iOS16が発表されましたね。毎年9月末ごろに新型iPhoneと同時にリリースされますからあと3ヶ月後くらいでしょうか。
現在はディベロッパー向けにベータ版が公開されていて、7月にはパブリックベータが公開されると思います。
私も毎年パブリックベータが公開されたらすぐ入れて試したい!って思って試すタイプなので、またレビューしていこうと思います。
ただ、ベータ版だと動かないアプリとかが出てきちゃうんですよね。その場合は潔く諦めるしかないんですけど。
ではiOS16の仕様などはたくさんの媒体で紹介されていますので、ここでは実際に使う場合の利便性などについてフォーカスしてみようと思います。
ロック画面がAppleWatchのように
iOS16ではロック画面の変更が一番のトピックスかなと思います。あとはコロナ禍で開発されたiOS15の時にコミュニケーションや共有などが強化されていましたが、iOS16も同様にさらに共有的な機能が強化されています。
個人的には共有機能を多用しないのでそこを強化されてもあまり使う機能ではないのですが、ロック画面の変更はAppleWatch的になったなあって感じがします。
大きく取り上げられていたのはこの2つの機能なのですが、細かいところではiMessageでは送信後にメッセージを削除したり編集できたりできるようになりました。
最近ではビジネスツールとして使われることも多いため、このように後から編集等できるようになるのは時代かなあという感じですね。
それからマップもMacで経路を作ってiPhoneへ送る、みたいなことができるようになったそうですが、これはGoogleで昔からできていたのでようやくかなという感じでしょうか。
ただ、全体的には日本に導入される機能は少ないようで、日本語の壁って中国語よりも高いのかなあって気がしています。独自文化が強いんですかね、日本って。
Appleだけ見ていると「おお、すごいなあ」って思うことも、GoogleやAndroidを知っている人からすると「いや、もうできてるし」って機能が多いのかもしれませんね。(私はAndroid使ってないので毎回素直にすごいなあって思ってるんですけど)
ロック画面が使いやすくなる
ロック画面のデザインが色々カスタマイズできるようになりました。これまでは背景と通知を出すかどうかくらいしか変更できませんでしたが、AppleWatchのように登録しておいたロック画面を選択できるようなったり、文字のデザインや表示する機能を選べるようになりました。
個人的には楽しそうだけど、一度作るともう変更しないし、より便利にするように突き詰めていくことってあまりしないとは思うんですよね、実際に使う場合は。
ネタ的にYouTuberの方が「おすすめのロック画面はこれだ!」みたいな動画をたくさん出すんでしょうけど、笑
これまでホーム画面で出していたヴィジットをデザインを変更しつつロック画面に表示させたり、コントロールセンターに表示していたメニューをロック画面に表示させたり、という感じですかね。
ただ、AppleWatchを使っていて、AppleWatchの画面をシーンに応じて使い分けるように色々登録している人いますよね。私もそうですけど。通勤がある日用、お休みの日で家にいる日用、お出かけ用などなど。
AppleWatchを持ってない人はこうした使い分けの機能を便利に使えるかもしれませんね。
逆にAppleWatchを持ってる人は基本的にiPhoneのロック画面を見なくてもAppleWatchで欲しい情報が揃いますからあまり使わないかも。
使うか使わないかは人それぞれとして、機能としてあるとないとでは大違いなので、あるにこしたことはないですよね。
画像認識性能がかなりアップ
画像認識性能がかなりアップして、画像から背景を抜いて主役だけを切り抜き、すぐにメールで送れたりします。
また、これまでカメラや画像の文字認識機能はありましたが、今回から動画を一時停止して、そこからでもテキストを抽出できるようになりました。
これはすごく便利だと思いますね。Appleの紹介ではソースコードなどのサンプル動画から画面上のソースコードをコピーできたりなど、確かにそういうのできたらめっちゃ便利かも。
ただし、おそらく日本語はサポートされないと思います。中国語はサポートされてるんですけどね。日本語はひらがな、カタカナ、漢字と3種類の文字を使用しますから、そういうのが難しいのかも。
日本語は世界の言語の中でもかなり難しい部類に入るそうですからね。
マップで経路を自分で作成可能に
これまでマップのナビは経路がいくつか候補が出てその中から選ぶ必要がありました。
例えばウチの奥さんの運転スキルではこの道順で行って欲しいんだけどなあ、という場合などにはそのルートがなけば結局ナビができずなんてこともありました。
これからはようやく途中地点を自分で指定して経路を作成できるようになるようです。
そしてMacで経路を作成してiPhoneに転送するなんてこともできるようで。
BMWなどはGoogleマップを転送するなど昔からできてましたが、Appleでもようやくそういうのができるようになるとのことで、CarPlay対応車種であれば簡単にナビが使えそうです。
また、電車など公共交通機関の経路検索ではウォレットに登録されているSuicaやPASMOなどの残高が少なければマップアプリでそのままチャージもできるようです。これはこれで便利かもですね。
SuicaやPASMOと言っているので日本でも対応可能な機能なんだと思います。
普段の用途で使いそうな機能でアップグレードされているのはこんなところでしょうか。もちろん細かい機能アップや紹介していない新機能もありますが、ゲームチェンジャーとなるような機能はなさそうですね。
ということは今秋発売されると思われるiPhone14も驚きの機能はなさそうという感じかもしれません。
ついにiPhone7が対象外に!
ついにこの時が来てしまいました。子供に使わせている私のおふるのiPhone7がiOS16の対象外なってしまいました。
今後はアプリがiOS16のみでしか動かなくなると使えなくなってしまうということに。
しばらくはつかえるでしょうがiOS17が出るころにはもう使えない状態になっていてもおかしくないかも。そのまえにバッテリーがダメになってしまうと思いますけどね。
あと私の母がiPhone8を使っているので、8もそろそろ、と思うと周りでバタバタとiPhone買い替えが進んじゃうかもです。
私と奥さんは13使ってるのであと3年4年は余裕で使えますけどね。
iPhone14と組み合わせでの機能は?
今回の発表は現行機にiOS16を入れた場合の代表的な新機能の発表でしたが、秋に出るであろうiPhone14との組み合わせで発揮される機能はどんなものがあるのか気になりますね。
カメラでまたまた進化があるのかどうか。まだまだ楽しみは続きますね!