iPhone16は見送ろう!
新しいiPhoneが発表されるたびに、ワクワクしますよね。iOS18の発表は6月のWWDCで行われますが、その機能をふんだんに活用したハードウェア、つまりiPhone16シリーズの発表で新型のiPhoneを購入するかを決めます。今回、iPhone16のProシリーズの買い替えを検討しましたが、iPhone 15 Pro MaxからiPhone 16 Pro Maxへの買い替えを見送ることにしました。ここでは、その理由を5つ挙げてみたいと思います。
1. 現在のiPhone 15 Pro Maxがまだ十分に使える
iPhone 15 Pro Maxは、まだまだ現役で使える優れたスマートフォンだということが改めてわかりました。15Proシリーズと16Proシリーズのハード的な一番の違いはディスプレイサイズです。ただ、ディスプレイサイズが大きくなった分、本体のサイズも大きくなっています。
これはトレード・オフの関係ですからメリット・デメリットはあるにしても、本当に若干のインチアップの恩恵を感じられるかどうかがポイントです。その他においてはチップがA17ProからA18Proへとアップデートされたものの、この差においてできることできないことは特に明言されていないんですよね。
Apple Intelligenceも利用できるので、最新のiOSアップデートにも対応しており、パフォーマンスも申し分ありません。カメラ性能やバッテリー寿命もProMaxしてんでは大きな変化もなく満足のいくもので、日常の使用に全く問題がありません。まあ、日常使いに全く問題がないと言ってしまうともっと古いモデルでもいいじゃん、ということになってはしまうんですけどね。
2. 費用対効果を考えると
毎度ながら新しいiPhoneを購入するにはかなりの費用がかかります。価格がどんどん上がっているのですが、今回は15Proモデルから16Proモデルへは価格が据え置きでした。もちろん、iPhone 16 Pro Maxの価格は決して安くはなく、現在のiPhone 15 Pro Maxがまだ使える状態であるならば、15Pro Maxが十数万円で売れたとしても、コスパがいいかどうかを考えるとちょっと、いや結構ハテナマークが付きます。当然買い替えには下取りや買い取りに出したとしても追加費用かかりますので、(追加費用無しで新モデルへ買い替えできることはない)そのコストはイヤホンを買うとか別のことに使うほうがいいかなって思いますね。
あくまで、今回の15Proシリーズから16Proシリーズへのアップグレードの話ですけど。今回のモデルチェンジに関しては費用対効果は少ないかなという印象です。Proはカメラが光学3倍から光学5倍になりProMaxと同じになりましたので、Proに限ってはこの差はあります。
そして、無印モデルはかなり違います。iPhone15のA16チップからiPhone16のA18チップへのアップグレードはかなり大きいです。A17の無印は欠番にするくらいですからね。A16はApple Intelligenceへ対応しておらず、AAAのゲームもできませんが、A18はApple IntelligenceもAAAタイトルのゲームにも対応しているので、チップ性能的にはいiPhone 15ProシリーズのA17Proと同じじゃないの?って思っちゃうくらいです。
話はそれましたが、Proシリーズ、特にProMaxにおいては費用対効果が小さいかなという判断です。
3. 結局買い換えで自宅のiPhoneの構成を悩む
新しいデバイスを購入するたびに、古いデバイスが持っておくか買取りに出すか、下取りに出すかいろいろ悩むことになります。そうした悩みも楽しいは楽しいのですが、無駄な時間でもあるんですよね。一番厄介なのは一人じゃなくて家族のiPhoneの構成も考える必要があることです。
自分は常に最新の機種に買い替えていっても、奥さんや子どものiPhoneはどうしようかな~と悩んでしまします。
先日のApple Watch Series7からUltraへ買い替えようとしたのですが、7は奥さんに譲って結局単に追加でUltraを買うことにしました。本当はApple Watch7を売ればざっくりですが2万円くらいで売れたので、Ultraの購入資金にできたのですが、2万円ではAppleWatch7を買うことができないので古いモデルを使っている奥さんのアップグレードとしたわけです。
今回も15ProMaxを売るなら奥さんのiPhone 12と交換したほうがいいのかな?と考えたりもするわけですが、そこまでして16Proシリーズ買いたい?と聞かれるとそんなこともないし。
買い替えと、家族のiPhoneのアップグレードと、いろいろ考えると購入するタイミングってなんか迷っちゃいますよね。
4. 新機能の必要性を再考
iPhone 16 Pro Maxは15ProMaxとくらべるとカメラの操作性が変わっています。それらが本当に必要かどうかを考えることも重要です。カメラ機能は個人的に重要なのでかなり気になるところではありますが、コストを掛けて買い替えるほどか、とうのはどうしても考えてしまいます。
例えば、カメラの性能や操作性が向上しているとしても、日常的に使うシーンではiPhone 15 Pro Maxのカメラで十分だと思います。光学性能は変わらないし、カメラモジュールもメインカメラは変更がなさそう。超広角が12MPから48MPへと画素数がアップしてますが、大きなメリットがあるかと言われると、私にはそれほどでもなさそうです。
カメラコントロールはあると便利そうだし、楽しそうだけど、速射性が命のiPhoneのカメラを考えるとそれほど新しい機能が自分の生活にどれだけの価値をもたらすかを冷静に判断すしてどうか、というところ。
デジカメっぽく使えそうなのは楽しそうでいいけど、ディスプレイでできることでもあるので、専用のインタフェースが必要かどうか、か鍵ですね。これは使ってみないとその効果は分かりません。ちなみに15Proシリーズについたアクションボタンはほぼ使ってません、笑
5. テクノロジーの進化は止まらない
テクノロジーは常に進化し続けています。iPhone 16 Pro Maxを購入しても、来年にはまた新しいモデルが登場します。当たり前だけど。そのたびに買い替えるのではなく、ある程度の期間を置いてから買い替えることで、より大きな進化を実感することができる、という考えもありますよね。メジャーなスマホは1年サイクルで販売されますから、スケジュールが読みやすいというのもメリットです。
私なんかはiPhone15ProMax購入後からiPhone17シリーズは2年後、iPhone18シリーズは3年後、と大体予想できますから、自分のスマホのライフサイクルに合わせてどのシリーズを購入ターゲットとするか、なんて考えたり、ウワサ話で情報収集したりすることもできます。
もちろん、発表されてから新モデルの購入検討でもOKですよね。私はiPhone13Proが完成されているスマホとしてすっごく気に入ってたし、別にしばらく買い替えなくてもいいって思ってました。でも、iPhone15ProMaxの5倍光学レンズ(120mm相当)が搭載されてると聞いて、買い替えを決意したので、何か心動くものが新モデルに備わっていればその場で買い替え検討もありだと思います。
もし、iPhone13Proのままだったら16Pro絶対買ってたと思います。
スペック比較からiPhone 15 Pro MaxからiPhone 16 Pro Maxへの買い替えを見送る4つの理由
1. パフォーマンスの違いはわずか
今回、iPhone 16 Pro Maxは最新のA18 Proチップを搭載していますが、iPhone 15 Pro MaxのA17 Proチップも非常に強力で、Appleの発表からも大きなパフォーマンスアップな印象は受けられませんでした。
Apple Intelligenceも使えますし、おそらくA17 ProはM1と同等の性能じゃないかなあって思うのですが、A18 Proはそれよりも向上していそうですけど、日常の使用や多くのアプリケーションにおいて、パフォーマンスの差はほとんど感じられないかなと思います。特に、ゲームや動画編集などの高負荷な作業でも、iPhone 15 Pro Maxは十分に対応できますからね。
2. カメラ性能の向上は限定的
iPhone 16 Pro Maxのカメラは確かに進化しています。iPhone 15 Pro Maxのカメラとの違いは超広角の画素数で、12MPから48MPとメインカメラモジュールと同じ画素数となりました。メインカメラモジュールはiPhone 16 Pro Maxが48MPのメインカメラを搭載し、より高解像度の写真が撮影可能ですが、iPhone 15 Pro Maxのカメラも48MPであり、本当に十分です。
ちなみに、iPhone 15 Pro のカメラのイメージセンサーはソニー製と言われていますが、16Proはサムスン製と言われています。もしかしたらソニー製の方がいいのでは?なんて言われたりもして、新モデルになっても部品製造メーカーが変わることで、旧モデルの方が良かったなんて話はよく聞きますよね。
今回のカメラがそうとは限りませんが、カメラコントロールがiPhone本体に搭載されたことで撮影体験は変わるかもしれませんが、撮影できる写真に大きな違いはないという意味で、カメラ性能は大して向上してないというか、15Proでも十分すぎるでしょ!ということですね。
3. バッテリー寿命の差はわずか
iPhone 16 Pro Maxは4676mAhのバッテリーを搭載しており、iPhone 15 Pro Maxの3274mAhよりも大容量です。カタログスペックでは15Proから16Proになることにより、ビデオ再生が4時間稼働時間がななくなっています。4時間って大きいですよね。
でも、実際の使用時間に大きな差はありません。というのもiPhone 15 Pro Maxも一日中使用できるバッテリー寿命を持っており、日常の使用には十分だからです。15Proは23時間、15ProMaxは29時間です。私の場合、2日間バッテリーが持つ場合もあります。
充電は80%を上限とする設定にしています。(バッテリーの保護ができるらしいのですが、本当かな?)朝80%で仕事で家を出て、日中はiPhoneを触る時間が昼休みくらいでほとんどないので、帰ってくると50%以上残っていることもあります。
休日に外出しても1日余裕で持ちます。モバイルバッテリーいらずです。なので、十分バッテリー性能がある中、追加でバッテリーの持ちがよくなっても日常生活においてはさほど影響がないと思います。
ただ、16Proも15Proもバッテリーの劣化具合が同じであれば、バッテリー持ちが長い方が劣化しても長持ちする期間が長いわけですから、長い目で見ると大容量バッテリーのほうがいいかもしれません。
4. ディスプレイの違いは微細
iPhone 16 Pro Maxのディスプレイは、解像度が1320 x 2868ピクセルであり、iPhone 15 Pro Maxの1179 x 2556ピクセルよりも高解像度です。本体サイズも大きくなって、ディスプレイも15ProMaxから16ProMaxで0.2インチのサイズアップです。この0.2インチがどれくらい大きいのかは実機を比べてみないと分かりませんが、日常の使用において、この違いを実感することはほとんどないのでは?という予想です。
先日、Galaxy Z Fold 4の中古を購入したのですが、iPad miniと同レベルのディスプレイサイズなのでとてもみやすいです。それと比べると6.9インチって魅力的だけど、6.7インチから買い替えるほどかな?というのが正直なところです。
iPhone 16 Pro Maxの進化がイマイチというよりiPhone 15 Pro Maxが完成されている
iPhone 13 Proを手にして、2年間使った時も感じましたが、iPhone 15 Pro Maxがすでに完成されていて買い替えたい!って思わないんです。本当に。iPhone 15 Pro から16 Proへは3倍の光学ズームから5倍の光学ズームに変わってますので、それだけで買い替えの価値はあるかもしれませんが、Pro Maxモデルにおいてはカメラコントロール以外何も変わってないと言っても過言ではないって思います。
もちろんそのカメラコントロールも魅力的ですし、ディスプレイサイズが大きくなったことも魅力的です。最近は大きいディスプレイが好きなので。
それでも使い勝手という意味では数万円の差額を払って(なんなら10万円程度の差額になるかも)まで16 Pro Maxに買い替える理由は見つからないんですよね。それほどまでに15 Pro Maxが素晴らしいってことです。
誰かがiPhoneのナンバリングシリーズは奇数シリーズが進化してていいよって言ってました。その通りかもしれません。