Surface Goシリーズと第10世代iPadを徹底比較!

2021年11月にAmazonで開催されたブラックフライデーセールで購入したSurface Go2 !

最上位モデルのSurface Go2 LTEにタイプカバーとサーフェスペンがセットになった3点セットが89,300円ほどで販売されていたので、前から欲しいのもあって購入。

後にも先にもこの3点セットで9万円を切るというのは個人的に見たことが無いくらい安かったと思い買っちゃいました。

同じようなデバイス構成となるiPad Pro 10.5インチモデルと、Smart KeyboardとApple Pencilのセットとの比較は依然やりました。

今回、10月に発売となった新型の第10世代iPadとこれまた新型のキーボード、Magic Keyboard Folio、そしてなぜか第1世代のApple Pencilの組み合わせ。

これ見た瞬間みなさん思いませんでしたか?「これSurface Goじゃん!」って。

現在Surface Goの現行モデルはSurface Go3ですが、Surface Go2もLTEモデルはCPUがcore-m3なのでまだまだサクサク動くマシンです。

キーボードカバーとなるタイプカバー付きで中古良品でも4万円程度で購入できるお店もあり、コスパ最高ですよ!
(じゃんぱらはSurface Go2 LTE本体だけで4万円台、それでもコスパ良いと思います)

対する第10世代iPadは本体だけで64GBのWi-Fiモデルの最低スペックでも68,800円。そしてキーボードカバーとなるMagic Keyboard Folioは38,800円。

この2点セットだけで107,600円と軽く10万円コースです。中古のSurface Go2と比べても倍以上の価格はするんですよね。さらにApple Pencilを追加すると14,880円にアダプタも必要なので追加で1,380円。

つまり3点セットにすると123,860円となります。

私が昨年買ったSurface Go2の3点セットよりも35,000円ほど高い。

Surface Go2のように128GBモデルはないですが、256GBにしようとするとプラス24,000円。セルラーモデルにしようとすると同じくプラス24,000円です。

セルラーモデルにするだけで私が買ったSurface Go2の3点セットよりも6万円も高くなる計算に!

とはいえ、あくまで型落ちのSurface Go2ですから、現行モデルのSurface Go3と比較してみましょう。

Surface Go3の最上位モデルはCPUがCore i3でLTEモデルにタイプカバーとサーフェスペンがセットになった3点セットで、Amazonの価格で133,540円です。

これだとSurface Go3のセットの方が高くなりますね。また、LTEモデルではなく、CPUがPentium Gold 6500Yのモデルの場合、85,580円ですが、この記事執筆時点で18%OFFの70,250円です。安いかも。

これにタイプカバーが12,980円のところ26%OFFで9,650円、サーフェスペンが12,980円のところ33%OFFの8,720円となっています。こちらは合計で88,620円となります。Pentium Gold 6500YはCore m3と同等のスペックですので、これは私が買ったSurface Go2のセットと似た価格ですし、スペックも同じです。
(ただし、LTEモデルではないので、私のSurface Go2 の方が便利ですけど、笑)

この場合は圧倒的にSurface Go3の方が安いです。もし定価なら111,540円で、新型iPadの価格に近くなります。それでもiPadの3点セットの方が1万円高いですね。

定価ベースなら同等のハードウェア構成で価格も近いSurface Go3のPentiumモデルが比較対象となりそうです。つまり、私が今持っているSurface Go2のハードウェア構成も同じように比較対象となるということになりますね。

まず使い方から見てみましょう。

今回の新型第10世代iPadにこちらも新型キーボードのMagic Keyboard Folioをつけると、そのスタイルはまさにSurfaceとなります。

iPadはデザイン上背面は平らになっていますが、このMagic Keyboard Folioを装着すると、Magic Keyboard FolioのiPad本体へくっつく方がスタンドとして機能します。

スタンドは無段階で調節可能なので、Surface Go2やSurface Go3と同様に好みの角度にして利用することができます。

さらに、このMagic Keyboard FolioはiPad本体への層ちゃう部分とキーボード部分を切り離すことができます。

これもまさにSurface Goからタイプカバーを切り離すのと同じですよね。つまりキーボードを分離することでタブレット本体のみで手軽に利用することができ(キーボードの分の重さがなくなるので文字通り手軽に使うことができます)、自立するタブレットとして動画視聴や読書、Webサーフィンにすごく便利なスタイルで利用可能となります。

また、キーボード部分はMagic Keyboard Folioもタイプカバーも11インチサイズに収めているため、フルサイズキーボードというわけにはいきませんが、タイピングするには十分のキーピッチが確保されていますし、ファンクションキーも備わっているので、すごく使いやすい!iPadもこれまでのSmart KeyboardやSmart Keyboard Folioはファンクションキーが無かったのでこれはありがたい仕様だと思います。

また、どちらもトラックパッドがついているのでマウス不要。Windowsはマウス必須と言っても良いくらいですが、現在のiPad OSもマウス必須と言ってもいいほど使用感が向上しており、キーボード操作をしている場合は画面タッチによるポインタ操作よりも、マウスやトラックパッドによるポインタ捜査の方が圧倒的に作業効率が高まります。

Magic Keyboard Folioもタイプカバーも大きめのトラックパッドが備わっているため、キーボード部分が小さくてもトラックパッドの操作に不足は全くありません。

また、キーボードは電源が必要ですが、iPadもSurface Goも独自の接続方式で本体から給電されるので充電も不要ですし、Bluetoothのようなワイヤレス接続設定も不要です。なんとも便利なキーボードです。
(だからこそ高いんですけどね)

OSの違いはともかく、本体とキーボードのセット、そしてキーボード部分が本体から切り離して使う利用方法など、Surface Goと第10世代iPadは全く同じと言えちゃいます。

ではスタイラスペンを見てみましょう。Surface GoはSurface Pen、iPadは第1世代ですがApple Pencilとどちらも専用のペンシルを用意しています。

価格も定価ベースでは近い価格となっています。ペアリングの仕方は違うものの、使い勝手はほぼ似ていると言っていいでしょう。個人的には書き味はSurface Penのほうが画面に吸い付く漢字で書けて好みです。Apple Pencilはペン先が固い樹脂なのので、画面にカチカチあてて書く感じでしかも滑りやすいので書きにくさはあります。

ですが、画面への描画性能はApple Pencilの方が精度が高い印象です。かといってSurface PenとSurface Goの組み合わせも決して負けてない描画性能だと思います。

電源方式は別で、Apple PencilはLightningによる充電とペアリング、Surface Penは乾電池です。乾電池はAmazonで安く変えて、普通に使ってても1年以上は持つので、Surface Penのほうが使い勝手いいです。

また、Apple Pencilの第1世代はペン本体に入力デバイスが無いので画面タッチ以外の機能はありませんが、Surface Penは側面とペンのお尻にボタンがあります。それぞれ機能を割り当てることができるのでこれまたすごく便利!

さらにどういう仕組みかわかりませんが、Surface Penで書いたものを消しゴム付きえんぴつやシャーペンのようにペンのお尻でゴシゴシすると文字が消えるんです。これすごくないですか?

第2世代のApple Pencilは側面をダブルタップすることでペンと消しゴムを切り替えることができてこれはこれで便利ですが、たま~に誤動作もします。

でもペンをひっくり返してごしごしするのは動作として絶対間違えませんし、シャーペンを使っていた人なら一度は絶対している動作なので全く違和感もありません。どちらかというと自然です。いやはや、Apple Pencilが大絶賛されていますが、Surface Penも本当に優秀なんですよ、ホント。甲乙つけがたい。

本体をチェックしてみましょう。いずれも本体サイズはどちらもほぼほぼ同じです。重さはSurface Go3の方が重いですね。500gを超えるか超えないかはちょっと気になる人がいそうですね。

第10世代iPad 248.6mm x 179.5mm x 7mm 477g(Wi-Fi)、481g(セルラー)
Surface Go3 245mm x 175mm x 8.3mm 544g(Wi-Fi)、533g(LTE)

ディスプレイもチェックしてみましょう。
第10世代iPad 10.9インチ、2360 x 1640(264ppi)
Surface Go3 10.5インチ、1920 x 1280(220 ppi)
ディスプレイ性能はiPadの方が画面も大きく、解像度も高い仕様となっています。ただ、正直Surface Go3でも十分な解像度を確保しているので、どちらもめっちゃきれいです。