永遠に動き続けるHDDやSSDなどのストレージもありません。
サービスか物理ハードか、どちらにお金をかけてデータを保管するかは人それぞれですが、データが無くなるというリスクにいつでも対応できるよう複数の媒体を利用して、上手にバックアップしてきましょう。