iCloud+のストレージ容量が足りない!
現在AppleOneのファミリープランを利用中です。iCloudのストレージは200GBが付いてきます。
ちなみに単体で申し込むと月額400円です。
家族でシェアして利用可能なので、もちろんシェアしているのですが、写真や動画がどんどん溜まっていくので当然200GBじゃ足りません。
そのためさらに月額400円を追加して200GBを足して、合計400GBにしています。
これで月額は2,380円です。
そして、そろそろ、その400GBも残り30GBとなり、使用率90%を超えたため追加が必要となります。
使用量は私が115GB、子供が80GB、そして奥さんが175GBの合計370GBです。子供の80GBは何に使ってるの?って思いますが、動画を画面キャプチャしていたりして、基本的に削除できるものだとは思うのですが、50GBほど削減できそうではあるのですが、いずれにせよ奥さんがiPhoneで撮影する写真や動画は今後も増えていきますし、私もiPhone 15 Pro Maxで今後は48MPで撮影した写真やRAWも増えていきますし、4K動画も増えていくので、iCloudストレージの増量はいいかなと思いっています。
しかし、iCloudストレージの追加容量は200GB、2TB(1,300円)、6GB(3,900円)、12TB(7,900円)と200GBの次はいきなり2TBととなります。
追加の200GBを2TBとすると、ストレージサイズは400GBから2.2TBとなるものの、価格は900円追加されて、3,280円となります。
サブスクで3,000円超えはちょっと高いなあ、と個人的には思います。
そこで今回iCloudを追加する代わりに思い切ってApple Oneをやめたらどうなるか考えてみました。
ユースケースに応じて月額料金をシミュレートしてみた
まず前提としてApple Oneの個人プランを使うことはできません。個人プランのiCloudストレージは個人用のため、ファミリーとシェアできないんです。つまり、Apple Oneの個人プランでiCloudストレージを追加しても追加した分もファミリーとシェアできないんです。完全に個人利用となります。
なので、まずは2TBへストレージ容量をアップグレードして、きっぱりApple Oneをやめてみます。
すると月額料金はiCloudストレージの2TBのみとなり1,300円となります。これなら現在の2,380円から約1,000円ほど下がってストレージサイズ逼迫問題も解決することになります。
その代わり、Apple Music、Apple TV+、Apple Arcadeは利用できなくなります。
Apple Oneは本当に必要か!?改めて考えてみる
そもそもエンタメ系のサブスクサービスは生活に必須ではなく、生活を豊かにしてくれるものという認識です。
Apple Oneは音楽配信サービスのApple Music、Appleオリジナル、Appleプロデュースの映画やドラマの配信サービスのApple TV+、Appleが選定したゲームやサービス専用に作成されたゲームがし放題のApple Arcade、そしてクラウドストレージサービスのiCloud+の4つで構成されています。
実際に必須なのはストレージサービスのiCloud+のみで、あとはなくても困らないというのが実情です。
Apple Musicを辞めることができるのか検証する
Apple Oneの中で利用頻度が高いのはApple Musicですが、代替えもあるんですよね。Amazonのプライム会員は辞めるつもりがないので、Amazon Music Primeが代替えの第一候補となります。また、スマホでは自由に曲は聞けなくてもSpotifyの無料版などで代用可能です。またラジオが聞けるradikoも便利でいいかも。
私の場合は、音楽は過去でもCDを買ってまで聴きたい!みたいなことはあまりなく、CDをレンタルして別のデバイスへコピーするので十分でした。カセットテープやMDへコピーしてウォークマンで聞いていましたね。(今のコは知らないか・・・笑)
毎月1,000円で音楽が聴き放題というのは過去を振り返っても素晴らしいサービスだなって思います。CDを100円でレンタルしても、1,000円だと10枚までですからね。
しかし、ここで今一度Apple Musicの利用頻度や利用シーンを振り返ってみると、Apple Musicって通勤中に使っているくらいで、それ以外は意外と使ってないんですね。しかも通勤中の歩いている時だけ。さらに月の半分はリモートワークなので、通勤も1ヶ月で10日だけ。意外と使ってない。ファミリー利用もできるので家族も使えるのですが、そんなに使ってないし。
例えば、このブログ記事を書いているときなど、PCやタブレットで作業している時って、YouTubeで作業用BGMを流していることが意外と多いことに気づきました。
ただ、これは現在の生活リズムによる影響も大きいと思います。子供が大きくなって音楽をよく聴くようになるとファミリーで利用するメリットはすごく大きくなると思います。
また、Apple Musicは追加料金なしでロスレス、ハイレゾの音源を楽しむことができます。ただし、iPhoneをはじめAppleのデバイスはAirPodsなどのワイヤレスイヤホンはAACコーデックしか利用できず、LDACなどBluetoothでロスレスを利用可能な圧縮方式に対応していません。
有線ではDACを利用することでロスレス音源を聴くことができます。iPhone 15シリーズからはUSB-Cが接続コネクタに採用されたため、安価なUSB-CのDACを購入できるようになりさらにロスレス音源が聴きやすくなりました。
またドルビーアトモスによる空間オーディオにも対応しており、音楽体験が向上しています。
これが利用できなくのは念の為考慮に入れたほうが良さそうです。
Amazon Music Primeが使い物になるかを検証する
Amazon Music Primeは2022年の11月に、それまで対象の200万曲が自由に聞けたところから、unlimitedで対象の1億曲まで対象を広げたものの、自由に曲を聴けなくするシャッフル再生を採用し、さらに曲のスキップ回数も制限してすごく酷評されていましたね。
これでプライム会員であるものの、音楽はPrime Musicを「実質」利用することができず(使い物にならず)、Apple Musicを使うことになったわけですが、2023年10月からPrime Musicの制限を改定し、自分で作るプレイリスト(最低15曲、最大50曲まで)であれば2つまで自由に再生できるように変更しました。これはオフライン再生にも対応しています。
つまり自宅のWi-Fiでプレイリストを作ってダウンロードしておけば、外出先でもパケット消費をせずに自由に聞けるってことです。
私はめんどくさがりなので、プレイリストは作らないのですが、人によってはすごくマッチするサービスかなと思います。
先ほど1年ぶりにAmazon Musicアプリをインストールしてみましたが「曲を選んで再生」みたいなアルバムやプレイリストもそれなりにあって、通勤中くらいは不便なく広告なしの音楽を利用できそうです。
ただし、Apple Musicで利用可能なロスレス音源は利用できなくなります。ドルビーアトモスの空間オーディオやロスレス音源を利用するにはAmazon Music Unlimitedへ加入する必要があり、これはプライム会員の場合は月額980円発生しますので、Apple Musicを利用するのと変わらないことになります。
なので、ロスレスや空間オーディオを楽しみたい場合はApple Musicを使い続けるという選択になります。
現在の生活リズムでは音楽にどっぷり浸って生活しているわけではないので、サブスクの音楽サービスはこのAmazon Music PrimeをApple Musicの代替えとして利用してみます。
正直ゲームのラインナップがイマイチのApple Arcade
Apple Arcadeは正直どうしてもやりたいゲームはないのでなくてもいいです。今のところ買い切りアプリで、FinalFantasyとBiohazardがあればOK。やっぱりサブスクではなく買い切りのゲームって素晴らしいです。
特にiPhoneではiPhone15 Proシリーズのみでプレイ可能なバイオハザードヴィレッジが最高すぎてハマりまくってます!
キャンペーンで1,990円で楽しめるので、これがあるとApple Arcadeのゲームはする時間がないですね。
やっぱり目玉となるゲームがないとなかなか需要がないのかなとは思います。
様々なゲームがある中、無課金でプレイできるゲームができればいいという感じの人はApple Arcadeがなくても問題ありませんね。
逆に、どうしてもApple Arcade内のゲームがしたい!という場合は利用するかないですが、本当にサブスク払ってゲームを続ける必要があるか、今一度考えたほうがいいかなと思います。
Apple TV+は個人的にはみたい作品が多い
Apple TV+は意外と観てるドラマも映画も多く、できれば継続したいサービスです。
映像はもちろん綺麗。音はドルビーアトモスの空間オーディオで、AirPods Proのノイズキャンセリングで聴くとそれはもう臨場感たっぷりです。
そしてAppleオリジナルドラマはこのApple TV+でしか見ることができないですし、映画も配信はApple TV+のみ。今後F1が全面強力のAppleが制作し、ブラッドピッドが主演の映画もありますから、ぜひ残したい!
ドラマもまだまだみてないものがあるので残したい!
とはいえ、あればいいのですが、なくても困らない。Amazon Prime VideoにTverそしてYouTubeがあればそれだけで消費しきれないくらいの動画があります。
Apple TV+のコンテンツを優先的に観たいって思える生活スタイルならいいのですが、現在の私はそうではなく、どちらかというとアマプラを優先している生活リズムとなっているため、現時点においてはApple TV+は不要ということになります。
結論:解約はできそうだけどApple純正のサービスを使いたい!
AppleファンとしてはApple純正のサービスを利用したいんですよね。さらに、何かとApple MusicはAppleデバイスとの相性がいいんです。Apple Watchとか特に。どうしてもApple Musicが利用したければ月額1,080円のサブスクを利用し、iCloud+の2TBの月額1,300円を利用して、合計2,380円と現行の月額料金と合わせることが可能です。これも検討アリかな。
まずiCloudストレージの2TBを契約することで、ストレージ不足は解消します。ストレージ不足の容量をApple OneのiCloudストレージに頼っているとApple Oneを申し込んだり解約したりなど頻繁にすることはできませんが、今回の私の場合は一旦解約してもまた必要になったら再開することもできます。
そしてサービスは違うにしろ、Amazon Primeのサービスとかぶってると言えたりもするので、なかなか判断が難しいところもあります。
ただ、今回はApple Oneを解約しても不都合は特にないというのを確認すべく、一旦解約してみようと思います。
その後問題なかったかどうかはまたレビューしてみたいと思います。