みんなの防湿庫「マップカメラ」が12月に入ってからセールが連日あり、フラフラ~っと寄って(アクセスして)しまいます。
全品5%OFFとなり、夜市も結構な頻度であり、難有り品の在庫処分セールもあり、ホントついついポチっちゃいそうになりますよね。
今回は自分への戒めのため、冷静になるためにちょっと書いてみようと思います。
自分のカメラ構成は決まったはずだけど
カメラはたくさんあっても使わないですよね。同時に何台も使うことはできないし、例えば5台持っていても全部持ち歩くこともできないわけですから
それでもついつい自分のカメラ構成に不足している部分を補いたくなるのは沼にハマっている人なら「うんうん。そうそう。」っとうなずいてもらえると思います、笑
レンズの焦点距離、明るさ、各メーカーの色味、デザインなどなど、色々手にしたくなっちゃうんですよ。
そもそも自分の場合は「M型ライカを買ったからこれでカメラ構成は決定!」って誓いをたてたはずなのですが、たまに心が揺らいでしまいます。
それはなぜでしょうか?
今はぐっと堪えるとき?
何でも欲しいものは「ほしいと思ったときが買い時」と言われます。
特に新品のデジタル機器などは「安くなるのわかってるから安くなったら買おう!」って思います。
でも安くなる頃には新機能が付いた新製品が出てきちゃうんです。そうなるといつまで立っても買えません。
なので、デジタル機器は「欲しい!」って思ったときが一番の買い時なんです。
それでもマップカメラのセールは個人的に「今はぐっと堪えるとき」って思っています。
一度冷静になる必要がありますね。
そもそも、そのボディ、そのレンズ、今いる?
気になってたボディやレンズが「えっ、安い!」って思ったら今買わないと損をしちゃうような気になっちゃいます。
でもポチる前に考えます。「これって今使うかなあ?」「買った後、常時使用するかなあ?」みなさんも同じ用に考えてるんでしょうねぇ。
趣味なのでかけたコストをお金で回収するという考えはありません。
それでも趣味だからこそできるだけお金をかけずに最大限楽しむというのが大切。つまり撮影の楽しさや撮影した写真の満足度でかけたコストを回収する感じですよね。
なので、1本20万円の高性能望遠レンズと1本20万円のズミクロン、どっちがコスパがいいかと考えると人それぞれ、ってことなんですよね。
人それぞれなんですけど、私個人一人でも時期によってその「それぞれ」が変わってきます。子供のイベントの前なら高性能望遠レンズが欲しいですし、春や秋などライカを持ってお出かけをたくさんする季節ならズミクロンやズミルックスが欲しい!って思うんですよね。
「今、それいる?」と一度立ち止まって自問することが大切ですね。
自分の機材を今一度確認しよう
先日、マップカメラの夜市のときに、M8.2を含む今の機材のほとんどとパナソニックのDC-S1M(レンズキット)の夜市価格を交換したらどうなるかな~ってカートに入れえてみると、なんと支払金額が25円となりました。
おもわずポチりそうに・・・・
改めて自分の機材と役割をちょっと整理してみましょう。ブログに書いて公開するくらいしないと、実際に文字にしてまとめることなんてしませんもんね。
ボディごとにまとめた方がわかりやすいかな。
ライカ Mマウント
・Leica M8.2
・Voigtlander NOKTON classic 35mm F1.4 MC
・Voigtlander COLOR-SKOPAR 35mm F2.5 PII
M型ライカに出会ってカメラ人生が変わりました。それまでSONYのαで高性能を追い求めていましたが、それらを処分してM型でレンジファインダー覗いてのんびり撮ればいいじゃん、って思えるようになりました。
M型はボディも高いので、最初のレンズはどうしてもフォクトレンダーとか安価で性能も良いレンズになっちゃいますよね。M-Eのときはそれが満足できなかったけど、今はフォクトレンダーで十分満足してます。
ちょっと資金が溜まったらLeicaのMマウントレンズが欲しいんです。お金使っている場合じゃなかった。
・SONY ILCE-7RM2 α7RII
・SONY SEL2870 FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS
・K&F Concept レンズマウントアダプター
カメラを短期間にたくさん売り買いしてしまうようになったきっかけがαシリーズでした。ある意味カメラ人生を変えたといえますね。
初代は無印、R、S全て、IIは無印、R、6000と6300と今は旧式のボディを買い漁りました。
それらはLeica M8やM-Eを買うときにすべて処分しました。
その後Mマウントレンズをフルサイズで撮影する、手ブレ補正付きで撮影する、たまには原点のαを使いたい、という感じで中古価格が10万円程度になったRIIをゲット。一応キットレンズも買っときました。
RIIの解像度もキットレンズでそこそこ写ってくれるので、この組み合わせも気に行ってます。合計で12万円程度だったので、型落ちも型落ちですが、十分満足の構成です。
Mマウントレンズが増えれば必然的にこちらでも使うことになります。
最近は望遠もカバーできれば後述するマイクロフォーサーズも無くせるかなあって思ったり。ただ、これは数年前からやっては戻り、やっては戻りの繰り返しなので、さすがに今は自制できています。
マイクロフォーサーズ
・Panasonic LUMIX GX7MkII
・Panasonic LUMIX G VARIO 12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.
・Panasonic LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S.
私のレンズ交換式カメラはフォーサーズ・マイクロフォーサーズからスタートしました。カメラ人生を始めてくれたマウントでもあります。
カメラをとっかえひっかえして、最終的にM8.2となる時に、子供の発表会や運動会などイベント撮影はAFが必要となるので、安価で望遠が実現できるし手ブレ補正もできるということで、今の構成となりました。
できるだけ安価でということで4K撮影ができて手ブレ補正もそこそこ効いているボディはGX7MKIIで決まりです。
レンズも高倍率ズームの定番14-140mmですね。このセットで5万円程度。さらにキットレンズの12-32mmも1万円切るので併せておくと携帯性もぐんと上がります。ほとんど出番ないけど。
やっぱりマイクロフォーサーズではなんとなく絵が気に入った感じにならないんですよね。センサーサイズ的にしょうがないのかもしれませんけど。
なのでお出かけのときも持ち歩かず、子供のイベントの時に記録撮影として使用しています。スチルもムービーも両方行けて4Kも行けて、ってコスパ最高のカメラです。
望遠系はマイクロフォーサーズにおまかせっ!と決めて運用してきたわけですね。
ただ、防塵防滴仕様ではない構成のため、今年の幼稚園の運動会で雨が降ってきたときは慌てました。「防塵防滴に配慮」レベルでもいいので防塵防滴仕様があれば安心だなあ、って思い、このマイクロフォーサーズの役割をα7RIIに任せようか、なんてことも考えていますが、これも実際やるとまだ戻ったりして以前から繰り返してしてきたことでなので現状維持としています。
明るいレンズがない
こうしてみるとAFレンズは絞り開放でF3.5しか無いことに気づく・・・。もっと明るいレンズがほしなあ。
子供のイベントで体育館等の屋内の場合はやっぱり明るいレンズが助かりますよね。F4通しとか、テレ側で明るいのが欲しいなあ、ってマイクロフォーサーズなら手が届く範囲の価格で望遠いけちゃうんですけどん。
でも年に数回しか使わないからそれに大きな金額を出すよりも、よく使う単焦点にお金をかけたほうが・・・
という感じで日々ぐるぐると思考が回っております。
マイクロフォーサーズを処分してFEマウントのFE 24-240mmとか、FE 24-105mmとかへ入れ替えるというのもありかなあって思ったり。
手持ちのマイクロフォーサーズを処分しても4万円くらいかなあ。それだとどちらも手が届かない。
とりあえずMFスナップはM型Leica、AFスチル・ムービーは手ブレ補正が効くやつの2台体制で行けるようにしたいなあって思います。
(G9 Proはホントにピタッと止まってすごかった)
マウントは2つあれば十分でしょ。
年末年始はたぶんセールがあるからそれまで考えよう
マップカメラは例年年末年始にセールをしているので、それを見てお得に買えたら買っちゃうかも!?って感じで、今から考えようと思います。
夜市ってすぐ売れるけど、美品が並品の価格になる感じなので、価格的には「安い!」って感じじゃあないんですよね。
昔は並品でもセール価格になっていたんだけどなあ。
とりあえず、今は今の機器構成で楽しみます。