X-Pro2手放した顛末の備忘録

X-Pro2 短い間だったけど ありがとう

FujifilmのXシステムをお迎えして2ヶ月程で全て手放してしまいました。いえ、決して合わなかったわけではないんです。じっくり付き合っていこうかなとは思っていたんです。

でもまた例の悪い病気が出てしまいました。

もともとLeica M-E Typ220を手放すことでレンズ交換式カメラのマウントをフジのXにしようと決めていました。

フジは以前から何度か使ったことがあるため、出てくる絵は好きですし、クラシッククロームとかアクロスとかのフィルムシミュレーションも好きです。(ProNegも好き)

最初はX-E3とXF23mm F1.4、XF56mm F1.2というボケボケの写真を狙って大きめのレンズも一緒に導入し、結局X-E3では満足できずちょっと無理してX-Pro2と入れ替えたりして、これからゆっくり馴染んでいこうと思っていたのですが・・・。

FujifilmのXをお迎えした理由を思い出す

ちょっと振り返ってみましょう。もともとLeicaのM-Eが中古でも35万円ほどの身の丈を超えた買い物だっただけに、それが壊れてしまったときの損失を思うとそのプレッシャーに耐えきれず、マップカメラの保証がある1年だけ使って手放してしまいました。

Leica M-E 手放しました

初めてのM型LEICAは思ったよりも手に馴染み、すごく使いやすくて、間違いなく持っていた1年間はどのカメラよりも使いました。

ただ、レンズがVoigtlanderのNOKTON 40mm F1.4でLeicaのレンズを合わせることができなかったのが今思えばコンプレックスになってたと思います。

35万円がイキナリ0円になってしまったら、レンズをLeicaにしてボディはミラーレスでいいじゃん、そんな思いからM-Eを手放す決断をしました。(たぶんそう思ってたんだと思います。)

M-Eを手放す際、やっぱり代わりが欲しい。レンズが大事だからボディは普通でいいよね、とSONYのαかフジのXか迷って、スタイルとフィルムシミュレーションでフジのXで行こうって決めたんです。

そして最初の構想通りとは行かなかったものの最終的にはレンジファインダースタイルのX-Pro2を導入して、Color Skopar 35mm F2.5も買い、マニュアルフォーカスも楽しむぞ!と思って練習もスタートしてたんですよ。

結局X-Pro2やXF23mm F1.4、XF56mm F1.2はほとんど実戦デビューすることなく手放してしまいました。

カメラ持ち過ぎ それがストレスになる事も?

最近思うのはカメラ持ちすぎってこと。よく他のブログの方も「突然カメラを断舎離したくなり、マウントを移行した」「思い切って整理した」という記事を見かけますが、ワタシはそれがよくあります。

特にいま持っているSONYのRX1RとLeicaのX Typ113のコンデジが高いのに、焦点距離も35mmとかぶっているのに、どちらも手放せないでいること。

同じ焦点距離ながらレンズもセンサーも全然違う性格なので、どうしても手放す踏ん切りがつかない。

でもそれだけでカメラを2台持つことに。さらに子供の幼稚園や学校のイベント用にPanasonicのGX7MK2もありますから、これだけで3台。ちなみにセンサーにゴミがついてて売れない(買い取ってもらえない)フジフィルムのX100が1台と合計4台あります。

そこへさらにメインのシステムを入れるとなると合計で5台。5台カメラがあっても実際そんなに使わないなからもったいない!という気持ちがどんどん膨らみます。

ああ、こんなことならRX1RとX Typ113を買わず、M-Eを売らずに持っておけばよかった・・・。と現在激しく後悔しております。M-E、ちゃんとCCDも交換されたもので今思えばなんで手放したんだろう。

おっと、備忘録のハズが愚痴になってしまいました。

とにかくこのRX1RとX Typ113がどちらもいいので手放せないけど、どうにかしたい、という思いがふつふつと湧いたのですが、結果的にX-Pro2とそのレンズたちを手放すことになりました。

X-Pro2とレンズたちを手放した理由は・・・

そもそもなんでフジのXシステムを一式手放すことになったのか・・・・。

そう、記事冒頭の悪い病気・・・マウント移行です!!(またかよ・・・・)

僕が悪いわけじゃないんです。マップカメラさんが悪いんです!(言い訳)

最近M-Eを手放したことを結構後悔していました。もう一生変えないのにねって。で、最初の構想通りLeicaM-Eと手放す代わりにX-Pro2をマニュアル撮影で使ってみて良さそうならレンズをちょっとずつ物色したりしてスローカメラライフを贈ろうかなあと。

ところがX-Pro2とColor Skoparを組み合わせて使ってみて思ったのが、「X-Pro2じゃLeica Mの代わりにならない!!」でした。

これだとたぶんSONYのα7系を使ってても同じだったかも。マニュアルフォーカスをピーキングでピンと合わせるのって慣れていたつもりだけど、一度Leicaのブライトフレームに二重像でピントを合わせる撮影スタイルを経験すると物足りなさすぎです。

コンデジの場合はライブビューによるピークングでのマニュアルフォーカス以外選択肢がないので割り切れるのですが、Mマウントレンズをあえてライブビューで使うのってどうなの?って思いがあり、Leica Mが急に恋しくなってしまいました。

マップカメラの激安セールが・・・

そんな思いが湧いてきた矢先、マップカメラさんですよ。僕の思いを知ってか知らないでか狙ってたかのように在庫整理のセールが8月にありました。

このセールはメインが「Leica」です。Leicaのボディもレンズも中古夜市以上に安くなっています。並品なんてほんとびっくりするくらい安くなってます。

ここでLeica M8.2やElmarit28mmがかなり値引きされているのを見てまず乗り換えしたい病が発症します。ああ、Leica M欲しい!でも資金的にはM9やM-E、最近は同価格帯まで落ちてきたM Typ240も手が届かない。でもM8ならなんとか。

でもFujiのXマウントを導入したばかりだし、M8ってAPS-HだからAPS-CのX-Pro2とセンサーサイズは変わらないし、なんならカメラとしてはX-Pro2のほうが使いやすいんだからと、このセール期間は乗り切りました。

ただマップカメラ内ではかなり安くなったM8.2を逃したのはちょっと心残りもありました。なんと予備バッテリー付きでしたから。

そこからまたM型欲しい病が発症します。日々M系のカメラをネットで調べることに。でも予想はしていました。「10月の増税を控えてぜったいまたセールするはず」

案の定、9月中旬にその日はやってきました。ああ、また在庫一掃セールです。もちろんLeicaがメインで8月の時以上の割引です。開催期間は予想2日間。その予想はずばり的中しました。

初日は8月よりもM8.2が5千円ほど安くなっていたのですが、フジのXマウント一式を手放しても追金が3万円とちょっと迷います。そこまですることも・・・と一旦は見送り。これがさらに下がったらいいなあって。

2日目、なんと昨日のM8.2がさらに2万円強下がってセールに出てたんです。これで追金は1万円を切ることに。しかも予備バッテリー付き。これはもう買うしか無いっしょ!と以前M8を手に入れてすぐ故障したというトラウマもあるけど、故障の際はマップカメラはすぐ対応してくれるというある程度の安心感から今回M8.2を導入することになりました。

X-Pro2ちょっとの間だったけどありがとう。

今後はメインをM8.2に

ということで再度お迎えすることになったLeicaM。今回の8.2で一応3代目のM型Leicaとなります。

レンズは今持っているColor Skopar 35mm F2.5でしばらく行きます。

本当は値段的にTyp113と入れ替えることができるElmarit28mmの3rdか4thを狙っていたのですが、もうちょっとTyp113と付き合ってみようかなって思います。買ってまだ半年もたってないので、せっかくだからじっくり付き合ってみようかな、と。M8とも比べられて楽しそうですしね。

今まではボディを買うとレンズも揃えなきゃって思ってたんですけど、今持っているレンズでとりあえずMを楽しみつつレンズの勉強もしてみます。そして、RX1RやX Typ113の保証切れや今後の使い方を「今回はじっくり」と考えてまたマップカメラで激安セールがあればレンズと交換しようかなって思います。コンデジはいつかボディがダメになり、そうなるとレンズも当然使えないので、レンズと交換できるならしてもいいですよね。
(年末年始はセールありそうでしょ!?笑)

ということでM-Eを売った金額よりもちょっと安くM8.2をお迎えすることになり、精神的にもちょっと強くなったのでまたMを楽しもうと思います。

ちなみにセンサーはAPS-Hでフルフレームの1.33倍。35mmは46mmくらいになるので、いいと思います。センサーサイズは気にならないかな、たぶん。IRカットフィルターは39mmのが無いのでしばらくは無しで撮影します。

ということで、X-Pro2を手放した顛末でした。一応自分向けの備忘録です・・・・。

もうすぐ届くかな・・・・。よろしく。