Leica X Typ113 ファーストインプレッション いまさらレビュー その2

X Typ113の感想

いまさらながらLeica X Typ113を購入しましたので、そのインプレッション・レビューの第2段です。

Leica X Typ113 ファーストインプレッション いまさらレビュー

操作感

操作感はほとんどがLeica X2と同じなので違和感ありません。そもそもLeicaはマニュアル撮影がしやすいように設計されているので、慣れればこちらのほうが快適です。

背面ボタンについてはほぼX2と同じです。

X2と唯一違うのがマニュアルフォーカスですね。X2は背面ダイヤルでフォーカシングを行うのでちょっとやりづらかったですが、X Typ113ではレンズ側の距離計でフォーカシングをするため、直感的でわかりやすいです。

正面から見て時計回りにめいいっぱい回してカチっとなるまで行くとAF、そこから無限遠から近距離へと距離が変わっていきます。

サッとパンフォーカスしたいときなどはAFからすぐに無限遠に合わせて、構図作ってシャッター着るだけなので本当にスナップ向きですよね。

個人的には絞りもレンズ側につけてほしかったなあ、って感じです。APS-C版のLeica Q2って感じにすると爆発的に売れたのでは?と思います。

このTyp113ってどうも不人気っぽいんですよね・・・。そのおかげで値段が上がらず買えたわけですけどね。

AFは決して早くはありませんが必要十分です。ただ、狙ったところにピントが合っているかどうか、判断が難しいです。

一応マニュアルフォーカスにするとピンと部分が拡大されるのですが、それでみてもあんまりわからないというかなんというか。

それでいてM型やX2のようななんとなくフォーカシングしてもそれなりにピントが合うという感じではなく、最近のデジカメっぽくなんとなくはいい感じにピントが合わない感じがします。

このあたりは慣れなのでしょうかね。

液晶

液晶の宿命ですが、色の再現性は液晶の製品のでさまざまですので、実際にPCの画面で見る色味とカメラ本体の液晶の色味ではことなります。

カメラ本体だといい感じに見えるけど、PCのディスプレイで見るとちょっとピントが合ってないということはあります。

色味はあまり正確さを求めないので困ったことはありません。

昔のデジカメの仕様なのでタッチパネルは無いですし、チルトもありません。このあたりはX100シリーズやRX1シリーズと共通ですね。

ファインダーが内蔵ではないので、この液晶をファインダーとして利用するしかありません。

また、EVFは装着可能ですが、X2やX Varioで使えたEVF2(オリンパスのVF-2)は使用できず、ビゾフレックスを利用するしかありません。これがまた高いので、ちょっと買えないですね。
(そのお金でレンズ買えちゃう)

EVFの便利さは痛いほどわかっているのですが、選択肢がないため液晶画面で撮影をします。

どちらにしろコンデジなので、お気軽に撮影しようと思うといろんな体勢で取ることもあり。その場合、EVFはもちろん液晶でも構図を作ることができないのですけどね。

カメラの設定値などは基本は外部ダイヤルで設定しますから、撮影中に液晶を利用した機能って特にありません。

ボディケース

そしてたまたま中古でX/X Vario用の純正キャンパス生地ボディケースにストラップがついたものが出ていたのでそちらも一緒に購入しました。シルバーのボディにピッタリのボディケースです。

X2を買うときもたまたX2用の純正ボディケースが中古であったので一緒に買いました。Leicaを買うときはボディケースも一緒に買えるとうい縁があるみたいですね。

ボディケースをつけるかつけないかは個人の好みだと思いますが、気分的に10万円を超えるようなコンデジにはボディケースをつけたいなって思っています。

幼稚園と小学生低学年の子供もいるので一緒に行動するときは何があるかわかりませんからボディケースが有ったほうが何かと安心感もあります。

SONYのαを使うときは使ってなかったんですけど。でもRX1Rを使うときには付けてる・・・。

総評

撮影もテンポ良くできるので、使いやすいカメラです。

これ一台でほとんどの撮影ができると思います。子供がいても子供の動き程度なら全然十分です。

ただ、私の場合はRX1Rと使い方かぶっってしまって、どちらかをメインに使うとするとやっぱりフルサイズだし。予備バッテリー持ってるし、でRX1Rとなってしまいます。

バッテリーはあまりもたないです。私の撮影スタイルなら1日もたないかな、くらいでしょうかね