AirPods Proを購入~ファーストインプレッション~

ワイヤレスイヤホン探しの旅。結局Apple製品との親和性を重要視して、AirPods Proを購入しました。

SONYのWF-1000XM3と最後まで悩みましたが、どちらも試着すること無くインスピレーションでAirPods Proに決めた感じですね。

AirPods Proは約1年前の発売当時、爆発的な人気で品薄だったとか。そのころにゲットした方々のYouTubeやブログなどのレビューはたくさんあるので、相変わらずの今更感ですが、iOS14とiPadOS14とAirPods Proの新機能である、
・デバイス間のスムーズな切り替え
・空間オーディオ
についてファーストインプレッションをしてみたいと思います。

いつもどおり、将来の自分の為への備忘録的なカンジで。それではいってみましょう!

AirPods ProとAppleCare+ for Headphonesを購入

散々迷いましたが、結局一番高額な選択肢となりました。SONYのWF-1000XM3も欲しかったんですけどね。

ただ、先述通りAppleだしということのインスピレーションと勢いでAirPods ProとAppleCare+ for Headphonesを購入しました。

ちなみに個人的にちょっとした特典がありまして、Apple Store OnlineでAirPods ProもAppleCare+ for Headphonesもそれぞれだいたい1割引、つまり合計約3万円で買うことができました。

最初その特典を忘れていて新品未使用品をネットで探したり、中古でも良いかなあって探したりしていましたが、結果、公式サイトのオンラインストアから一番安く買うことができました。

WF-1000XM3は手元にないので、どちらが良かったかの比較はできないのですが、買ってよかったなって思います。3万円は高いですけどね・・・。

Apple製デバイス間の切り替えと空間オーディオは一度体験すると他のイヤホンにできないかも、というインパクトはありました。

今回はその2つに絞ってファーストインプレッションを書いてみようと思います。

AirPods ProとiOS14(iPadOS14)の新機能

AirPods Proは防水、ノイズキャンセリング、外部音取り込み、の機能で他のメーカーの製品よりも機能が同等、またはなんならAirPods Proの方が良い、つけ心地も良い、ワイヤレス充電もいい、などということで人気だったようですね。

それがiOS14(iPadOS14)になりさらに機能が強化されました。


・空間オーディオ
・バッテリーの通知
・自動切り替え
・ヘッドフォン調整
・Apple TVでのオーディオ共有

この中で普段遣いとして気になるのは空間オーディオ、自動切り替え、ヘッドフォン調整、でしょうか。

ヘッドフォン調整は好みの問題かなあ、と思うので調整する品は人それぞれかなと思いますね。

ネットの意見では音楽を聞く場合はヘッドフォン調整をしたほうが良いみたいです。ただ、この場合外部音取り込み機能の外部の音か明らかに「マイクで増幅された音感」が強くなって以前の自然さがなくなってる、なんて評判ですね。

このあたりのレビューはまた別の機会に。

空間オーディオ

気になってる人はすっごく気になる「空間オーディオ」。私もこの機能がAirPods Pro欲しい!って思う理由の一つでした。

こちらはYoutubeなどでもレビューが上がっていますが、実際AirPods Proを装着して試さないとわからないですからね。YouTubeで「おお、すげー」って言われても、ね。

Appleの公式サイトでの説明は以下のようになっています。
「AirPods Proでは、どこにいても映画館にいるような体験を楽しめるようになります。新しく空間オーディオ機能とダイナミックヘッドトラッキング機能を追加したからです。あなたが頭の向きを変えたりデバイスを動かしても、サラウンドサウンドのチャンネルが正確についてきます。」

これは本当に5.1chのようなサラウンドを期待すると肩透かしを食うと思います。やっぱりイヤホンから出ている音ですからね。本物のサラウンドになるわきゃありません。

でも、「所詮イヤホンだからね」と思っていると「なんじゃこりゃ!」って思います。どうやって実現してるの?って思います。それくらい使ってて楽しいです。

その実力は空間オーディオの体験からできます。

設定で空間オーディオを利用する/しないを決めるところがあるのですが(もちろんコントロールセンターからも切り替え可能)そこで空間オーディオを使う場合と使わない場合の違いを体験することができるんです。

まず使わない場合は普通のステレオ音楽です。で使うとなんか左側前方、ディスプレイの左側奥側から音が聞こえるんですよ。

そして、頭を左右にゆっくり動かしてみます。すると、ディスプレイから音がなっているように聞こえるんです!

たとえば画面を正面に固定して頭を右に向けます。すると左耳がディスプレイの方に向きますよね。その状態になると左側音イヤホンから音が聞こえて、右のイヤホンの音が小さくなります。

また頭を左に向けるとその逆になります。つまり、音がディスプレイから聞こえてくるんですよ。これは普通のイヤホンでは体験できないですよね。

普通のイヤホンならどんな向きでもつねに左右に音に設定された音が再生されますから。

空間オーディオはディスプレイから音がなっているように顔の向きを判断して左右の音を調整しているんです。これはびっくり。AirPods Proにはジャイロセンサーが入っているようで、それでiOS14(iPadOS14)のデバイスと連携して調整しているらしいです。

デジタルの技術ってすごいですねぇ。

対応デバイス

ただし、空間オーディオが対応しているデバイスは限られています。

対応デバイスは以下となっています。
iPhone7 以降
iPad Pro 12.9 インチ (第 3 世代) 以降
iPad Pro 11 インチ
iPad Air (第 3 世代)
iPad (第 6 世代) 以降
iPad mini (第 5 世代)

なので、私が持っているものはiPhoneXRとiPad Pro 12.9(gen3)ですね。iPad Pro 10.5はダメなんですねぇ。整備済製品で出てもすぐに売れちゃうくらい今でも人気のiPad Proなのに。

それからコンテンツも対応していないとダメです。現時点ではApple TVのDOLBY ATMOS対応コンテンツだけですね。

私はiPad Proを買った時に1年間無料でApple TV+が申し込めたので試すことができました。

Apple TV+はAppleオリジナル作品でドラマや映画など数本上がっていて、いつでも見ることができます。そのどれもがDOLBY ATMOS対応コンテンツとなっています。

※一般販売されている映画やドラマはそれぞれのコンテンツによるようです

ちなみにiOSデバイスを新品で買うとApple TV+が1年間無料で利用できる特典があります。これは整備済製品でも適用されるみたいです。普通に1年の保証もあるし、AppleCareも入れるし、新品と何ら変わりない扱いのApple整備済製品って本当に良いですよ。

正直、空間オーディオ無くても普通に楽しめますが、あればなお良しかな、といった感想。個人的には「もう空間オーディオが無いと作品見れないよ」という感じではありませんでした。

無くてもそもそもApple TV+の作品の音はいいんでしょうね、きっと。

でもあるとやっぱり楽しいです。作品への没入感は増します。

自動切り替え

これはAppleのデバイスを複数台、特に私のようにiPhoneとiPadを普段から使っていたり、iPadを2台使っていたりするとめっちゃ便利です。これはすごいですね。

もともとiOS13時代から、W1チップを積んだAppleまたはBeatsのイヤホンとiOSデバイスの接続はシームレスですごく良かったそうです。

買ったばかりのAirPods Proもケースの蓋を開けたら自動ペアリングですからね。Apple Pencilと同様に何も考えなくてもペアリングが可能ですからこれはこれですごい。

でもこの自動切り替えはもっとすごいですよ。

たとえばAirPods Proを装着してiPadで音楽聴きながら作業していたとします。そこでiPhoneを手に取りロックを解除します。するとiPhoneの画面に上部からワイプで「AirPods Proと接続しました」というアイコンとメッセージが出てきます。

でもiPadからは音楽が流れています。ここでiPhoneで何もしなければそのままiPadから音楽は流れ続けますが、iPhoneで音楽を再生したりYouTubeを再生したりすると、iPhoneのコンテンツの音楽がAirPods Proから流れてきます。

つまり音源の再生元がiPadからiPhoneに切り替わったってことです。これは体験すると他のイヤホンには変えられないですね。

ちなみにこの機能はAirPods Proじゃなくても利用できます。また、再生デバイスもiOSデバイスに限らずMac(Big Sur)でもOK。

AirPodsとBeatsのW1チップを積んでいるものであればOKなので、Beats Flexのような5,000円くらいのイヤホンでも利用できる機能だからすごい。

ノイズキャンセリングとか空間オーディオとかいらないけど、安くてこの自動切り替え機能を利用したい!という場合はBeats Flexも十分選択肢としてありではないでしょうか。

「もやは耳」とはよく言ったものだ

AirPods Proを「もやは耳」と言った人がいたようですね。名言です、笑

AirPods Proなら外部音取り込み機能とノイズキャンセリング機能があるので、家で耳につけっぱなしにしておけばすごいことになります。

家族との会話も外部音取り込みでOK。家の中の雑音がうるさければノイキャンONでOK。使っているiOSデバイスで音がなっても自分にしか聞こえないし、イヤホンだしノイキャンもあれば外部の音と混ざって聞きづらいとかもない。

これすごいです。生活変わりますね!

これは是非試してほしいです。

ということでAirPods Pro買ってよかったってお話でした。

でもSONYのWF-1000XM3も新品未使用で15,000円とか、SONYのオンラインストアでも今は13%OFFクーポンとかあったりするので、3年保証付きで24000円とかです。ちょっと気になる。