フルサイズから完全マイクロフォーサーズへ移行したよ

2年間、迷走し続けたカメラ選びに一旦の終止符を打つべく、ソニーのα7シリーズをすべて手放し、マイクロフォーサーズへ移行することにしました。

今思えば2年前にオリンパスのE-M1+12-40mmf2.8のレンズキットを買ってすぐにマイクロフォーサーズに失望してソニーへ傾倒していきましたが、ここへ来て原点回帰です。

とはいえ原点のオリンパスではなくパナソニックで統一です。

機材のラインナップ

~ 今回放出 ~
Sony
ILCE-7S(α7S)
SEL35F28Z

~ 今回導入 ~
Panasonic
GX7 MarkII
12-32mm
45-175mm
Leica DG 25mm f1.4
Leica DG 15mm f1.7

~ そのまま ~
Panasonic
G9 Pro
Leica DG 12-60mm

Leica
Leica M-E

Voigtlander
Voigtlander NOKTON 40mm f1.4

Fujifilm
X100

ソニーはもちろん、キャノン、ニコンとフルサイズミラーレスを出し、2019年3月にはついにパナソニックからもフルサイズミラーレスが登場です。富士フィルムはすでにGFX50シリーズもありますから、主要なカメラメーカーはフルサイズ(フルフレーム)以上のセンサーを積んだカメラをライナップしています。

そんな中でマイクロフォーサーズへ移行するのが正しいのか、という思いもありましたが今回踏み切りました。

ちなみにマイクロフォーサーズは初めてではなく2010年にオリンパスのE-PL1を購入してからE-M5、E-P5、E-M1と2017年初頭までは約7年間オリンパスで楽しんでました。

レンズも今回購入したパナライカの25mmと15mmは2度目の購入です。

フルサイズから完全移行といっても王道スナップとしてのライカは残しつつ。フルサイズってそもそもライカ判ですからね。これで他社フルサイズ欲しい病も出ません!!(きっと)

今回パナソニックのレンズについては、すべてパナライカで統一したかったですが、使用頻度が少ない望遠側とコンパクトな標準ズームはパナソニック純正の廉価レンズとしました。

小型ボディ&標準ズーム域の小型レンズは必須なんですよね。望遠ありのコンデジを持てば良いのですが、それ買うならレンズ買いたいよねぇ、となってしまうのが私の好みでして。

だって使用頻度が少ないコンデジに何万円も払えないよ。レンズ一体型のカメラって寿命が来たらアウトだからね。

ちなみに小型ボディ&標準ズーム域の小型レンズは必須の理由は普段の持ち歩きや撮影が目的だ無い旅行などの携行に便利というのにプラスして生活で必要な撮影に周囲に違和感なく使用できるとうい点です。

2018年9月の台風21号で各所に被害が出ましたが自宅も被害が出まして屋根が飛びました。台風の被害については火災保険が降りますのでその申請に被害箇所の撮影した画像が必要となります。

また行政の罹災証明をもらったりお見舞金を申請するにもこの被害箇所の画像が必要となります。

この撮影に周囲が台風の被害でバタバタして、業者の方や近所の方とお互いに被害状況を確認している中でデカデカとした一眼+望遠ズームのカメラって出しづらいです。雰囲気的に。

でも小型カメラなら一眼でも場の雰囲気に違和感なく使用することができます。これって結構大事ですよね。

なので今回はこうした小型(とはいってもGX7MarkIIはそんなに小型でもないですけど)のカメラも用意したいなという思いもありました。

ちなみに購入も売却も同じ金額で12万円弱でした。トントンですね。利用はマップカメラです。(いつもお世話になっております)

センサーサイズコンプレックス

2018年末から2019年はじめにかけてフルサイズミラーレスブームと言ってもいいでしょうね。各社フルサイズミラーレスをライナップしプロモーションにもお金をかけてきていますから、ニコンはわかりませんがキヤノンはミラーレスへ資本を投入していくようです。

今後はフルサイズミラーレスが各メーカーのフラッグシップモデルとなるんでしょうね。

そうするとフルサイズセンサーを積んでいないカメラを使っていてカメラ好きが感じるのは「フルサイズコンプレックス」ですよね。みなさんも一度は「フルサイズ欲しい症候群」を発症したことがあるでしょう。(もちろん私もあります、笑)

そして一周回ってフルサイズからAPS-Cまたはマイクロフォーサーズへ移ってまたフルサイズが欲しくなるという堂々巡りをしている人も多みたいです。(いろんな方のブログを拝見して)

私は今までα7、α7R、α7S、α7II、α7RII、とソニーのα7シリーズをII型まで(α7SII以外)使ってきました。いやはや散財したものです。

私はレンズ沼よりもボディ沼タイプでいろんなボディを使ってみたくなるのですが、ソニーのI型(いわゆる無印)のセンサーはいい感じでした。ちょっとこってりした感じですかね。

II型になってからはあっさりなのと手ぶれ補正のせいかなんとなくピントが合わないという悩みもありつつ、センサーの色はあまり好みではありませんでした。
(よく見たままの色と言われますが、その通りなのかもしれませんね。だから味がない感じなんです)

今回は、
・G9のレンズキットを手放してソニーを拡充
・α7Sを手放してパナソニックを拡充
のどちらかの選択をしたくなりました。

現状維持でも良いのですが、なぜか大口径レンズほしい症候群を発症しまして、どちらかのフォーマットでf1台のレンズが欲しくなったんです。でも去年からずーっと財政難で追加購入は不可能な状況。

でもこの症候群が発症してしまうと毎晩毎晩マップカメラのサイトをウロウロして、いろんな方のブログのレビューを見てと、生活の大半をこれに時間を使ってしまいます。
(こちらもみなさん体験されているみたいですね、笑)

今回は「G9を残したい」と思ったんですね。というのも先日子供(幼稚園)の発表会があってG9+パナライカ12-60mmで4K動画撮影をしたのですが、これがまたキレイに取れたんですよ。α7RIIの4K+手ぶれ補正とは全然違う綺麗さです。やっぱり6.5段分の手ぶれ補正ってすごいのなんの。そしてレンズも良いんでしょうね。シャープでしっかり移ります。

またパナソニックは本体で4K動画から800万画素の静止画切り出しが可能ですから、写真も残せてよかったです。また内蔵マイクもいい感じでしたよ。

G9の動画撮影レビューは他にあまりないのでまたまとめて報告しますね。

ともかく子供のイベント撮影にはG9は欠かせないということになったんです。そしてレンジファインダータイプのカメラ好きとしてはソニーのα7シリーズのペンタ部がどうしても携行にジャマで。ということで思い切ってのリプレイスです。

α7Sは本当に銘機だと思います。今回2度めの購入でしたがライカM-Eがなければ残していたでしょうけど。本当は手放したくありませんが、趣味ですから撮影スタイルに合わせて機材を変えていくのは正しいことなんじゃないでしょうかね。

また趣味ですから使わない機材を手元においてくのも私的には好きじゃありません。もちろんコレクターの趣向がある人もいらっしゃるでしょうから否定はしませんが、私個人としてはカメラは使うものだけ手元においておきたいと思っています。

今後はライカとパナソニックのMFTで写真撮影と動画撮影を楽しみたいと思います。

1年はちゃんと使うぞ!とここで宣言しておきます。(一応・・・・笑)