iPhoneにおすすめのモバイルバッテリーを探そう!

1泊の出張へ行くことになったのですが、荷物をなるべく減らしたい。通常出勤で使っているバックパックでそのまま出張したいということで、アダプタをもっていかずにモバイルバッテリーを持っていこうと思いました!

そこで、以下のデバイスを充電するべく、モバイルバッテリーを探したいと思います。

・iPhone13 Pro
・Apple Watch SE
・AirPods Pro(MagSage未対応)
・Android端末

まず私が持っているデバイスを充電するうえで、ポイントはAppleWatchとなります。AppleWatchだけは専用の充電方式となるので、専用充電器を持ち歩く必要があります。

iPhoneとAirPods ProはLightning端子で充電可能ですし、ワイヤレス(Qi充電)も可能です。iPhone13はMagSageにも対応してますね。

またiPhone13Proで使用しているSIMが従量課金の楽天モバイルのため、移動の新幹線内で使用するパケットは使い放題が可能なmineoもマイそくを使用しているAndroid端末も持っていきます。こちらバッテリーも5000mAh近くあるので、モバイルWi-Fi代わりにも使えて便利。

ただし、このAndroid端末はQi充電ができずUSB-Cのみです。ただし、使えないと困るというわけではないので、最悪充電が切れても問題ありませんから移動前に100%にして持っていけばいいかと思っています。

ということで、出張に限らず常に持ち歩いている、身に着けているこの3つのAppleデバイスを充電できるモバイルバッテリーを探します。

ポイントはケーブルを持ち歩きたくない、ということですね。ですから、条件は以下となります。
・ケーブルが内蔵されているもの
・またはQi充電が可能なもの
・AppleWatchに対応しているもの

一番の課題はAppleWatch対応というところです。AppleWatchだけは専用設計がないと充電できないため、これを条件に探します。

アマゾンでモバイルバッテリーを探す

Amazonで探すと、意外とAppleWatch対応のモバイルバッテリーがあることがわかります。ただし、いずれも中華メーカーっぽいところで、信頼性はちょっときになるところ。

唯一日本メーカーのCIOが対応製品をだしているため、こちらも候補となります。

また最近はAppleの公式オンラインストアでも取り扱いのあるアメリカのメーカーBelkinもチェックしたいです。

実際の性能はわかりませんが、Appleが自社オンラインストアで販売させているサードパーティー製品ですから、ちょっと気になります。

あとはAnkerですね。Ankerは最近家電量販店でも販売されている最近躍進しているメーカーです。

CIOやAnker、Belkinは他の無名メーカーよりも高めですが、モバイルバッテリーは劣化やふくらみなど、低品質の製品を利用すると結局短期間で使用することができなくなった、という口コミも見ますから、しっかり選びたいところです。

iPhoneとAppleWatchを充電するのに必要な容量

候補が絞れると今度はバッテリー容量を考えます。現在のモバイルバッテリーは5000mAhと10000mAhが普及の容量で価格もこなれています。

Apple製品の数艇的スペックは未公表のためバッテリー容量もAppleからは公式に公開されていないのですが、世の中には調べたい人がたくさんいてバッテリー容量もネットで公開されています。

当然有志による調査ですから参考程度にチェックしておきます。
iPhone13Proは約3000mAh
AppleWatchSE40mmは約240mAh
AirPod Proは約230mAh
合計で3500mAhです。

計算上では5000mAhのモバイルバッテリーでもそれぞれ1回以上の充電が可能な計算となります。
5000ー3500=1500
ですからね。

ただし、モバイルバッテリーからデバイスへ充電する際はロスが生じます。一般的には容量の7割前後が充電可能といわれていますから、5000mAhの7割は3500mAhとなり、結果、ぎりぎり1回分充電できるかどうか、ということになります。

そして次に充電スピードです。充電スピードはワット数で確認します。よくあるのは5Wですね。遅いですが、一般的に普及しているスピードです。

最近では7.5Wや10Wなど、さまざまな充電スピードが出せるモバイルバッテリーが増えています。

さらにモバイルバッテリー自身の充電スピードもポイントです。宿泊先でモバイルバッテリーを充電したいとなった場合、こちらは当然アダプタ必要にあるケース、ホテル備え付けのUSBコンセントで充電しますが、ケーブルが必要なのか、宿泊先でかしてくれるのかなども確認しておきたいところです。

AppleユーザなのでUSB-C to USB-Cは持ち歩きたくないですが、1本くらい持つ必要があるかもしれませんね。

ただ、iPhoneへの充電はケーブルなしで行いたいので、MagSafe対応を中心に考えたいと思います。

CIO ハイブリッドワイヤレスバッテリー

日本メーカーのCIOが企画したiPhoneのMagSafeとAppleWatchの充電の両方に対応した夢のような製品です。

クラウドファンディングで2740万円集めて製品化を行いました。

バッテリー容量が5000mAhで充電ロスを考えるとiPhone1回充電できるかどうかの容量ですが、モバイルバッテリーですから十分かなと思います。

私も、モバイルバッテリー買うならもうこれしかない!と思っていたのですが、なんとAppleWatchの対応OSが情報が定まらずなんとも難しい状況となっています。

まずこの記事執筆辞典で最新のWatchOSは9で9のマイナーバージョンもあります。私はBetaプログラムに参加しているのでwatchOSのバージョンは9.3となっています。

それでもAppleWatch Series 7のWatchOS 9 はいけるとかいけないとか、SEならOK、NG、UltraもOK、などWatchOS9でも充電できるものできないものと情報が錯綜しております。

またメーカー側からもWatchOSの更新をすると非対応になる可能性があると発表しているため、これは困ったな、と。

Appleの認証を受けていない以上、OSバージョンアップによる対応状況は変わってもしょうがないですし、それを承知で製品購入する必要があります。

レビューでは結構文句言っている人もいますが、OSが更新されたり、デバイスが変わって対応しなくなるものがあるのは当然です。純正じゃないんですから。

ということで、製品コンセプトはどハマりするのですが、OS更新によって充電できなくなるリスクを鑑みて選ぶのは避けました。

おしいなあ・・・。ホント。

Anker Magnetic Batteryシリーズ

AnkerからはMagneticBatteryという製品名のSeriesでMagSafe対応のモバイルバッテリーが販売されています。

価格は頭一つとびぬけていて、結構高額です。5000mAhクラスが6000円~6,500円ほど。10000mAhが8,000円ほどしますから、かなり高いと言えますね。

ただ製品としての安定感は抜群のようで、大きなトラブルもなさそうですし、家電量販店でも販売されるようなメーカーまで成長していますから、品質もいいと思います。

またスタンド付きのため、iPhoneを立てかけたまま充電することも可能です。

選択としては最有力なのですが、いかんせんモバイルバッテリーに7,000円、8,000円というのは個人的に高価すぎます。毎日使用するようなガジェットであれば少々高くても気に入った製品、品質がいい製品を選びたいですが、頻繁に使うものでなければなかなか高額なものは手が出しにくいですよね。

残念ながらAppleWatchのワイヤレス充電は非対応なので、USB-CのAppleWatch充電器などを別途用意する必要があります。

Belkin ワイヤレスモバイルバッテリー

現在ではAppleの更新オンラインストアでの取り扱いメーカーとなっているBelkin。それだけでなんとなく安心感がありますが、こちらはAppleの承認をうけている製品ではないようでです。

価格は6,000円で、実勢価格は4,400円程度。容量は5000mAhですから、容量的にはちょっと高いかなあという感じですが、Ankerよりは安価です。

各種口コミを見ても可もなく不可もなくといった感じで、価格はそこそこするが5000mAhなので、特筆すべきところがないといった感じ。

スタンドもついてますので縦置き可能となっています。

こちらもAnker同様iPhoneやAirPodsなどのQi充電対応デバイスのみ充電可能なので、AppleWatchは非対応です。別途USB-CのAppleWatch充電器を用意する必要があります。

Amazonで出品されている製品

Amazonを眺めている中華系と思われるメーカーが数多くモバイルバッテリーを出しており、品質的にどうなのかは疑問ですが、価格的には試してみてもいいかなあ、って思うものがいくつか出ています。中でも
iWALK
RORRY
のメーカーはモバイルバッテリー単体でAppleWatchのワイヤレス充電が可能で、さらにLightning単身ケーブルを内蔵しているため、iPhoneやAirPodsも充電可能です。

iPhoneやAirPodsはワイヤード充電となりますが、ケーブルがバッテリー本体に内蔵されているためケーブルを持ち歩く必要はありませんし、Lightningであれば安定した充電速度が見込めるため、ある意味「あり」な選択肢です。

今のところCIOのハイブリッドワイヤレスバッテリーのように充電可否がwatchOSのバージョンに依存するようなこともなさそうですので、結構便利に使えそうです。

また、価格も5,000円以下、タイムセールなどを利用すると3000円台でも購入可能なので、ちょっと試してみたいなあって思える価格設定にもなっています。