折りたたみスマホとiPhoneの2台持ちのメリットと使い方
現代のスマートフォン市場では、折りたたみスマホとiPhoneが注目を集めています。それぞれのデバイスには独自の魅力があり、2台持ちすることで多くのメリットを享受できます。
先日Google Pixel9 Pro Foldの発表を見て、今まで気になっていた折りたたみのスマホ、いわゆるフォルダブルスマホ(foldable)の欲しい病が再燃しちゃいました。
今ではたくさんのフォルダブルスマホが発売されているのですが、現時点ではOSはAndroidのみでAppleのiOS搭載のモデルでは発売されていません。折りたたみiPadの開発をしているという噂はあるんですけどね。
どっぷりとAppleのエコシステムに使っている私の場合、iPhoneは手放せませんのでフォルダブルスマホを買った場合必然的に2台持ちとなります。現在もiPhone 15 Pro MaxとiPhone 12 miniの大きいのと小さいのを2台持ちしてるので、2台持ちすることは全然OKなのですが、流石に3台持ちは厳しいので、1台は控えに回ってもらうことになります。
理想は最新モデルのiPhone 15 Pro Maxとフォルダブルスマホの2台持ちですが、どちらも大きくて重いので、iPhone 12 miniとフォルダブルスマホの2台持ちが便利そうですが、そうすると高価で高性能でそして最新モデルのiPhone 15 Pro Maxが遊んじゃうことになるのでなんだか勿体無い。
そうした私のデバイス事情も絡めながら折りたたみスマホのフォルダブルスマホとiPhoneの2台持ちについて考察してみようと思います。
折りたたみスマホの特徴とメリット
折りたたみスマホは、その名の通り画面を折りたたむことができるデバイスです。以下に、折りたたみスマホの主な特徴とメリットを挙げます。
大画面での作業が可能
折りたたみスマホは、開いた状態でタブレットのように大画面で使用できます。これにより、マルチタスクや動画視聴、ゲームプレイが快適に行えます。
コンパクトに持ち運べる
折りたたむことでコンパクトになり、ポケットやバッグに収まりやすくなります。持ち運びの利便性が高いです。
革新的なデザイン
折りたたみスマホは、その革新的なデザインが魅力です。最新技術を体感できる点も大きなメリットです。
やっぱり1番のメリットは2台持ちとは正反対となる、大画面のデバイスを折りたたむことでコンパクトに持ち運びできて、iPhoneとiPadの2台持ちを折りたたみスマホ1台で済ますことができる可能性がある、ということですね。
iPadをAppleやiPad特有の機能だけを使っているわけではなく、Android OSでも使える機能で代替えできるのであれば移行はできそうですね。
Galaxy z foldやSurface duoの場合はペンもあって手書きが可能ですので、AppleデバイスではiPad miniが競合になりそうです。
様々なレビューのサイトやYouTube動画をみていると、iPad miniでできることが全部できるわけではないけど、ライトな使い方であれば同等の使い方ができるみたいですね。
iPhoneの特徴とメリット
iPhoneの特徴は言わずもながだと思います。私も日本で初めて発売されたiPhone 3Gからずーっとメインスマホとして使っていますので、日本一iPhone歴が長い人になります。(そんな人多いでしょうけど)
高い信頼性と安定性
iPhoneは、iOSの安定した動作と高いセキュリティ性能が特徴です。アプリの互換性も高く、長期間にわたって快適に使用できます。
エコシステムの充実
Apple製品同士の連携がスムーズで、iPadやMacとのデータ共有や連携が容易です。これにより、作業効率が向上します。
優れたカメラ性能
iPhoneは、カメラ性能が非常に高く、写真や動画の撮影が楽しめます。特に最新モデルでは、プロ並みの撮影が可能です。
カメラについてはiPhoneもモデルによって性能は変わりますし、Android端末もハイエンドモデルはカメラ性能もいいですよね。
OSの安定性と、MacやiPad、iPhoneらハードウェアとOSが同一メーカーの連携性能は本当に凄くて何も考えなくても同期や連携できるように年々機能が強化されています。
そしてApple Watchが使えるのもiPhoneとのセットが唯一となっており、こちらも見逃せないメリットですよね。
私の場合はApple WatchのモバイルICOCAをメイン決済として使っているので、Apple Watchがなくなるとちょっと辛いです。
10年前に使ってみたAndroid端末は結構使いづらくて、スマホはiPhone以外はありえないと思えるくらいでした。現在はAndroidも快適に使えるので、iPhone単体で利用しているとどちらでもいいのかなって思います。
やっぱりiPhoneのメリットはMacやiPadとの連携、Apple Watchが使えるところですね。他のAppleデバイスとの連携が秀逸すぎて、それがiPhoneを利用するメリットと言えます。
また、デバイスのリセーリュバリューが高い、OSのサポートが長い、結果的に1つのモデルを長く使えるというのがあります。
短い期間で買い換えるのもいいですが、同じモデルを長く使うのもいいと思います。私は最低でも3年は使いたいなって思ってます。iPhoneは新型がでもOSアップデートで旧モデルでも最新機能のほとんどを使うことができるので、旧モデルでも全然不都合がありません。
2年で返却するようなキャリアのプランで安くiPhoneを利用できるなどは、結局キャリアの高額の月額料金を払うことになるので、iPhoneを長く使って格安SIMを使うことで、トータルではその方がコスパは良くなります。2年3年経ってもiPhoneって結構高く売れるんですよねぇ。
2台持ちのメリット
折りたたみスマホとiPhoneの2台持ちには、以下のようなメリットがあります。
用途に応じた使い分け
折りたたみスマホは大画面での作業やエンターテインメントに適しており、iPhoneは日常の連絡や写真撮影に最適です。用途に応じて使い分けることで、より快適なスマホライフを送れます。
バックアップとしての利用
2台持ちすることで、片方のスマホが故障した場合でももう一方を使うことができます。これにより、緊急時にも安心です。
バッテリーの持ちを気にしない
2台持ちすることで、バッテリーの持ちを気にせずに使用できます。長時間の外出や旅行時にも安心です。
もちろん、iPhone2台持ちでも同じことがいえますが、用途に応じた使い分けという意味ではiPhone2台持ちよりもAndroidとiPhoneの2台持ちの方が優れています。それぞれにないアプリがあると使える機能が広がりかなり便利ですもんね。
2台持ちも、2台持ち歩くスタイル、片方だけ持ち歩くスタイル、たとえば近所に買い物へ出かけるときは1台だけど、通勤通学やちょっとしたお出かけの時は2台持つなど、その日の予定によって使い分けることができるのもメリットと言えます。
ちなみに私、個人としてはいろんな端末を触りたいし、同時に持ってたりしたいので、2台持ちでも3台持ちでもいいです。
とにかくいろんなスマホを触って持ってみたい、という感じ。iPhoneも大きいのと小さいのや無印とProなどモデルを分けることによって、できることがほとんど同じでも2台持つ楽しみってあるんですよ。
具体的な使い方
ここでは、折りたたみスマホとiPhoneの2台持ちの具体的な使い方を紹介します。
仕事とプライベートの使い分け
折りたたみスマホを仕事用、iPhoneをプライベート用として使い分ける方法です。折りたたみスマホの大画面を活かして、メールの確認や資料の閲覧、ビデオ会議などを行い、iPhoneでは友人や家族との連絡やSNSの利用を行います。これにより、仕事とプライベートの切り替えがスムーズに行えます。
このような使い分けはよくYouTubeのレビューで、YouTuberではなく普通に仕事をしているっぽい人のレビューも見かけますが、BYODを採用している職場に勤めている方なのですかね。個人端末を職場で使い、職場のデータを個人端末に入れることができるなんてかなりビックリです。セキュリティ大丈夫なのかな?
逆に個人データなど会社支給端末に入れると、基本できに全てはMDMで管理されているので業務用スマホを私的に利用していることがすぐにバレちゃいます。
自営業だったり、個人事業主だったり、またBYODを採用している会社などでは仕事とプライベート用の端末として使い分けるメリットはありそうですね。
エンターテインメントと日常利用の使い分け
折りたたみスマホをエンターテインメント用、iPhoneを日常利用用として使い分ける方法です。折りたたみスマホで動画視聴やゲームを楽しみ、iPhoneでは電話やメッセージのやり取り、カメラ撮影を行います。これにより、エンターテインメントを存分に楽しみながら、日常の連絡もスムーズに行えます。
私はエンターテイメント用をiPhone 15 Pro Maxに求め、日常利用をiPhone 12 miniとしています。たまにiPad mini5とApple Pencilを持ち歩いています。なので、iPhone 15 Pro Maxを折りたたみスマホに置き換えると今のライフスタイルの使い方と同様にできて、さらにiPad miniを持ち歩く必要もなくなると思います。
旅行時の使い分け
旅行時には、折りたたみスマホをナビゲーションや情報検索用、iPhoneをカメラや連絡用として使い分ける方法です。折りたたみスマホの大画面で地図や観光情報を確認し、iPhoneで美しい風景や思い出の写真を撮影します。これにより、旅行をより快適に楽しむことができます。
旅行中はタブレットが不要でも移動中やホテル等宿泊施設にいるときに行く予定の場所をを調べたりするのはスマホよりもタブレットサイズの方がマップや施設情報などすごくみやすいですよね。画面キャプチャしてメモ書きなんかできてもすごく便利です。
ただ、そのためにiPadを持っていくのは荷物が増えたり、充電器も増えたりするので、1台で済めばすっごく助かります。
折りたたみスマホとiPhoneの2台持ちは、それぞれのデバイスの特徴を活かし、用途に応じて使い分けることで多くのメリットを享受できます。仕事とプライベート、エンターテインメントと日常利用、旅行時など、様々なシーンで活用できるため、スマホライフがより充実したものになるでしょう。ぜひ、2台持ちのメリットを最大限に活用してみてください。
iPhone15 Pro Maxと被る
さて、私の使い方だと完全にフォルダブルスマホとiPhone15 Pro Maxが被っちゃいますね。iPhone15 Pro Max買う前ならフォルダブルスマホを買っていたかもしれませんが、まだ1年程度しか使ってない、しかもiPhone16シリーズ発表前でまだまだメイン機として使いたいスマホです。
それに変えてGalaxy Z FoldやPixel Foldを導入するにはちょっと踏ん切りかないです。
カメラやチップ性能は現行モデルのiPhoneでは最高レベルなので、性能を求めてフォルダブルを選びたいわけではなく、iPad miniサイズのディスプレイを折りたたんで持ち歩けるというところに魅力があるわけなので、そのためにコストと、iPhoneのフラッグシップモデルの2台持ちをやるかどうか、がポイントになりますね。
ディスプレイサイズが違雨だけで、その他は機能がある程度被ってるハイエンド端末を2台、しかもどちらも200gを超える重量ですから、結構考えちゃいますよね。
そして、あらかじめ大きなディスプレイが必要ならiPad miniを持っていけばいいし、キーボードが必要ならiPad Pro 11インチ + Smart Keyboard Folioのセットを持っていけばいいし。
使い方を考えるとなかなか購入には踏ん切りがつかないですよね。
こうなると安いモデルを購入して自分に合うかどうかを試してみたい、という思いが強くなってきます。2024年8月にはGalaxy Z Fold6が発売され、9月にはGoogle Pixel 9 Pro Foldが発売されます。
Z Fold 3などはかなりリーズナブルに中古販売されていますから、こうした型落ちで試してみてもいいかもしれませんね。それでも8万円前後はしますから決して安い金額ではないんですけどね。