LEICA ELMARIT M28mm F2.8 3rdのファーストインプレッション

祝・初ライカ純正レンズ!ということで、Leica M8.2と一緒に人生初のLeica純正レンズ、LEICA ELMARIT(エルマリート) M28mm F2.8 3rdをゲットしたので、そのレビューなどしてみようと思います。

意外と第3世代のELMARIT M28mmのレビューとか作例って少ないですよね。Mマウントのライカレンズの中でも10万以下で買えちゃうリーズナブルなレンズだと思うので(あくまでMマウントのライカレンズの中ならリーズナブル!ってことで)、ご参考になれば。

それではいってみましょう!

やってきましたエルマリート

M8.2と一緒に我が家へ届いたエルマリート。M8.2は2度め、M型ライカのボディは4回目の購入なので、「よし、M8.2やね」「シルバーもいいよね」「ハイOK」というぞんざいな扱いを経て、ついにご対面です。ボディよりちょっとドキドキして手にしたのがLEICA ELMARIT M28mm F2.8 3rdです。

レンズのフロントキャップがなく、リアキャップのみ。

レンズ径は49mmでSONYの単焦点レンズでよく使われるサイズと同じです。αユーザの頃はこのサイズのレンズいくつか持っていたのでレンズフィルターもレンズキャップも持ってます。なので問題ありません。

外観 いいね!

このレンズはやっぱりその形がいいですよね。私って筒型のレンズが好きなんですよね。なので、SONYのツァイスブランドの純正レンズも好きです。あれもシンプルな筒型ですからね。

ライカレンズでMマウントであればSUMMICRON M50mmも筒型のデザインのものがあって、こちらも見た目は大好き。移りも良いそうですが、20万円前後するのでなかなか手が出ないです。いつかは欲しいなあ。

フォーカスリングには爪があり、こちらはありなしで好みが分かれるらしいのですが、私は過去使ってたMマウントレンズはVoigtlanderのレンズで、いずれもこの爪があったので、爪がある方が使いやすいですね。(というかそれしか知らない)

ヘリコイドもいい感じでネットリしてるし、絞りもしっかりクリック感があっていいですね。操作系は良さそうです。

続いて角型フード。やっぱり角型フードって雰囲気があって大好きです。

実際の写りは

NOKTON 35mm F1.4と比べるとすっごく素直な気がします。クセがないと言うか。コントラストはそこそこかな。M8.2のセンサーと組み合わせると、NOKTONよりも普通の色味で写る感じです。NOKTONのほうがクラシカルな印象ですよね。写りも色も。

ニュージェネレーションレンズと言われていて、その結果この素直な写りなんですかね。

焦点距離はフルサイズ換算すると約37mmで35mmで育ってきた私にはピッタリの画角。

また、M8系のファインダーはちゃんとセンサーサイズにマッチしたブライトフレームを出してくれますので、28mmレンズを装着するとブライトフレームは実際の37mm枠を表示してくれます。

F2.8ですけど、SONYのα7シリーズ時代は35mm F2.8のツァイスブランドレンズをつけっぱなしで使っていたので、フルサイズとのボケ感は違いますが、明るさなどはまあ感覚的に大丈夫です。

この季節はだんだん日没が遅くなってくるので、在宅の仕事おたった時間でも全然F2.8で問題ない明るさです。

M8.2はできれば最低のISO160、上げても一つ上のISO320に抑えたいので、明るさは結構大事です。

M8センサーはもう14年前のものなのですが、いいセンサーですよね。開放からシャープに写ります。NOKTON 35mmは開放F1.4だと結構滲む感じですが、それはそれで味があります。