iPad OS 16パブリックベータをiPad mini5で試してみた!レビュー

iPadOS16のパブリックベータをiPad mini5へインストールしたのでそのレビューをしてみたいと思います。

まず期待のステージマネージャですが、M1チップ搭載モデルのみ利用可能とのことで、iPad miniでは当然使えません。

このサイズでウインドウシステムがPCライクに使えるとすごく作業がはかどるのですが・・・残念ですね。

Macbookも現在は最小サイズが13インチですから、Macでもいいので、小さいサイズが希望です。

ステージマネージャが使えないとなるとこんかいのiPadOS16は残念ながら大きな機能のアップデートがないと言わざるを得ません。

コロナ禍からシェア機能を充実させてきているAppleの各OSですが、iPadOS16も写真の共有機能やどのデバイスでもFaceTimeを切り替えることができるHandoffなど、あれば便利だけど驚きの操作体験や作業環境が劇的に変化するような機能ではありません。

やっぱりステージマネージャがM1モデルのみ、というのが結構ハードルが高いなあという印象です。

iPad OSにして見た目の変化はロック画面の時計のフォントが変わったこと。それから純正の天気アプリが追加されたことです。

なぜ今まで天気アプリがなかったのか正確な理由はわかりませんが、iOSと同等の純正天気アプリが追加されました。

ただ、日本においてはYahoo!天気やウェザーニューズが有力な天気アプリだと思いますので、どこまで有効に使われるかはわかりません。

iPhoneと違ってiPadは見たいときにすぐ画面を見るようなデバイスではないので、天気アプリがあまり重要ではないとは思うんですけどね。

それ以外の機能はiOS16と同等となっていて、iPadOSならではのアップデートで感動するということはありませんでした。

でも細かい機能アップはいろいろあってiOS16と共通するところはあるけど、便利は便利なので使ってみてよかった機能を紹介していこうと思います。

マップのナビ機能の進化で喜ぶ人は多いかも

今回のiOS16やiPadOS16ではマップのナビ機能がアップ。ようやく経路の経由地を選べるようになりました。カーナビとしてiPadを使っていた人は便利になりそうですね。

とは言え、ナビアプリやGoogleMapのナビ機能では当然できてた機能なので、Appleのマップをナビとして使ってないという人は多いかもしれません。

でも私は純正アプリってやっぱりデバイスとの親和性もいいし、通知やiCloudによるデバイス間連携も充実しているので純正アプリ推しなんですよね。

ただ、途中経路指定をしてもその後の経路が期待どおりではなかったりと、カーナビとしてはやっぱりまだまだ進化していく必要はありそうです。

そう思うとカーナビはもちろん、GoogleMapって優秀なんだななってあらためて実感します。

ファイルは正常進化している

iOSやiPad OSはファイルのさまざまな操作ができるようになってよりPCライクに進化を遂げて、作業効率が劇的に向上しました。それから徐々にOSのバージョンが上がるごとに細かい機能追加がされてきて、今回もちょっとした追加がされています。

例えば画像ファイルの背景を削除したり、回転させたりなどメニューから簡単に操作できるようになっています。画像処理についてはファイル上でできることが増えているので、特別なアプリが必要なく、例えばブログにアップしたい画像を用意するためにすごく作業効率が高まっている印象です。これは積極的に使っていきたいですね。

iPadでブログを執筆して一番苦労するのは画像の編集だと思います。画像の編集についてはアプリなどもいろいろあってやりやすいですが、ファイルの取り回しはどうしてもPCに負けてしまいます。ファイルの操作がサクッとできないんですよね。

でも今回のiPadOS16ではそのファイル操作がまた進化してやりやすくなっていますので、なんとなくiPadでブログ書いてもいいかなあ、って気になってきます。

これはファーストインプレッションだけじゃ本当の機能を網羅できず、使いこなしもできないので、もう少し触ってみてまたレビューしてみたいですね。

iPad使いとしてはやっぱりファイルを使いこなしてこそ!と思うところはありますので。

ディスプレイのサイズ調整モード

ディスプレイの解像度を選択できるようになったようで、SplitViewなどウインドウサイズが小さくなると画面表示領域も狭くなるので解像度を上げてウインドウが小さくても表示領域を広げることができます。

ただ、iPad mini5ではこの機能を確認することができませんでした。

2018年モデルの第3世代iPad Pro 12.9インチはあるのですが、こちら使えないアプリが出たりすると困るのでまだiOS16はインストールしてないんですよね。なので、画面が大きな12.9インチなら解像度の変更ができるのかもしれません。

でもこれができればかなり便利だと思います。ますますiPad Pro 12.9が活躍しそう。

やっぱりステージマネージャ以外は特筆すべき機能アップはない

iOSと一緒の機能アップした細かいポイントは多いのですが、iPadOSならでは、ということであればiPadOS15で追加されたユニバーサルコントロールに続き、今回はステージマネージャということになりますね。

ユニバーサルコントロールは開発が難航したのかiPadOS15が正式リリースされてからもなかなか利用することができませんでしたが、今回のステージマネージャも同じような状況という噂もありますね。

iPadOS16がリリースされてからもステージマネージャの利用は年明けになるとか、そうしたことも考えられます。

でもM1モデルのみ対応なので正式リリースされても私は試すことができず残念です。

価格改定で値上がりもしたし、M1チップ搭載モデルは最安でもiPad Air 5の84,800円ですからね・・・。ちょっと高すぎ。

やっぱり価格的にはPCよりも安くして欲しいなあって思うのが正直なところです。まあiPhoneもPCよりも高くなってますけどね・・・。

噂によるとiPadOS16のリリースはiOS16よりも遅れるという話もありますから、ステージマネージャのレビューなども遅れるかもしれません。一部のYoutuberさんがAppleの許可を得て先行レビューもしてくるでしょうから、そちらもチェックしてみたいですね!