α7C ライカMマウントレンズ

α7Cを新品で予約してまで買った理由のひとつ、それがLeica M型ボディの代わりとして活躍してもらうこと。

最新のM型ボディ(M10シリーズ)は100万円超えるプライスタグがついており、「車買えちゃうんですけど・・・」というレベル。おいそれとは買えません。(中古は50万円後半)

M10の前モデルとなるM Typ240も中古でようやく30万円台前半まで値落ちがしていますが、α7Cなら新品で20万円。しかも静止画も動画も超高性能!

ペンタ部分がないそしてボディの左上にEVFがあるレンジファインダースタイルなので、まさにM型ボディの代わりになるじゃないですか。

ということで、まずはレンズを合わせてニヤニヤしてみます。

α7CにMマウントレンズは似合うのか?

結論。似合います。でもLeicaのM型ボディにはかないませんけど。

以前使っていたペンタ部があるα7RIIでも似合うんですけど、もともとMマウントレンズはスタイリングとしてレンジファインダースタイルの四角いカメラボディに似合うんですよ。

ちなみに各レンズ試写はしているのですが、室内で子供の寝顔のまつげにピントを合わせて撮影したので、今回はありません。作例はまた外出時にでも。

ちなみにレンズアダプターは2,500円くらいのK&F ConceptのL/M - NEXアダプターです。剛性もいいし、価格的におすすめですよ。

予算があればVoigtlanderのヘリコイド付きアダプターがいいと思います。最短撮影距離が短くなるので。

α7C+ELMARIT M28mm F2.8

どうですか?かっこいいわ!!ほんと。

純正の角型フードもあるんですけど、それをつけるとちょっとかっこ悪い。α7Cの方がM8よりも背が低いので、アンバランスにはなるかな。

α7Cで写しても開放からシャープに写るので、今度お外で試してみたい。

ただ、α7Cでフォーカスリング回すのは結構なれが必要かも。ボディが小さいので、フォーカシング中にボディをホールドするのがちょっと難しい。

周辺減光がありますが、28mmなのでそんなに違和感ないかな。個人的には問題ないです。

α7C+NOKTON 35mm F1.4

こちらはレンズが短いのですごくマッチしていますね。アダプタ分のボリュームが有ってもサイズ的には全然OKです。持ち運びしやすい。

いや〜、レンズの値段はELMARITの半分以下ですが、こちらも似合いますね。かっこいい!

このレンズは開放F1.4〜F2まではピントの山があるのかないのかわかんないくらいほんわりして写ります。良く言えば味があるというのか。

α7Cの拡大表示でピーキング使って撮影してもバッチリピントが合う感じしません。このレンズ個体の問題なのかな?

ところがF2.8まで絞るとめっちゃシャープに激変します。ピントもバッチリ、解像感もバッチリ。癖がってお気に入りのレンズです。

周辺減光はELMARIT M28mmよりも大きいです。ちょっと気になるレベルかも。α7RIIよりも大きい気がするんですけど、同じフルサイズセンサー、同じEマウント、同じアダプターでそんな事ってあるんでしょうか?

でもオールドレンズっぽくていいと思います。(NOKTONはオールドレンズではないけど、設計的にオールドレンズを意識している)

α7Cはマニュアルレンズの母艦として完成されている

初代α7が発売された頃はオールドレンズの母艦としてすごく人気を博したと聞きます。おそらくSONYの開発側もある程度オールドレンズ(マニュアルレンズ)が使われることを意識してると思うんですよね。

α7Cはそのスタイルも含めてオールドレンズをフルサイズセンサーで使えるカメラとして完成されているんじゃないでしょうか。

・フルサイズのセンサーサイズ
・細かい焦点距離の設定が可能な手ぶれ補正
・ピーキングや拡大表示のフォーカシングアシスト
・EVF、背面ディスプレイ、どちらでも撮影可能
・動画も撮影可能

これまでα7シリーズでオールドレンズやマニュアルレンズを使用して撮影したことがある人ならいつもどおりの設定が簡単にできるので、なんの違和感もなくマニュアルレンズを使用することができます。

人によっては周辺減光は気になると思いますが、そこは味として楽しめば良いのではないでしょうか。趣味ですから。

M8(M8.2)って普段センサーサイズを気にして撮影しないのですが、APS−Hなので焦点距離が1.33倍になってるんですよね。

なので、これでELMARITが焦点距離通り28mmで撮影できるボディを手に入れた、と。テンション上がりますよ!

とりあえず今日はレンズ合わせてみただけなので、今度の外出時に撮影をいろいろ試してみようと思います。